こんにちは、葛下です。
やっと気温が落ち着いて来ましたね。
3月の後半から4月に掛けては大変でしたよ。
オヤイデ電気は制服が、ポロシャツ・ジャンバー・ダウンジャケットの3種類なんですが、
この3種類を日替わりで着替えると言う、奇々怪々な日々でした。(笑)
さて今日は電話線のお話です。
よく「電話線下さい」って言われます。
そんな時我々は、「モジュラーケーブルでよろしいですか?」
とお聞き致します。
すると5割ぐらいのお客様は
「???」って顔をされます。
そしてさらに
「6極何芯ですか?」
とお聞きしますと7割のお客さまが
「????」
さらに
「結線はストレートですか?クロスですか?」
9割のお客様が
「?????」
となります。
そこで今日はモジュラープラグの種類と選び方についてまとめて行きましょう。
まずはモジュラーケーブル。
これです。
知ってますよね!
先っぽの端子がモジュラー端子と言います。見た事無い人いませんよね。
名前、憶えてやって下さい。
実はこのモジュラープラグも何種類かあるのです。
極数と実際に使用するケーブルの芯数の違いです。
・6極2芯
最も一般的で、家庭用電話・FAXの回線への接続・モデムの接続・デジタルテレビの回線用のケーブルとして用いられるタイプです。
一般家庭で使うケーブルであればこのタイプで十分です。
・6極4芯
内線などに使用するビジネスホン・多機能電話等に使われます。
・6極6芯
家庭用電話機とドアホンを接続する時に使います。
が、現在は殆どワイヤレスなのでほぼ使用されません。
・4極4芯
6極タイプよりも幅が細く、電話機と受話器をつなぐカールコードに付いてるヤツです。
コイツもワイヤレス電話の普及により、かなり出番が無くなった事でしょう。
可哀そうに…
さて、先にも述べたようにモジュラーケーブルは結線が2種類あります。
ストレート結線とクロス(ロールオーバーとも言う)結線とがあります。
見分け方は両端のプラグを同じ方向に並べて見て同じ色の芯線が結線されてるのがストレート
わかりますか?両方左から黒・赤・緑・黄色になってますね。
逆に双方が対象になっているのがクロス結線です。
間違えやすいのが線を伸ばした状態で両端のプラグが上下同じ方向で取り付けてあるのはクロスです。
ストレート結線であれば両端のプラグは上下逆になるのです。ややこしいですけど…
ただ、クロス結線を使わなくてはならないケースはビジネスホン等で、しかも特殊な端末だけなので、大抵はストレート結線で大丈夫です。
ましてや一般家庭ではまずクロス結線は使いません。逆に家庭用電話は極性がないのでクロス結線でも使えます。
なので、何を買えばいいのかと言いますと、大は小をかねて
6極4芯のストレートケーブルを買えばほぼ間違いなく使えます。
だったら我々も、いかにも一般のご家庭で使用されるであろうお客様に対して、
「6極何芯ですか?」とか「結線は?」等、混乱させるような事は聞かなきゃいいんですけどね…
まあ…一応…確認するのが仕事ですから…(汗)
あと、線材だけを買って自分でモジュラープラグを取り付けようと思っても、値段が高い専用工具が絶対必要になります。
もちろんケーブルだけでも販売しております。コチラ
プラグ付きのケーブルが必要な場合は遠慮なく言って下さい。その場ですぐ加工致します。
簡単な作業ですのですぐお渡し出来ます。但し、本数によりますよ(笑)
ではお待ちしております。
葛下でした。
秋葉原直営店
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