オヤイデ電気の楽器、DJ、エンジニアなどのアーティスト/クリエイター向けの製品ブランド『NEO』
ありがたいことに、今や国内外プロアマ問わず、多くの方々にNEO製品をご愛好頂いています。
直近では、昨年4月に7年ぶりのインストゥルメンタル用ケーブル『Ecstasy』や、マイク&ラインケーブルの新シリーズ『INNOVATOR』を発表しました。
そして長年皆様からご支持頂いていた『Force'77g』が生産完了になったりと、ラインナップも変わってきましたので、ここらで現在のオヤイデNEOケーブルを一挙紹介します!
Ecstasy Cable
『本能を揺さぶる、刺激を超えた絶頂快楽』
『全てを拘り尽くしたハイエンドケーブル、それがEcstasy』
ギターリスト/ベーシストが、本能的に求めている"快感"にテーマを当てた本作、オヤイデ電気が長年培ってきたノウハウの全てが詰まっています。
その特徴が『現代の音楽シーンに合わせた高解像度』『楽器特有の芳醇な倍音成分を出力』
それらに加えて、『レスポンスの良さ』『塊のような抜けるサウンド』が魅力です。
構造的には、新たに開発された『精密銀メッキ導体』を使用し、オリジナルのフォンプラグ『P-275EX』を採用。
このプラグ独自の銅メッキを採用していて、楽器特有の深みや表現力を損なわない個性を創り出し、また耐酸化や耐塩素にも優れていているので、野外での使用にも置いても安定した性能を誇ります。
そしてハンダは、数十種類から厳選された小島半田製作所の『HMX-Pb113』を採用。
これはヴィンテージのハンダの成分をデータとして解析したハンダで、倍音成分が豊かでガッツのあるサウンドが特徴的です。
これらの要素によって生まれた『Ecstasy Cable』是非お試し下さい。
数々のアーティストからもご好評頂いています。
それらのコメントを専用ページにしていますので、そちらもご覧下さい。
QAC-222G
『圧倒的なスピード感と透明感のあるクリアなサウンド』
『高解像度広レンジから放たれるモダンなサウンド』
バンドアンサンブルにおいて、存在感と個性の確立は大切な要素です。
それらを踏まえた上で設計された『QAC-222G』もオヤイデNEOのインストゥルメンタルケーブルの顔と言っても良いでしょう。
魅力的なのが、まずそのスピードです。
プレイヤーの意図するニュアンスを遅延なく伝達する事が可能です。
そしてワイドレンジである事も見逃せません。
低域は程よく締まり、中高域にかけてのクリアなサウンドは絶品です。
ギターリストのみならず、ベーシストにも愛されるレンジの広さです。
構造的には、完全国内生産による最高クラスの第一種OFC「C1011」導体に、「アニール処理」(内部歪み等を熱拡散により解消させ、音の歪みを除去し自然な音にする処理)を施したものを採用。
プラグには専用に設計された『Bullet』を採用。
名の通り弾丸をモチーフにしたプラグデザインで、金色に輝くカバー部がステージにおいても一際存在感を放ちます。
G-SPOT
『楽器本来のサウンドをストレートにアウトプット』
オヤイデ/NEOのベストセラーインストゥルメンタルケーブル『G-SPOT』
ハイファイ感は少なく、楽器本来のサウンドをそのままに、太く、腰の据わったサウンドが魅力です。
リフやコードに重みを付与し、よりガッツのあるサウンドになります。
そして一見して特徴的なのが、「ケーブルの柔らかさ」とその「独特なカラーリング」です。
構造の部分にも繋がってくるのですが、シースには『軟質PVCシース』を採用していて、柔らかく取り回しが良好です。
Liveなどのステージングにおいても、演奏の妨げになりません。
そしてケーブル内の芯線と一緒に補強材として『アラミド糸』を入れています。
これにより、ケーブル本体の断線にも強くなっています。
「現場での使用」もしっかりと考慮し、デザインされている事が伺えます。
その良好な取り回しを活かして、パッチケーブルにも最適です。
複雑なシステムにおいても、しっかりと役割を果たしてくれます。
そしてハンダには、『Kester44』を採用。
楽器本来のサウンドというコンセプトにおいて、多くの楽器やケーブルに使用されているKesterは、ワイドレンジではなく、解像度も決して高くはないものの、ガッツのある中低域が特徴です。
このクラシックなトーンがアンサンブルにおいて、実は使いやすかったりします。
PA-02 V2
『レコーディング、ミックス、さらにはマスタリングまで、
その全てを高次元で表現する』
ここからはマイクケーブルの紹介です。
まずは美しい藤色が特徴的な『PA-02 V2』
音の正確なピッチ、倍音、EQ、ダイナミクス、これらは音楽を生み出すために必要な要素です。
それらの情報全てを「そのまま」に伝送し、音本来の輪郭や定位を出力するのがPA-02 V2の特徴です。
まさにクリエイターの為のケーブル。
ボーカルマイクとしても優秀で、声のテクスチャや豊かな倍音を「そのまま」ストレスなく伝送します。
楽器用ケーブルとしては、その特性上、ベースやアコースティック楽器のライン出力と相性が良く、低域は程よくタイトに、高域はナチュラルな煌びやかさが特徴です。
モニター用途としても相性が良く、オーディオライクとは言い難い部分もあると思いますが、「分離感」「定位の把握」「空間の拡がり」音の一つ一つが可視化され、作業性に大きく貢献します。
様々な用途に対応すべく、PA-02 V2 seriesはアンバランス/バランス両方に対応したラインナップしています。
QAC-222
『存在感のあるサウンド、広域にわたる表現能力』
QAC-222Gが楽器向けにチューニングされたケーブルとするのであれば、対をなすQAC-222はマイク向けのケーブル。
個としての主張は強すぎず、どの帯域の存在感も損なわない正確性とワイドレンジを実現。
低域はしっかりとした厚みがあり、中域に音がフォーカスされた音色が特徴で、高域はナチュラルな印象。PA-02 V2と比較するとハイファイ感やレンジの広さはやや劣りますが、それが使いやすい理由にもなっています。
特にドラムの太鼓周りのマイク録りと相性が良く、程よいレンジと中低域の腰の据わったサウンドが、アンサンブルに一体感を創り出します。
もちろん楽器用途でも使用可能で、超高域の痛い部分がマイルドになり、作業性の良い使い易いサウンドが特徴です。
こちらのQAC-222 seriesもアンバランス/バランスの両方に対応したラインナップを用意しています。
INNOVATOR
『次世代の音楽制作を支える核心的プロダクト』
『90年代ハイエンドスタジオを彷彿とさせる、独自の世界観』
ハイエンドオーディオを展開してきた「aet」との共同開発によって昨年誕生したのが『INNOVATOR』
次世代の音楽制作を支え、よりハイレベルなユースに対応したケーブルを目標に掲げ開発が行われ、音楽制作、レコーディング、ライブ、現場での楽器演奏、その全てのレベルを引き上げます。
INNOVATORの音色を語る上で1番の特徴としては、「90年代のハイエンドスタジオを意識している」点です。
このコンセプトが音色にもしっかり反映されていて、どこか懐かしいようなノスタルジーを感じることができます。
解像度や明瞭さは高水準でありながら、高域が柔らかいのが特徴的で、
低域は十分な量感がありますが、膨らむ事なくスムースです。
これによりベースなどの楽器とも相性が良いです。
またこのケーブルのもう一つの特徴は、その柔軟さです。
ライブなどの現場において、ケーブルの取り回しのし易さは、大変重宝されます。
インストゥルメントはもちろん、同期音源との相性も良く、特に現場で多くのチャンネルを扱う用途に最適です。
昨年発売した事もあり、まだまだ情報の少ないケーブルではありますが、その分様々な可能性を秘めてもいます。
次世代の音楽制作を支えながら、次世代のクリエイターと共に成長していくケーブルなのかもしれません。
長くなりましたが、今回は以上です。
しかし、まだまだ他にも紹介しきれなかったNEO製品が御座います。
次回はそれらの製品をご案内致しましょう。
以上、三浦でした。
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