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2019年6月29日土曜日

『売り文句は解るけどさぁ…一体どうなのよ!』 見せます、新人スタッフの楽器ケーブル事情。


皆さまおはこんばんにちは。

この挨拶が定着して良いのかどうか疑ったままブログを更新し続けて早nヶ月目。ちなみに私はおついちさんの動画が好きで観させて頂いております。
小倉です。

はてさて、ブログデビュー当初から続いたエフェクターにアース線シリーズ
がついに完結しまして、次の記事への思案も色々と進めているものの、ここ最近皆さんのお陰もあり店舗の仕事の方も忙しくなって参りまして。

 なので少し今回は省エネなブログですが息抜き程度に読んでいただけましたら幸いです。





 我々は勿論線材屋、もっと言えばそれ以前にものを売り、皆様に良いものを提供していく人間でありまして。
 でも皆様からしたら『やたらこれ良い、これも良いと勧めてくるけど、そういう貴方はどうなのよ!』ってところだと思うんです。特に産業面ではなく趣味として楽しんでいらっしゃる皆様に関しまして。

 なので今回は実際自分が使っているこれらのケーブルをば。

 少しご紹介していこうと思います。

 入社一年ちょいのまだまだ新人ゆえ、自分のケーブル構成もまだまだ大したことない無いため、逆に『最初どんなんからいけば良いの?』ってところにも多少出来たらな、と。

 まずはギター周りから。
 自分が信号線で使っているのは主にこの5種類。


エフェクターまでの入力にmogami 3368Force'77G、出力側にQAC-212(ディスコン品ですすみません…)、QAC-222、あとは弊社で取り扱いが無いのですがSOMMER CABLE社のColonel Incredible3種類。

 この組み合わせをやるバンドであったり録る曲のジャンル等によっても使い分けています。一番自分が好きな音が出るのがForce'77G+QAC-212、その他色々オールラウンダーに使いたい時、いわゆる王道的な音にしたい時は入力を3368にする事が多いです。

 あとオヤイデケーブルを愛用している方からすると出力側の QAC-222が『何でGじゃ無いの??』というところだと思いますが、これはある意味 QAC-222Gとは全く別の方向性を持たせたくて使っています。
 QAC-222Gですとワイドレンジ、倍音も綺麗なケーブルにはなりますが、それに対して QAC-222だと大分すっきりした音になります。なので逆手にとってギターボーカルのバッキング等、個人的にはあまり前面に出さない音だと逆に相性が良いと個人的に思うこともあったりします。
 また、オルタナ等々のあのジャキジャキと刺さるような音を出したい場合も、このすっきり感と、またうまく高域をが刺すように作りやすい気がします。ただ、やり過ぎるとライン録り等の場合後々切ってもまだ痛い、みたいな事にもなりかねないので上手く使ってあげてください。笑

 また、これら結線方法でちょっと小ネタが仕込んであったりするのですがそれは店頭でお話ししましょう。笑

さて、次にギター周りの電源編。
エフェクターボード用、アンプの電源用と使っているのはこの2本。


 弊社で取り扱っている電源ケーブルの中でも比較的新しい二本ですね。
 白い方がエフェクターボード用メガネケーブル仕様のACROLINK 7N-PC4020 Leggenda。奥がアンプの電源用で、お馴染みAXIS-303

 LeggendaにはP-004NTとFURUTECH社製FI-8N(R)が付いています。この組み合わせでエフェクターボードのメガネ型電源を取っておりますが、作った当初の音の印象は、料理に例えるなら懐石料理のような。予想以上にギターにしては薄味且つさらりとした音になってしまったのですが、エイジングも進み、これはこれで慣れてくると扱いやすい音になっているので、今のところは変える気も無く気に入っています。

 それに対してAXIS-303には弊社のフラッグシップモデルのARMOREDシリーズであるAP-004、インレット側にはFI-C15 NCF(R)を付けています。アンプ用であるため中域狙いでプラチナ+パラジウムメッキであるAP-004を使用し、インレット側はアンプ以外にもラック内等でも使いたかったため比較的コネクター筐体の小さいもの、ということで選んでいます。こちらはおおよそ狙い通り、中域の表現も良く、尚且つ空間系エフェクトの質感も良く出るような感じでこちらも気に入っています。

そして何よりどちらもハイエンドなオーディオ用電源ケーブルでありながら、取り回しが比較的良いため、スタジオ等々に持ち運んで使うにも良いケーブルではないかと思います。

 あとギターで自分が使っている相当変わり種なものがこちら。
 いや自分でも作った後で
『何だよこれ!!!!』
 とひとしきり笑った一品なのですが。
 
 こちら、ケーブルにOR-800を使用したTS-TS仕様のアンプ用スピーカーケーブル

 もちろんこのプラグを付けているということは、これをスタックアンプのヘッド→キャビネット間に使うということです。
 通常、こちらのケーブルはケーブル単体の切り売りは無く、バナナプラグ、Yラグ端子のついた完成品としてのみ販売しているのですが、自分はたまたま端尺の中から見つけまして、なんというかマッドサイエンティスト的な精神が働いてしまいこんな太刀魚みたいなケーブルを完成させるまでに至りました。
 ちなみに今も何本かこの端尺が出ていたと思います。興味のある方は店頭で実物を確かめてみてください。笑

 明らかに太い分迫力も出せますが、かといって思ったほど低域が出過ぎるような事も無いので、取り回しは滅茶苦茶大変ですがこれも変える気はありません。ちゃんと持ち出して使っております。この太刀魚を。

 ギター周りに関しては自分の主な部分はこんな感じでしょうか。
 加えて自宅でのみ使っている部分も少し紹介していこうかと思います。

 こちらシンセ用のミキサー周りです。
明らかに目立つのはやはりこの白と緑のd+ ClassBシリーズ。シンセ二台からここへ来る部分を二つともd+にしています。理由としては音質の面も勿論ありますが、自分はこのd+を中村圭作さん(kowloon,stim,toe,木村カエラ,ホテルニュートーキョー)リスペクトで入社前から使っていました。
 弊社のケーブルは比較的色や見た目の部分もそれぞれすぐわかるようなものも多いため、こういったリスペクトやフォロー感を出しやすい、というのもなかなかケーブルを選ぶ面としてなかなか楽しい部分ではないでしょうか。ちなみに先程のギターのところで使っているForce'77Gをエフェクターの入力部で使う、という点も辻友貴さん(cinema staff,peelingwards)由来だったりします。今となっては日々使っていただいて感謝を伝える立場となった訳なのですが、そうしてご愛用頂いているプロの方々は勿論、一般のお客様にも日々『なるほど!!!』と思わせられる使い方があったりで、それをフォローしていくことでも日々楽しませていただいております。

 このミキサーからの出力は先程も登場したQAC-212(再三になりますがディスコンですごめんなさい…)で伸ばしたのち、宅録用のラック機器の部分に入っていきます。

短いですがラック内の配線がこんな感じ。
 一番下がインターフェースになっており、先ほどのシンセからの信号が入っています。
 一番上がマイクプリアンプであり、マイクからの信号や、楽器のLINE録りの信号が入ってきた後、弊社の最新ソルダーレスケーブルで繋がれて据え置き型のエフェクターに入ります。ラック内の配線としてもプラグが小さいため録り回しが良いですね。もっとたくさんのラックエフェクター等々で組む場合にも、ソルダーレスなのでサクサクパッチケーブルを作って組んでいけるかと思います。

 そしてその据え置きエフェクターから伸びる青い線。楽器を主としている方はもしかしたらあまりなじみのない線材かもしれません。
 こちら、弊社のフォノケーブル用線材PA-2075で配線しております。
 本来はこういったラインケーブルに使うような特性では無いため、あまりこういった使い方をされる事は無いと思います。
 
 では何で使ったか?と言いますと、もともとここをTUNAMI TERZOで配線していたのですが、インターフェースを今のものに変えた際に流石に太くて取回せなくなってしまったため、それに代わるある程度取回せるものを探していました。しかし、TUNAMI TERZOのクリアーさ、さらに据え置きエフェクターでリバーブをかけたときの広がり具合は気に入っていたため、何とかせめて『102SSCな部分だけでも…!』と思い色々悩んだ結果、102SSCで且つ3E撚りを採用し、丁度良くステレオで繋ぐにも平行に二本一芯シールドがくっついている(正確には2本の真ん中にアース用の線が付いています)ケーブルであったPA-2075実験的に使ってみることにしました。そうしてそのまま今に至るわけですが、TUNAMI TERZO程のクリアー感や広がりはないものの、高解像度な部分や表現力は十分感じられたため(あくまで一個人の感想です)そのまま使っています。

 そうしてインターフェースに入った信号は、
自分の場合はd+ USB Class Sで繋いでPCへ入力しています。
 その他d+ USB ClassBも所持していますが、そちらを持ち運び用のインターフェースにして、自宅での作業用にClass S、と使い分けています。ここに良いケーブルが欲しくなるのは音質の面も勿論ありますが、やはり動作の安定の面でも良い線を使うことが重要になってくるため、自分はデジタルケーブル部分もこだわりが重要と考えます。




 如何でしたでしょうか。自分のケーブルの楽しみ方としては必ずしもセオリー通りでなかったり、変わり種、もっと言って変な部分もあると自覚はしています。笑

 我々は店頭で日々お客様に合うよう、納得のいく買い物がしていただけるように知識や経験に基づき『最短距離』や『最適解』のような感じで案を提示させていただく事が多々あります。
 しかし、やはりケーブルは『これやったらどうなるだろう?』という部分にもかなり楽しい世界が広がっているもの。
 『こう紹介して貰ったけどあえてこう使ったら面白そう!』、とか、

 そんなの、大いに結構でございます。

 但し安全面ではルールを守ってくださいね。笑

 何より自分が納得したケーブルで、自分が一番楽しめるのが何よりだと私は思います。
 私も働きながらセオリーからちゃんと狙ったり、外れて冒険したりして楽しんでおります。
 
 さぁ、今日もお気に入りのケーブルを繋いで。
 成功も失敗も沢山楽しんで。

 そうしてまた私はこう締めるのです。

 Get New WIRE for Your FUN!!!!!!!

 それではまた。
 小倉でした。

2019年6月28日金曜日

代わりになるものご紹介します!

オヤイデ電気では、たくさんの種類のケーブルを販売しているわけですが、
世の中には、それ以上のケーブルが製造され販売されているわけです。
言い換えれば、オヤイデ電気で販売しているケーブルは、世の中で流通しているケーブルの、ほんの一部でしかないわけです。
お客様の中には、型番指定で買い物に来られる方も多くいらっしゃるのですが、
残念なことに、オヤイデ電気に在庫していないことも多々あるわけでして・・・。
そんな時には、代用できるケーブルをオススメさせていただいております。
そんなケーブルを、今日はいくつかご紹介。

①自動車用のAV線
比較的問い合わせの多い種類のケーブルである、「AV線」。
自動車用電線としては、最も歴史のある電線です。
近年では、「AVSS」などの薄肉のタイプが主流になりつつありますが、
自動車用ということで、「AV」指定で探しに来られる方は多くいらっしゃいます。
オヤイデオンラインショップでも実は取り寄せ商品として掲載されていますが、
100m巻での取り寄せのため、個人で使用するには多すぎるのです。
そこで、代替え品としてオススメしているのがこちら。



古河 Bx-s

「AV」は耐熱区分は80℃ですが、古河Bx-sは耐熱90℃。
被覆がポリエチレンのため、少し硬いのですが、
サイズも0.08sq硬~2sqまで幅広く在庫していますし、
カラーバリエーションも2sq以外は10色用意してます。
(2sqのみ6色です)


②テスターコード
テスターコードもお探しの方がいらっしゃいます。
オヤイデ電気ではテスターコードは販売しています。



オヤイデ電気で販売しているのは、上のテスターコード1種類のみです。
ケーブルサイズは0.75sq。
「もっと細いのない?」「もう少し太いのがいいんだけど」
なんて声をいただきます。
そんな時にご紹介するのは下記のケーブル。




オヤイデ史上、最もフニャフニャなケーブル。
サイズは0.1sq~14sqまで。



③KIV
KIVに関しては、オヤイデ電気でも在庫しております。
ただし、2sq~22sqと比較的サイズの太いものに限られています。
よく聞かれるのが「0.5sqのKIVを10mだけ欲しい」とか、
「1.25sqのKIVを6色1mづつだけください」といった問い合わせです。
細いサイズのKIVは全て200m巻で取り寄せになってしまいます。
200mでよろしければ、お見積りいたしますので、お気軽にお申し付けください。
ただ200mも必要としていない方が大多数ですので、下記のものをオススメしています。






KIVと同じくビニル被覆で耐圧600V。
しかも耐熱温度はKIVの80℃よりも高い105℃耐熱!
JIS規格とUL規格ということで、若干のサイズの違いこそあれ、
問題なく使用していただくことが可能です。
在庫サイズはAWG24~AWG14まで全サイズ6色切り売りしています。


こんな感じで、お探しのケーブルにドンピシャのものは無いかもしれませんが、
代用できるものを、スタッフがオススメいたしますので、
お困りのことがございましたら、お気軽にお申し付けください。

以上、根津でした。

7月6日(土)開催ポタ研2019夏に出展します!〜ブース番号追記しました〜


こんにちは!小島です。

最近、とても暑くなってまいりました。夏ですね〜
良い音楽を聞きながらどこかに出かけたい気分です。

そんな時に便利なポータブルオーディオにぴったりなイベントに
今年もオヤイデ電気は出展しますよ!


ポータブルオーディオ研究会2019@中野サンプラザ
7月6日() 10:3017:00 入場無料!

オヤイデ電気のブースは15階 ロビー37でございます。
エレベーターを降りてすぐ右側です。

ポタ研とは?
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ポータブルプレイヤー・ポータブルアンプを中心に「ポータブルオーディオについて徹底的に楽しみ方を追求する研究会、それが”ポタ研”

「新たなるケーブルビルダー2ブランドが参加」
春のヘッドフォン祭で公開された「FOSTER Alliance Program」第一弾
「自作ヘッドホンコンテスト」の中間発表?が、あるらしい・・・
などなど、今回ものっけからマニアックな話題が飛び交っている「ポタ研」。
見るだけでもオーディオファンには楽しいイベント、ぜひ当日は中野サンプラザに足をお運びください!
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※フジヤエービック様ポタ研特設サイトより引用。

オヤイデ電気にいらっしゃるお客様からも、かな〜りマニアックな情報が多数入ってきております。当日が楽しみです。



オヤイデ電気出展内容
そして気になる今回のオヤイデブースでの出展内容は…
ポタ研恒例となっている秋葉原店舗にて販売している
部材・リケーブルの販売をメインに行います!


今回も開店しますよ!


線材はリケーブルで大人気のものを多数ご用意。
他にもプラグ、コネクタ、収縮チューブ、アクセサリなどなど、自作の必須アイテムを多数ご用意してお待ちしております。

さらに今回は、ニューフェイスを持っていきます!
音質、作り方などのご相談もなんなりとどうぞ!


では先行して少しだけ最新情報をお届け!
まずはこちら

ついに復活した新素材!
しなやかさと強靭さを併せ持つポーラス線
自作の幅が広がりますね〜




続いては…
シルバー+ロジウムメッキ
 3.5mmステレオミニプラグ!

これだけ聞くと珍しいものではないのですが…


デカいんです!
下は通常販売している3.5mm金メッキプラグ


適合ケーブル径が〜7.5mmと、ポータブルの中では
特大サイズ!デカいはロマン!
太〜いケーブルも難なくかっこよく仕上がります。
こちらも数量限定で販売いたします。


まだまだあります!
皆さまから熱〜い要望を受けまして、
あのミニアルミスプリッター限定販売します!

4本編みのケーブルにジャストフィット!


※当日、ブース販売内容、数量に限りが御座いますので、お探しのものが御座いましたら、お気軽にお問い合わせください。




他にも…
店舗限定リケーブル販売
オヤイデ電気直営店舗のみで販売している店舗限定リケーブルも販売!その場でご試聴頂けます!


また、カスタムオーダーの受注も当日受付致しますので、ぜひぜひご相談くださいませ!



さらにさらに!
「オヤイデブログ見た」とスマホなどで画面を見せていただいた方の…
先着3名様に色を選んでその場でケーブルを編みます!
※ケーブルは4本編み ジュンフロン0.08sqを使用します。完成品は1.2m予定。
※ケーブル代として700円(税込)を頂戴します。

これはおしゃれなケーブルを手にするまたとないチャンス!

1.2mの製作本数は3本までですが、色の組み合わせ見本として短いケーブルはご要望ございましたら製作したします。

ぜひご相談ください〜


それでは7/6()サンプラザ中野 15階
ロビー37にてお待ちしております!



2019年6月27日木曜日

接点掃除の新たな刺客! 3M Novec (ノベック)コンタクトクリーナー!

こんにちは。小島です。

衝撃的な商品を入荷しました。




その凄さは3Mさんのホームページでチェック!


これは優れものです。難しい事を省いて先に結論を申し上げると…

導通している部分や、基盤も丸ごと洗浄できて、
シュッとひと吹きすれば、いつもの愛機に新品の時のフレッシュさが復活します!


最近入荷して、ウキウキで試しまくりました。

何がすごいって、先程も書きましたが電気が導通している部分に使えるんです!


ブレーカーやコンセントなどで試す時は怖気付いてしまいますが、ノープロブレム!!どこでもシュシュっと問題無し。


掃除が難しい部分も丸ごと洗浄できてしまいます。
そう、洗浄です。
研磨でも磨くでも拭きとるでもない。丸洗いです。
余計な残留物もなく、ただシンプルに洗浄します。気持ちいい。

これもひとえに液体が絶縁性能を持っているからなのです。
加えて揮発性も高いので、布などで拭き取る必要がありません。
希少なビンテージ機材もバシバシ洗浄できます。



今回のブログではノベックの効果がわかりやすかった点をご紹介します!

①デジタルオーディオプレーヤー
中古で買ったDP-X1A。年季が入ってます。
そのジャックに、勇気を出してシュッ!
吹きかけた後に聞くと音像がクリア。定位がはっきりし、高域のハリが復活します。これが新品の音か〜。

写真を撮るのが凄く難しい…


②イヤホン (FitEar)
なんだか最近、右イヤホンの音の広がり、抜け感がイマイチだな〜と思ってやってみました。するとやはり効果は歴然。これが一番感動しました。
こまめに掃除はしていたつもりだったのですが、見えない耳垢やホコリが残っていたのでしょう。
※イヤホンでは内部に残ったノベックを十分に乾かしてからご使用ください。


イヤホンの穴が下に向くように吹きかけ、
しっかり揮発させてから使用しましょう。



③ポータブルアンプ
こちらはお店の常連さんから頂いた情報ですが、中古で手に入れたアンプのジャックにひと吹きすると「全然違う」との事。ん〜試したい。


④楽器のエフェクター
中古で15年前に手に入れたエフェクターです。基盤とノブを丸ごと洗浄してみました。
音の抜け、解像度の向上し、エフェクター自体の寿命も伸びたはず。ノブを回した際のガリノイズがなくなりました。
エフェクターって掃除が難しい割にホコリが溜まりやすいですからね。

これが見た目で一番わかりやすかったです。
他はBefore→Afterで見た目の違いがわかりづらいので割愛します!


Before

After 
これは見た目で分かりやすい!


⑤楽器のジャック部分
ここ、掃除しづらいですよね。ここも丸洗い!するとやはり音のハリやスピード感が戻ってきました。
ヴィンテージの楽器も、ガンガン洗浄できます。


ノブに吹きかけても効果がありました


⑥フォノカードリッジ
これもお客様からの情報ですが、フォノカードリッジも針先にも効果は抜群との事。盤にも見えないホコリは溜まっていくので、磨かずに洗浄できるノベックはやはり優れもの。



総合すると、
ラインレベルの小さな信号が通る部分で、より効果を発揮しやすい!という結果でした。
掃除がしづらく、長い間使っていた物だと尚良し。


他にも、ホコリの溜まりやすい基盤やサーバー、PC内部の洗浄もできそうですね。
このような基盤にもそのまま吹きかけられます!

電源にも試してみましたが、私は普段から電源はこまめにクリーニングクロスで拭いているので、正直に言うと少し効果がわかりづらかった印象です。


電源や接点のリファインには、接点復活材PHONON LIQUIDの方が効果が分かりやすいですね。


ちなみに、ノベックをコピー紙にシュッと吹きかけた時、約15秒で全て揮発しました。すごい。

本格的な夏の前に電源や細々とした部分も丸っと掃除してみませんか?
私はノベックが病みつきになってしまいました。まだまだ使い所がありそうです。

それでは〜