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2021年7月12日月曜日

同軸ケーブルを作ってみよう!〜初級編〜超簡単!専用工具・ハンダ要らずのテレビアンテナケーブル。

こんにちは、葛下です。

最近、ブログで同軸の事ばかりアップしているので周りから「同軸おじさん」とよばれつつあります(苦笑)


同軸おじさん…


せめて「同軸のアニキ」ぐらいにして欲しいもんですな…(笑)


さて、そんな同軸おじ…同軸のアニキ、実際に同軸ケーブルを作ってみたいと思います。


同軸ケーブルも色々ありますけど、今回はまず一番簡単なテレビのアンテナケーブルを作って行きましょう。

ハンダ付けも専用工具も要らない、いわゆる同軸ケーブル初級編です。


作るのは前回お話した地上波・BS・CS・4K・8K・全てに対応しているS-5C-FBを使ったアンテナケーブルです。

前回のお話はこちら


使うケーブルはFUJIKURAのS-5C-FB


コネクターはFP-5S



まずケーブルにリングを通します。忘れないように、真っ先に通します。



次に1.5cmぐらい外被を剥きます。


私普段は大体の目測でやっているのですが、ここは丁寧に測って行きます。(笑)


次に大外のモジャモジャをカットします。全部切っちゃってください。


次にアルミ箔の根元から2ミリぐらいのところを鋏でグルーっと切れ目を入れて、アルミ箔を剥きます。


で、残ったアルミ箔に沿って白い絶縁帯をカットします。


で次に、本体を「むぎゅーっ!」って差込ます。



これ、ケーブルによってはやたら硬くて苦労する時があります。


この時、アルミ箔は本体の内側に入れ込みます。

アルミ箔を巻いている方向に回しながら差し込むと楽ですよ。


で、無事差し込むことが出来ましたら、ペンチでリングを圧着します。


このFP-5Sのリングは、二つの突起があるのでそこをペンチ挟み込むようにすれば楽に圧着出来ます。


ただ、写真のように我が家にはラジオペンチしか無かったんですが、ラジオペンチで圧着したら物っ凄い力が要りました。(苦笑)

普通のペンチを使えば楽に圧着出来ますので決してラジオペンチは使わないで下さい。(笑)


で、最後の仕上げに中心導体を外に1~2mm出るように斜めにカットして出来上がりです。



これで出来上がりなんですが、オヤイデ電気で加工を承った場合は収縮チューブを巻いて見栄えを良くしてます。



ただ、収縮チューブはドライヤーでは縮まないので、ヒートガンがない場合はライターで炙るんですが、

これだけの面積を収縮させているとライターが加熱して「あっつ!!」ってなりますのでお気を付けて。


無理に収縮チューブを巻く必要は全くありませんので。


簡単にアンテナケーブルが出来上がりましたね。


アンテナケーブルは部屋によって必要な長さがマチマチだと思うんで、作れるようになっておくといつでも必要な長さで設置出来るので良いですよ。


以上、同軸おじ…いや、葛下でした。

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