テフロン電線
テフロンチューブ
テフロンテープ
テフロンシート
以前は普通に販売されていたこれらの商品ですが、
今現在インターネットで検索しても「PTFEテープ」など、
別名の商品名が出てきて、同名の商品は見つけにくい現状です。
別名の商品名が出てきて、同名の商品は見つけにくい現状です。
オヤイデのオンラインでも商品ページはありません。
「じゃあオヤイデさんちでテフロン電線売ってないの?」
「はい。」
「取り扱いやめちゃったの?」
「いいえ。」
?
今回はそんなテフロン®にまつわるお話です。
(正直かなりデリケートな話題なので、明日の我が身が心配です。)
テフロン®と言えば、熱に強い素材としてフライパンのコーティングなどで有名ですね。
もちろん電線の被覆・絶縁材としても優れており、昔から需要の多い素材です。
では、なぜ今は売っていないのか?
そもそもテフロン (Teflon) ®とは
すべてのふっ素樹脂素材の原点という訳ですね。
その後、他のメーカーもふっ素樹脂素材を製造・販売するようになりますが、
テフロン®という名称は使用できない為、独自の名称をつけて販売展開しています。
その後、他のメーカーもふっ素樹脂素材を製造・販売するようになりますが、
テフロン®という名称は使用できない為、独自の名称をつけて販売展開しています。
しかし、固有名称のテフロン®が有名になりすぎて、
いつの間にか「ふっ素樹脂素材」の通称として、
テフロンという名前が使われるうようになってしまったのです。
いつの間にか「ふっ素樹脂素材」の通称として、
テフロンという名前が使われるうようになってしまったのです。
一時、ポータブルオーディオプレイヤー全般がウォークマン®(SONY)と呼ばれていたり、
絆創膏を一括りにバンドエイド®(Johnson & Johnson)と呼んでしまうのと同じですね。
「わかりやすい」「売りやすい」などの背景から
これまでは曖昧にテフロンと呼んで販売されていた品物に対して、
これまでは曖昧にテフロンと呼んで販売されていた品物に対して、
近年、個々の商標や名称について言及されるようになりました。
そのため、販売店も各メーカーのふっ素樹脂名称を使うようになり、
そのため、販売店も各メーカーのふっ素樹脂名称を使うようになり、
テフロン®はデュポン社の素材のみを指す名称として区別されるようになりました。
これにより冒頭の
「オヤイデさんちでテフロン電線売ってないの?」
「はい。」
「取り扱いやめちゃったの?」
「いいえ。」
という問答になるのです。
オヤイデでは現在「ふっ素樹脂」のカテゴリーで
など、各社のふっ素樹脂素材の製品名に準じて記載しております。
ジュンフロン銀めっき電線
や
や
ニトフロンテープ
などがそれにあたります。
また、ETFEやPTFEなど、同じふっ素樹脂でも厳密には化学構造が異なる素材も、
ひと口に「ふっ素樹脂=○○フロン」と呼ばれています。
ETFE
使用温度範囲 -100℃ ~ +150℃
FEP
使用温度範囲 -253℃ ~ +200℃
PFA
使用温度範囲 -195℃ ~ +260℃
PTFE
使用温度範囲 -253℃ ~ +260℃
(※潤工社 ジュンフロン資料より引用)
潤工社の例で言えば、
ジュンフロン®ETFE と ジュンフロン®PTFE
のように区別しています。
ジュンフロン®ETFE と ジュンフロン®PTFE
のように区別しています。
いまだに業者間のやりとりや、お客様の間では、
こららをひっくるめて「テフロン」と呼称される事もありますが、
こららをひっくるめて「テフロン」と呼称される事もありますが、
商品を検索したり、製品情報を調べる際はご注意ください。
余談ですがデュポンはテフロン®以外にも
ポリイミドフィルムのカプトン®
など、さまざまな素材をどこよりも早く
製品化・実用化してきた歴史があります。
デュポン社のカプトンフィルム®や
ノーメックス®が部材となり製造されている商品です。
商標についての細かい話は避けますが、
「名前などが漠然としていて目的の商品が見つからない」
というお客様は、その漠然とした情報を
ぜひオヤイデに投げてみてください。
そこから目的の商品にたどり着けるかもしれません。
ふっ素樹脂製品に限らず、
電線・電材の探し物があればご相談ください!!
↓お問い合わせはこちらまで↓
直売店舗 TEL 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353
本社 TEL 03-5684-2151 FAX 03-5684-2150
齋藤新でした。
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