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2019年2月28日木曜日

【自作講習会の前に…】AXIS-303でどんな電源ケーブルを作る?【予習】


2019/3/30(土)自作講習会が開催されます。
おかげさまで、午前・午後の部共に満員となりました。
ご応募いただいた皆様、有難うございます。
開催まで楽しみにお待ちください~!

※キャンセル待ちをご希望の方は下記よりご連絡ください。

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今回は”新製品「AXIS-303」を使って電源ケーブルを作ろう!”
という主旨のイベントになります。

今回の電源ケーブル自作講習会は「初心者からマニアまで」幅広いご応募を強く募っております!

「電源ケーブルは1本も作ったことがない・・・けど興味ある。」

そんなお客様にとっての”始めの一歩”をアシストできれば幸いです。

{ 過去自作講習会の模様は下記ブログ&記事をご参照下さい。}

【過去ブログ】【満員御礼】2018年3月3日開催「電源ケーブルをつくろう!」自作講習会、有難うございました!

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特に初心者に向けて発信しているには理由があります。

実は・・・「AXIS-303」はとっても作りやすい!

自作難易度が「やさしい」という電源ケーブルはオヤイデ史上””かもしれませんね(笑)

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やさしい難易度に加えて、自作→完成→鳴らすまでを楽しんで頂くために、
全てのP/Cシリーズから選択できるので「好みの音質」を自分でチョイスできるようにいたしました。

オヤイデ電気の電源プラグ/コネクターは種類豊富であれども、価格の差優劣の差とは限りません。(超重要)

全てのラインナップがサウンドのキャラクターを決定付ける「音色の要」として、
全てのユーザーに楽しんでもらえるよう、音質傾向の違いを幅広くご用意しています。

そこで「自作講習会」と「自作ケーブルライフ」を200%楽しく&充実させる
P/Cシリーズ+AXIS-303の音質傾向について一挙ご紹介!

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   ”AXIS-303”とは・・・   

AXIS-303は、自社開発の精密導体“102 SSC”を使用し、
特別な導体構成によって実現した、最新の高性能電源ケーブルです。

構造 3芯キャブタイヤ
線径 2.5sq Spcial Stranding
絶縁体 高分子ポリオレフィン
インナーシース ポリオレフィン(アモルファス1.5%+タングステン1.5%含有)
シールド カーボン層 + 銅箔テープ(ドレインワイヤー有)
カーボン層 導電性ポリエチレン
外装 オーディオ専用ハロゲンフリーシース
外径 11.5mm

   AXIS-303の特徴と音質傾向   

 ケーブルはTUNAMI V2と同様の102SSC導体を使用しており、102SSC導体の持つレンジの広さと情報量の多さを継承。断面積はとオーディオ業界ではミドル級サイズの2.5sqですが、「特別な導体撚り構成」を採用することで表皮効果の問題を解決し、比類なき表現能力を獲得。

 Black Mamba V2(102SSC 3.5sqパワーケーブル)に比べて音像がすっきりしたように感じつつも、超低域を膨張させずに鳴らしきり、音の重心が”ズン”と低くなり、フラットバランスと繊細さにおいてはAXIS-303に軍配が上がる。特に全帯域においてピンポイントなディップやピークが全く無く、音像・定位もクリアで鮮明、スピード感も申し分なく持ち合わせている。

 どこかTUNAMIの兄弟のように感じる特徴もあり、TUNAMI独特の凝縮された音像がアウトプットされる点も持ち合わせている。更にはTUNAMI以上に音の焦点がはっきりと合いやすく、オーディオシステムのフラットチューニングも圧倒的に楽になることでしょう。ハイエンドオーディオユーザーにとっても、TUNAMI以上の評価が得られるシチュエーションは十分あり得るポテンシャルを秘めた凄腕。

 更には取り回し面も最大限考慮してあり、適度な弾力性を持ちながらもフレキシブルで、機器の配置に対して無理なく取り回しが可能。移動中の電源供給も可能なキャブタイヤ構造で耐久性も抜群。

 ピュアオーディオでの使用において「TUNAMI V2」をアンプに、「AXIS-303」をCDプレイヤーなど上流機器に用いると、正確性のある出音を基調としながらも、安定感と情熱と繊細さが見事にミックスされた「音楽の持つ躍動感を、余すことなく美味しく堪能できる」お勧めの組み合わせとなる。
 エネルギー感を保ちつつも、低域を少し引き締めたい方には「Black Mamba V2」をアンプに使うと効果的。

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   電源プラグ/コネクターの音質傾向   

    P/Cシリーズ共通スペック    

厳しい生産管理の下で良質の材料を使用し、精度を高めたすべてのパーツは国内生産品すなわち"完全なるMADE IN JAPAN"を可能にしました。
これにより主要部材は外部調達部材を使用することなく、自社製品による”音のトータルプロデュース”が可能となりました。
伝統のオヤイデサウンドのDNAを脈々と受け継ぎながらも、
現代オーディオには不可欠な、ハイスピード、高解像度、広大なサウンドステージを兼ね備えた製品へと生まれ変わりました。

最大ケーブル径:最小6.5mm 最大17.0mm
最大導体サイズ:5.5sq
定格:125V 15A仕様 <PS>E認証品
本体:高比重エンプラ素材PBT+ガラスファイバー30%
ハウジング:高剛性ポリカーボネイト

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 『全帯域に溢れるエネルギー感』 

メッキ:プラチナメッキ(0.5μ)+パラジウムメッキ(0.3μ)
ブレード材質:ベリリウム銅

P/C-004の音質傾向
低音域~中音域にかけて情報量が濃く、音圧レベルが高くなったようなパワフル感に圧倒される。切れとコクを兼ね備えた高域も特徴で、繊細な表現も得意な、総じてバランスの良いメッキ。

★AXIS-303に組み合わせると
for オーディオ
アンプにオススメ。溢れるエネルギー感を堪能でき、低~中域の張り出し感が強調される。少しコントラストが足りないと感じた時は電磁波吸収シートでバランス調整を。

for ギター/ベース
アンプ/パワーアンプにオススメ。音像が中心に集まってきて、中~高域から倍音感が多く付与される印象。ギターアンプで言うとBogner的なミドルレンジに特化したアンプに近い印象が得られる。

 『最上級のニュートラルサウンド』 

メッキ:メッキ無し
ブレード材質:ベリリウム銅・バフ掛け鏡面仕上げ

P/C-004無メッキの音質傾向
ベリリウム銅の持つハイスピード&力強いサウンドは、他の素材では代え難い、熱くほとばしるダイナミズムに溢れている。メッキによるキャラクター付けを排除し、自然な広がりと質感を得られる。

★AXIS-303に組み合わせると
for オーディオ
アンプ・プリアンプ・CDプレイヤー・DAC等、何でも使える良バランス。ただし低域の量感が足りないシステムで鳴らした場合、ちょっと物足りなさがある。それでも定位感や解像度・レンジは申し分ないので、プリアンプやCDプレイヤーには是非試してもらいたい仕様

for ギター/ベース
こちらもアンプ・エフェクター・レコーディングユース、何でもバランス良く使える。どの機材に使ってもワイドレンジ・高解像度・スピード感の向上が改善されて、とにかく気持ち良い変化を感じられる。特に「モニタースピーカー」用に2本揃えて使うと抜群なフラットバランス&定位感を発揮。

 『コントラストの強いクールなサウンド』 

メッキ:銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ)
ブレード材質:脱酸リン青銅

P/C-037の音質傾向
低域の量感は増しながらも、低域をタイトに引き締める効果が得られる。音の輪郭がはっきりとした硬めの音質で、メリハリのある音色が特徴。高域も明瞭で、コントラストが強めの効果が得られる。

★AXIS-303に組み合わせると
for オーディオ
アンプにオススメ。少し希薄な低音域を補強しつつ、高域のキレの良さも加わり、クールな印象へと変化させる。高解像度でありながら音圧も稼げるので、小規模スピーカーでも美味しい音域を引き出してくれる

for ギター/ベース
ギターアンプにオススメ。ややドンシャリ傾向に移行するが、低域の量感が増強されファットな音に。プレゼンス成分も豊富で、Matchless DC-30的なガッツのあるクリーンサウンドと相性ばっちり。

 『艶のある空間表現が得意な妖艶サウンド』 

メッキ:厚肉24K純金メッキ(1.5μ)+パラジウムメッキ(0.3μ)
ブレード材質:脱酸リン青銅

P/C-046の音質傾向
倍音が豊かで明るいサウンドと奥行感に秀で、音楽に彩りを添える。中低域のとろみと厚みが抜群で、高域において音の芯が強く感じられる。

★AXIS-303に組み合わせると
for オーディオ
プリアンプ・CDプレイヤー・DACなどにオススメ。空間表現に優れ、横幅・奥行を広く聞かせたい時に有効。

for ギター/ベース
エフェクター(ペダル・ラック)にオススメ。特にディレイやリバーブにおける解像度と空間の広がりが改善され、艶っぽく倍音溢れたハイエンド機材な雰囲気に。

 『リッチでラグジュアリィな濃厚ウォームサウンド』 

メッキ:厚肉24K純金メッキ(2.0μ)
ブレード材質:脱酸リン青銅

P/C-079の音質傾向
量感のある中低域で、濃厚になった音像が押し寄せる”力強さ”を感じられる。柔らかく繊細な高域表現も特徴で、耳当たりが優しい、聴きやすい音色。

★AXIS-303に組み合わせると
for オーディオ
アンプにオススメ。「元気が良すぎる」「冷たい印象がある」というシステム環境において、非常に良い結果が得られやすい。構造的な特性により、AXIS-303GXよりもやや硬質&タイトな傾向で、音のレスポンスが良くなった印象を受ける。

for ギター/ベース
ギターアンプにオススメ。AXIS-303GXよりもやや硬質&タイトな傾向で、ギターの美味しいレンジ感に丁度収まる印象。倍音が豊かになりながらも、低域の解像度とスピード感も改善されるので、わりとルーズめなMarshall JCM900/2000辺りの歪みの質と相性が良い。

 『ナチュラルな音質。ニュートラルな特性。』 

メッキ:メッキ無し
ブレード材質:真鍮

P/C-029の音質傾向
メッキ無しによる色付けの少なさの恩恵により、音域ごとの変化量が少ない、どんなケーブルにも合わせやすい音質傾向。音の粒はやや粗くなるが、低域の量感は控えめで、レンジはやや狭く、適度に音圧を底上げ。

★AXIS-303に組み合わせると
for オーディオ
低域に少し締まりを効かせたクールな方向にシフト。高域の延びは素直で、帯域バランスは中庸。コントラストは少し強めだが、総じて、癖が少ないニュートラルサウンド。ヴィンテージ品などに合わせる場合、むしろ丁度良い質感になることも。

for ギター/ベース
レンジ感と情報量を高めつつ、色付けを排除して機器の音色を引き出したい方、モニター調サウンドを好む方、DTMの電源周りを素直にグレードアップしたい方にお勧め。

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  自作するなら音をカクテルして楽しもう!  

今回の自作講習会では、P/Cそれぞれ違うモデルを選択可能です!

通常”電源プラグとコネクターは同じ型番にしないとダメ”というイメージがありますが、実はそんなことありません!
両端同じメッキ・材質にすれば傾向が強くなり、異なるメッキ・材質にすれば傾向がミックスされる、
まさに音質を”カクテルしてチューニング"が出来る、というわけです!

●オヤイデ電気製品で”カクテル”された電源ケーブル
L/i50 HBE 1.8m <商品ページはこちら>
P-004(ベリリウム銅・プラチナ+パラジウムメッキ)
C-004NT(ベリリウム銅・無メッキ)
両端プラチナ+パラジウムメッキにすると濃すぎてしまった音像を、
無メッキと組み合わせることで最適なバランスに落ち着かせることに成功した逸品。

今回の選べるプラグ・コネクターだけで合計36パターンも存在しており、どれにしようか悩みどころですよね。
そこでAXIS-303と組み合わせた時のお勧めのカクテルパターンをいくつかご紹介!
積極的に自分だけのカクテルを楽しみつつ、ベストなカクテルが見つかった暁には私に教えてくださいね。

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● 電源プラグ P-004 + IECコネクター C-004無メッキ
 004のほとばしる情熱を維持しつつ、躍動感を維持したまま広がりを持たせたコンビネーション。両端を004で組み合わせるよりもフラットバランスが強調され、ワイドレンジと重厚感を共存させたベストコンビネーションの1つ。

● 電源プラグ P-004 + IECコネクター C-079
 004の旨味と079の甘さがブレンドされた、適度な迫力がありながらも耳馴染みの良い音。AXIS-303GXのキャラクターを活かしつつ、高解像度&ワイドレンジをブレンドさせ、更なる高みを目指すならこのコンビネーション!

● 電源プラグ P-037 + IECコネクター C-079
 037の切れの良さと、079の耳当たりの良さが同居した、甘酸っぱいシャンパンのようなサウンド。溌剌とした、濁りの無い、やや暖かみのある爽やかな音色で、P-079+C-037にすると高域が和らぎ、よりマイルドに。

● 電源プラグ P-046 + IECコネクター C-004
 004の豪快さに046の密度感を加えた、どっしり、まったりと厚みのある音。037に比べ高域は抑え気味になるが、中低域のボリュームは秀逸。AXIS-303の高いコントラストを活用し、更なるメリハリを効かせたい時にGOOD。

● 電源プラグ P-004無メッキ + IECコネクター C-029
 029を価格を理由に敬遠される方もいますが、実力は差にあらず。029の色付けない素直さに、ベリリウム銅・無メッキのハイスピードサウンドがミックス。全く嫌味のない鮮明さとコントラストで、”あ、これが機材のポテンシャル一番出てる”と感じさせるほど、非常にバランスの良い音。ピュアオーディオよりレコーディングユース向け。


※強いて言えば「電源プラグ>電源コネクター」の方が若干音質の影響が強いです。
※つまりPとCを入れ替えても若干の音質変化が得られますので、その点でもバランス調整できて面白いです。

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上記の通り、電源ケーブルにおいて「電源プラグ」「電源コネクター」非常に重要です。
メッキの違いブレードの材質構造」など、
電源部における接点音質が変化しやすい箇所なのです。
これらの要素を理解すれば、電源ケーブルで”好みの音質”に近づけることもできます。

これを機に自分だけのオリジナル電源ケーブルに挑戦してみてください!

※もし参加申し込みされた方で「やっぱり違うP/Cで作りたい」という希望があれば対応いたしますので、
下記問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
<<< https://oyaide.com/catalog/contacts/ >>>

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