ページ

2020年6月30日火曜日

aet、そっと始めました ~シェルチップ編~

どうもおはこんばんにちは。

最近冷やし中華の看板もちらほら出てくる季節になりましたかね。
私は大好物です。そろそろマ〇ちゃん正麺のごまだれ冷やしをストックし始めたいところです。またどこかおいしい冷やし中華のお店をご存じの方は教えてください。

さて、こちらは夏だから、という訳ではないですが、直営店でもそっと始めた新商品がありまして。

それは何かというと…

オーディオアクセサリーブランド、aetの商品です!

ちらほらと店頭でも『aetの××無いですか??』と訊かれる事もありましたが、実は今まで取り扱いはありませんでした。(プラグ類でAecを取り扱っているのであるもんだと混同されることもしばしば…笑)

で、この度ご縁がありまして、種類は少ないですが直営店でも一部取り扱うことになりました。
(※オンラインへの掲載は今しばらくお時間を頂いております。申し訳ありません)

さて、その中でも今回はこちら、シェルチップを紹介していこうと思います。



世のシェルチップでは、円筒状の構造で一ヵ所切れ込みを入れているような形のものが多いですね。しかしこちらは見た感じなかなか珍しい形をしています。
差し込み側の太さは1.0Φと1.2Φの二種類。

早速開封。



こちら左が1.0Φ、右が1.2Φです(小さくて見辛くてすみません)。大外の形状は同じです。はんだを付ける側は円筒状に一ヵ所穴が開いており流し込む形状。異なる点は、差し込み側の四つに切れ込みが入った部分の内径のみが1.0Φと1.2Φで異なります。

そして今回は物は試しという事で線はこちら。



先日店舗副店長、金木のブログ(http://oyaideshop.blogspot.com/2020/06/pc-triple-cex.html)でも紹介させていただいたACW-EXでやってみます。正直シェルリードには不可能なレベルで硬い気もしますが(笑)
物は試しでやってみましょう。



まずはシェルリードに適度な長さで切って数㎜剥きます。
剥く長さはこのシェルチップのはんだ付け側の段差よりやや短い程度、といった所でしょうか。

そしてハンダ付け。



撮影上載せていませんが作業時にはしっかりミニバイス等でシェルチップを固定しましょう。線側もシェルチップ側も予備ハンダして付けるのが楽ですが、線側は被覆の耐熱がなく縮みやすいのと、シェルチップ側は万が一ハンダが溢れて差し込み側の切り込みに流れ込んでしまうとほぼ完全に使えなくなってしまいます(当方一本やらかしました…お気をつけて…)。なるべく少量のはんだでパッと決めましょう。

そしてこうして、4色の収縮チューブを入れながら4本分。



この1.0Φの収縮チューブだと、このaet製シェルチップは後から通らない&根元にもかからないため、補強にするよりは線自体にかけて色分けにすると良いでしょう。通常のシェルチップよりやや外形が大きめですが、それでも使用時に隣同士で干渉する程ではないためこのままでも問題はないでしょう。

しかし、これでは1.2Φ側がどちらかわからないため、



片側だけ黒い収縮チューブを判別用として付けます。
これでひとまずは完成。

そしてカートリッジとヘッドシェルを繋いでいきます…が。



線が鬼のように固いですね、やはり(笑)
もしこれと同じものをお作りになる修行僧のような猛者の方がおりましたら、あらかじめ丸めてから差し込むことをお勧めします。切れ込みが4ヵ所の構造になっていることで、接点は多く取れますが、過度に開いてしまいやすい点にも注意してまっすぐ差し込んであげましょう。

そうしていざ音鳴らし。



今まではこのAudio Technica製ヘッドシェルの付属品を使っておりましたが、やはりPC Triple C /EX、大分クリアになります。アナログの質感だともう少し大人しめでも良いかもしれませんが、これはこれで私としては好みの傾向でした。

さて、こちらのシェルチップ、オンラインでの掲載は少々先になりますが、店頭では既に販売しております。こちら4個入りで税抜¥1,080-20個入りで税抜¥4,500-。少々お値段高めですが作りやすさや形状的にしっかりしている点では一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

それではこの辺で。
小倉でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿