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2020年6月1日月曜日

「穴がなければ作ればいい」直出しコネクターの活用術

こんにちは、本多です

普段どおりに電車に乗ってみたらば、ココ最近は無縁だった満員電車に遭遇…
朝から不快指数がテッペンを超えた状態で6月の朝礼に挑んでしまいました

テレワークの恩恵を改めて感じましたね…



それはさておき、何本か前のサンデンにて「電工試験への道」を執筆しだしたばかりでしたが、長引くコロナ禍の影響により、先月末に予定されていました第二種電工試験の上期筆記試験も例にもれず中止になってしまいました…

下期試験をそのまま受験できるとの連絡が来ていましたので、私はそのままコンテニューする予定です

取りやめる方は返金の手続きが必要なようですね
※手続きを行わなければ、自動的に下期試験へ振り返られるとのことですのでご注意下さい

詳しくは電気技術者試験センターHPをご確認下さい

さて、試験は中止(事実上の延期?)になっても試験勉強は継続致しますので、その中から皆さんのお役に立ちそうな情報も共有できればと考えています


今後にご期待下さい、

というわけで本日の本題です



今回は産業帯アイテムとは少しズレるかもしれませんが、お客様からお問い合わせがあった品の活用術です

色々な場面で応用できるのではないかと思いますので、チェックしてみてくださいね

先ずはこちら、オヤイデ電気でも売れ筋商品の一つ、塩ビボックス



丸穴タイプと角穴タイプがあり、丸穴タイプは先日穴が大きタイプのものへ仕様変更されました



これにより、大きいタイプのケーブルクランプ(FGA-26)を取り付けられる様になったのですが、逆に今までご案内していた一つ小さいタイプのケーブルクランプ(FGA-21)は使用できなくなってしまいました

で、その小さいタイプのケーブルクランプを使用したいお客様からのお問い合わせで、
角穴の塩ビボックスに直出しコネクターキットのプレートを使えば、以前のクランプでもいけますかね?」という、我々も「なるほど!その手がありましたかー!?」な質問を頂きまして、早速試してみました

直出しコネクターキットはMTBシリーズなどの筐体に、インレットの代わりにケーブルを直に出して固定する為のクランプを設置するパーツセットです

セット内容は2枚の板とFGA-21クランプが1つ


直出しコネクターキット

取り付けはとても簡単です
角形塩ビボックスに付属のネジとナットを使い、プレートを固定するだけ

サクサクといきましょう
ネジのサイズはM3です


2枚のプレートで角穴を表と裏から挟み込みます

ネジとナットでそれぞれ固定したら、



クランプを取り付けます


クランプのねじ山があまり出てないのでしっかり固定できるか心配でしたが、本体にあるゴムブッシュがしっかりと吸い付いてくれるので問題なく固定出来ました



タップを組み立てるとこの通り

丸穴でやる時よりもかなり堅牢そうに見えます

実際に金属プレートで穴を補強してますので丈夫ですね

前のサイズの丸穴塩ビBOXを欲していた方は、角穴のBOXで是非このやり方を試してみて下さい!

※ちなみに角穴塩ビBOXも残り僅かです…



と、ここで気付いたんですが、この感じだといろんなものにケーブルの取り出し口を作れるのでは?

と魔が差しまして、こんなことをやってみました




1個口のプレートからケーブルを直出し…

いやいや、壁から直接ケーブルを引っ張り出すとかはしちゃいけませんからね(ダメゼッタイ)

こういうことは電工試験に受かってからにして下さい(自戒)


とまぁ、悪ふざけはさておき、プレートで挟み込んでクランプで締めこむという固定法も取れますので、補強板付きのケーブル取り出し口を色々なところに作ることができるわけです

PVR-16-2の様な露出BOXと組み合わせると、また違う用法ができるかもしれませんね

何か面白い使い方を思い付いた方がいらっしゃいましたら、秋葉原店のスタッフにでもこっそり教えて下さい!



それではまた次回、

本多でしたー

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