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2020年8月8日土曜日

こんな極細収縮チューブご存知ですか?

以前、「消えたテフロンの話」というタイトルでブログがあがっていたのですが、
「テフロン」という商標はアメリカのデュポン社さんの登録商標なんです。
テフロンコーティングのフライパンなどと思って使っていても、
実際はテフロンではなく、「フッ素コーティング」なんて書かれていたりしませんか?
まー、そんなこと気にして使っている人がどれだけいるんだって話ですけどね・・・。
そうはいっても、登録商標を勝手に使ってしまえば、大問題です。
メーカー各社、様々な名前でフッ素素材の商品を展開しているわけでして、
例えば下記のような感じです。

・田中電線:タナフロン
・日東電工:ニトフロン
・日星電気:ハイフロン
・潤工社:ジュンフロン


こんな感じで各社独自の名前をつけていらっしゃいます。
オヤイデ電気でもしつければ「オヤフロン」ですかね?

そんな中で、今日は潤工社のジュンフロン製品についてお話を。
オヤイデ電気では、潤工社の様々な商品を販売していわけです。
同軸ケーブルもあれば、配線材もあり、チューブもある。

おそらくオヤイデ電気で一番売れているのは、これじゃないかしら?



何に使うんですか?と尋ねれば、100人中99人ぐらいは「電動ガンです!」
との返答が返ってくるといっても過言ではない、電動ガン愛好者御用達の配線材。

他のサイズもあるんですが、みなさん使われるのは1.25sq。

そんな潤工社の製品で、あまり知れ渡っていないのですが、
収縮チューブがあることはご存知でしょうか?
それがこちら。


ジュンフロンNF(FEP熱収縮チューブ)


特長としては、こんな感じです。

・耐熱、耐寒性に優れていて使用可能温度はなんと-65℃~+200℃
・耐候性にも優れえていて、ほとんどの化学薬品に対して不活性
・経年変化がありません

ただし、一般的な収縮チューブに比べて収縮率が高くありません。
当たり前といえば、当たり前なのかもしれませんけど。
収縮率は1:1.3.収縮温度は150℃です。
収縮率1:1.3といのは、内径1.8mmのものは収縮後1.5mmまでしか収縮しません。

ちなみに、こちらの収縮チューブ、NF-015(内径1.8mm)~NF700(内径78mm)まで
取り寄せ可能です。1mもの10本か10mもの1本か最小ロットになると思われます。
お見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。


で、今回どうして、ジュンフロン収縮チューブのことを書いたこといいますと、
こんなチューブが出てきたわけです。


なんだかわかりますか?


10mもののNFL010。

NFLとはさきほどのNFシリーズよりさらに細い極細熱収縮チューブになります。
こちらのNFL010は収縮前内径が1.10mmで収縮後が0.89mmになります。

どうしてこんなものが出てきたのかは、詳細不明ですが、
おそらくキャンセルされて音信不通になったか、間違ったサイズで発注して、
そのままにしてしまったか。そんなところかと。
ラベルの印字から2015年12月製造かと思われますが、耐候性に優れ経年変化がないと謳うだけのことはありますね。まるで新品状態。当たり前か・・・。

というわけで、今回10m限定で販売中です。
オンラインショップには掲載されておりませんので、
「いやー、ちょうど探していたんだよ~」という
奇跡の出会いの方いらしゃいませんか?
メールかお電話でご連絡ください。
ちなみにこれより細い収縮前内径0.55mmなんてものも
取り寄せ可能ですので、
お探しの方はお問い合わせください。




以上、根津でした。





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