いつもオヤイデ電気をご利用いただきまして、ありがとうございます。
あたたかくなってきたからか、いいのか悪いのか街の人が多くなってきていますね。
コロナはまったく治まる様子はないですし、いったいどうなるんでしょうか?
さて、先週ぐらいにテレビのニュースで取り上げられていたのですが、
「電源タップにも寿命はあります」という話。
Twitterなんかでも拡散されていたので、目に留まった方も多いんではないでしょうか?
それを受けてか、以前はなかった問い合わせを多くいただくようになりました。
「オヤイデさんの電源タップって何年使えるの?」
「オーディオ用のコンセントに交換して10年経つんだけど」
「壁の中の屋内配線って、何十年もそのままで大丈夫?」
といった具合です。
不安になりました?「もう10年も使ってるから買い換えなきゃ!」って思った人もいるでしょう。事故が起こらないためにも安全に使用しましょう。
・まず、弊社のコンセントから。
ご存知のように、この他にも数種類オーディオ用のコンセントを販売しております。
で、「何年使ったら交換しなきゃいけないの?」ということなんですが、正解は
一概に寿命は何年とは言い切れません!
使用環境によるところが大きいため、「何年で交換しましょう」とか
「何年間はほったらかしで大丈夫」とは言えないんです。
人間の寿命と同じですね。
・抜き差しの頻度
・気温が高い、低い
・湿度が高い、低い
・ホコリの多い、少ない
・容量を目いっぱいでの使用
など
使用される方の使用方法や使用環境により、劣化・破損しますので
安全に使用しましょう。
・それでは今回話題になった電源タップはどうなのか?
正式名称は「延長コードセット」っていうんですけども。
これらの2種類を含めまして、6種類の電源タップを販売しておりますが、
これら全て耐用年数は・・・
一概に寿命は何年とは言い切れません!!
コンセントと同じで、使用環境によるところが大きいので、
具体的な年数はお答えできません。
・ただし、一般的な市販のテーブルタップと違いまして、使用している電源ケーブルの耐電圧が高いものや、シース厚があり一般的なものより頑丈にできていたり、また断面積の広いケーブルを使用しておりますので、断線のリスクは低いかと思われます。いわゆる一般的な家庭用のテーブルタップと比べるとオーディオ用のタップやケーブル、コンセント、プラグなどは寿命が長いといえるかもしれません。
実際に昨年発掘された1985年に発売したと思われるオヤイデ電源タップ「OCB-1」の初号機は、発売からおよそ36年という長い時間が経っているにも関わらず、ケーブルやコンセントなどにも損傷がなく、音質の方も素晴らしい効果を発揮していました。
その模様がオヤイデYouTubeチャンネルの「オヤイデ放談」シリーズの第6回でご覧いただけるので、ご興味ある方は是非動画の方をチェックしてみてください。
※チャンネル登録も何卒お願いします
オヤイデ放談』第6回 ・前編
月刊stereo編集部から革新的な特集企画を連発するオーディオ界の寵児、編集長・吉野俊介が登場!!発掘されたOCB-1初号機(1985年製)の魅力に迫る
『オヤイデ放談』第6回 ・後編 - 月刊stereo編集部から革新的な企画を連発するオーディオ界の寵児、編集長・吉野俊介が登場!!発掘されたOCB-1初号機(1985年製)の魅力に迫る
コンセントもですが、電源タップの容量をお守りいただき、また定期的にメンテナンスをしていただくことによって、安心して長期的にご利用いただけるかと思います。
定期点検は必須!
オーディオ評論家の福田雅光先生もご自身の著書でこのように述べられていらっしゃいます。
「年に一度は全てのケーブルを外し、ケーブルの埃を取り除き、機器の入力端子、ケーブルのプラグ、ACプラグのクリーニング、裸線で接続しているスピーカーケーブルは切り直して接続し直す。音質的にもリフレッシュされる『12ヶ月定期点検』を最低限のメンテナンスとして実行してはどうだろうか。」
*引用元:音作りの新常識
著者:福田雅光 音楽之友社
年に1回程度、年末の大掃除と一緒にやったり、今年はコロナでGWも出かけにくいようでしたら、この機会にいかがでしょうか?
・最後に屋内配線についてです。
これら、いわゆるFケーブルと呼ばれる屋内配線ケーブル。
あくまで一般的な正常な状況下で使用された場合、耐用年数は「20年~30年」されています。
20年経過したから、すぐにどうこうなるってことはないでしょうけど、
心配の方はお近くの専門業者さんなどに診ていただくのがよろしいかと思います。
ちなみに私の実家は、私が生まれる前から建ってますが、
おそらく今まで何も手をつけていないはずです。
普通に「National」のコンセントがそのままついてますからね。
「National」が何のことかわからない若いオヤイデユーザーさんは、
お父さんかお母さんに聞いてみてください。
以上、根津でした。
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