こんにちは!三浦です!
オーディオユーザーの皆様!
先月5月23日に発売された「季刊Audio Accessory」は
もうご覧になられましたでしょうか?
今号では、弊社の製品であるVONDITA-Xの特集、
「最新電源ケーブルVONDITA-Xの使いこなし深掘りレポート」を組んで頂きました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
さて、本題です。
今号では特別付録として、
アンダンテラルゴのスーパーTMDが付録しております。
オーディオ用の接点安定剤ですね。
接点安定剤?
そういえば、うちにも似た名前の商品があったなぁ、、、。
そうです。
PHONON CLEANERとKRIPTON CI-S100です。
安定剤の違いにより、どういった音の違いが生まれるのか興味が出たので、
実際に試していきます!
しばしお付き合いください。
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今回使用する環境はこちら。
私が練習用に作成した、ジュンフロン0.08sq4つ編みケーブル。
3本用意しました。
こちらの接点に、それぞれPHONON CLEANER、CI-S100、スーパーTMDを
使用して、その変化を確認していきます。
今回の選曲は、君島大空の3rd EP「袖の汀」から『光暈(halo)』です。
作品全体を通して、ガットギターと声とドローン音が主体という
シンプルな構成ですが、一音一音からリズムと、様々な感情を聴き手に印象付けるのは、さすがとしか言えません。
今回選曲した『光暈(halo)』は、漠然と何かを肯定してくれる様な、
凛とした温かみを感じます。
私は、彼の楽曲から溢れる「陽性なサウダージ感」がとても好きなので、
今回は試聴音源としてチョイスさせて頂きました。
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まずは特に何も施さずに、素の音を聞いてみます。
こちらのジュンフロンは、オーディオ用の線材では
ないのですが、角の取れた丸っぽい音が特徴的です。
また低域がかなり出てきます。
それでは、塗り塗りしていきます。
一度塗って乾燥させ、2度塗りします。
さぁそれでは、音を聞いていきましょう!
・PHONON CLEANER
コシが出て、迫力が出ると言うよりは、綺麗に滑らかになると感じました。
もちろん迫力がないと言う意味では御座いませんが、なんでしょう、
君島大空の歌声も相まって、とても儚いです。
と思っていたのですが、使用して2日程時間を置いた後は、
中低域の力強さも出てきて、静動のバランスがとても気持ち良く聞くことが出来ました。
いや〜奥深い。
・KRIPTON CI-S100
ケーブルの特性や帯域はそのままに、全体がグッとしまった気がします。
音量が上がった様な印象を受けました。
またこちらのCI-S100ですが、
スクアランオイル(深海鮫の肝油中に、多く存在する成分を、水素添加して安定させたもの)を使用しております。
美容品でよく使われているやつですね。
そのオイルが極薄の膜を形成し、プラグの酸化を防いでくれるそうです。
サメさんに感謝。
・スーパーTMD
低域〜中域はしっかり出てきますね。
ですが、素のケーブルの時とは違い、ダブついていません。
腰を降ろしたリッチな音です。
元のケーブルの特性もあるので、ちょっと出過ぎな感じはありますが笑。
ボーカルの音はとても張り付いてきます。良いですね。
輪郭がかなり明瞭になります。
素のケーブルと比較すると、高域も伸びていますが、
個人的には中域からの滑らかな表現は、PHONONに譲るかなと感じました。
ケーブルの相性によっては、とても良い効果を発揮するのではないかと思います。
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いかがでしたか?
接点安定剤、とても面白いですね。
私はギター弾きなので、ギターケーブルにも使ってみようと思います。
その結果は、機会がありましたら、何処かでお伝えさせて頂きたいと思います。
今回ご紹介させて頂いた、PHONON CLEANERとCI-S100は↓から。
ぜひチェックしてみてください!
以上!
三浦でした!
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