こんにちは!
金木です!
夏休みシーズンも、そろそろ終わりですが、毎年この時期になると、親子でいらっしゃって、夏休みの工作に必要な電線をお求めになる姿をよく見ます。
懐かしいなぁ~
私もあったなぁ、そんな時期。
そうだ!私も何か工作しよう!
と言う事で、今回はブログはこちら!
夏休みの工作気分で、ゲルマニウムラジオ作ってみました!
ゲルマニウムラジオとはゲルマニウムダイオードを使った電源が不要なラジオで
【世界一簡単なラジオ】と呼ばれるくらい簡単に作ることができ、
かつては電子工作の入門と言えばゲルマニウムラジオと言われていたそうです。
用意する物 その①
BX-S 0.3sq お好きな色を1m
トイレットペーパーの芯
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今回ご紹介するメインの商品がこちらです。
ポリウレタン銅線 UEW
ポリウレタン銅線は、導体上にポリオールをイソシアネートで架橋反応させたポリウレタン樹脂を主体とした絶縁ワニスを焼付けたエナメル線です。
モーター巻き替え、ミニモーター、電子機器用コイル、計器用小型コイル、超小型センサーなどのリレー配線などに使われます。被覆を剥離せず直接はんだ付けできます。
簡単な工作に使われるエナメル線は、ほぼUEWと言っても、過言ではないでしょう。
モーター巻き替え、ミニモーター、電子機器用コイル、計器用小型コイル、超小型センサーなどのリレー配線などに使われます。被覆を剥離せず直接はんだ付けできます。
簡単な工作に使われるエナメル線は、ほぼUEWと言っても、過言ではないでしょう。
サイズは0.025mm~1.0mmまで。
販売単位は【小分け袋入り10m巻から20m巻】
と用途に合った量をご用意しております。
まずは、UEWを使用してコイルを作っていきます。
なぜ、コイルが必要かと言いますと、
ラジオでは、希望の周波数を選択する回路を、同調回路といいます。
同調回路は、コイルとコンデンサから成り、ある決まった周波数のみを受信するようになっているからです。
選択できる周波数(f)は、コイルのインダクタンス(L)とコンデンサのキャパシタンス(C)で決定され、fはf=1/(2π√LC)で表せます。
今回は、単連ポリバリコン(おおよそ30pf~260pf)を使用しましので、530kHz~1600kHzをカバーするにはL=330μHが適当ですね。
トイレットペーパーの芯が直径42mmでしたので、UEW0.3mmを100回巻きました。
UEWが重ならないよう、綺麗に巻く事が失敗しないコツです。
ラジオの本体部分を作っていきます。
基板にハンダ付けした表側がこちら。
実は基板必要ないのですが、今回はケースを使用しませんので、パーツの安定の為に使用しています。
ゲルマニウムダイオードのカソード(赤線側)の先に、セラミックイヤホンを接続します。
ポリバリコンの端子に、ほとんどのパーツをハンダ付けします。
最初に作ったコイルの両端を、ポリバリコンの端子のアンテナ線側とアース線側に結線した後、基板にホットボンドで接着します。
完成!
今回は基板を使用していますので、これだけでも、
ちゃんと電子工作しました!って見た目になります。
先端を剥いたアース線を指で摘み、テレビ用アンテナ線の芯線に、ゲルマニウムラジオのアンテナ線を接触させると、簡単に電波を拾う事が出来ます。
アンテナで受けた電波を電源として使用しているので、電池が不要な事は、理解しているのですが、こんなに簡単な回路で、動作する事に毎回感動します。
夏の終わりが近づいていますが、たまにはゲルマニウムラジオで、ノスタルジックな気持ちに浸ってみるのは、いかがでしょうか?
以上!
金木でした!
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f=(2π√LC) 分子がありませんが・・・
返信削除ご指摘ありがとうございます!
削除修正いたしました!