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2023年10月10日火曜日

嗚呼バンドマン 80年代〜90年代なヤバい奴等

 


こんにちは、葛下です。


オヤイデ電気では楽器用のケーブルも各種ご用意しておりますので、バンドマンの方もよく来店されます。




私、最近テレビを見ていたり来店されるバンドマンの方々を見ていると思うんですよ。



なんか最近のバンドマンって、優等生って言うか、大人しいって言うか、真面目って言う言い方も変だけど、なんか昔と違うな~って(笑)




実は私も昔バンドマンだったのです。



1980年代後半から90年代にかけての時代。



いわゆる、知る人ぞ知るバンドマンの「やばい世代」です。(笑)



ま~、その頃のバンドマンと言ったら、重機でライブハウスに突っ込むわ、ステージから豚の頭や臓物を客席に投げるわ、放尿はするわ、自傷行為で血は流すわ・・・決してここで書けない事も多々ありますが、とにかく滅茶苦茶な人が沢山おりました。


私の知り合いにも、ライブ前に楽屋で酒を飲みすぎて、ライブが始まったとたんにステージでぶっ倒れて救急車で運ばれたアホなヤツがおりました。(笑)



で、ライブが終わったら終わったで、居酒屋での打ち上げで必ず暴れます・・・

一時期大阪の殆どの居酒屋が、こぞってバンドマン出入り禁止ってなった程です。(私その頃は関西で活動しておりました)



あとライブ中のステージへの襲撃・・・パンクによるメタル狩り・・・嘘か真か「誰かがチェーンソーで耳を切断されたさしい」などと噂もありました。



まさにバイオレンスな世界でした・・・





私が思うに、そもそも、昔と今ではバンドを始めるきっかけの定義が違うのでは無いでしょうか?



昔はテレビで見たり、あるいは学園祭で演奏している先輩達を見て「うわっ!かっこいい!」と視覚で感じてバンドを始めた人が多いのではないかと思います。


あとは人と違った何か変わった事をしたいと思って、バンドを始める人も多かったです。



なので、曲を聴かすって言うよりも、ステージでの見た目・パフォーマンスの方に重きを置かれていた気がします。


しかもバブルの時代でしたから目立ってなんぼの世界でもありましたしね。


みんなどうやったら一番目立つのかという事ばかり考えていたと思います。


髪の毛も高く立たせてなんぼの世界でした。(笑)


昔のXJapanやBUCK-TICKを思い出して下さい。


私も実はこんな感じでやっておりました。恥ずかしいので顔出しNGで・・・





ステージ上も派手でしたね。



昔、LUNA SEA(当時はLUNACY)と一緒にライブをやった時、リハーサルの時に客席にジャングルジムがあったんですよ。



で、「誰?こんなトコにジャングルジム持ってきたの!」って思ってよく見ると、真矢君のドラムセットでした。(笑)



今ではすっかり見なくなったバカデカいツーバスを中心にラックが組まれており、まるで要塞みたいなジングルジムでした。



あとメタルのライブではマーシャルの壁なんてのは定番でしたよね。



そして時代が流れて行き、今のバンドマンの方って、おそらく音源等を聴いて「うわ!この曲・音カッコいい!」「こんな感じの曲を作ったり音を出してみたい!」って思って音楽を始めるのでは無いでしょうか?



今のデジタル時代、PCで簡単に曲を作れますし、趣味が宅録って方も多いですよね。


なのでその分、音へのこだわり、すなわちケーブルや機材へのこだわりが大きくなって来る事でしょう。



そもそも!昔は今みたいにケーブルの種類も多くありませんでした。


楽器屋でシールドを買うと、大抵CANAREのGS6でした。


てか、昔はステージでは9割以上の人がワイヤレスを使っており、ケーブルにこだわってる人なんかいませんでしたよ。


今のライブでは聞くところによると9:1でワイヤードと聞いてびっくりです。


それだけ音にこだわりがある証拠ですね。



たまに実際にエファクターボードを持ってこられて配線の相談をされるお客様がいらっしゃいます。



みなさんのボードの中を見て思う事。



なんと美しい!(笑)



綺麗に整頓されていて無駄なく配置されているエフェクター達。



パッチケーブルも綺麗に統一されているし、DCケーブルにもこだわりが見られます。


そしてその計算された配置に合うようにパッチケーブルの長さを調整して作りたいと相談を受ける訳ですよ。



昔のバンドマンのエフェクターボードなんてボロボロで、固定されていたエフェクターも外れて、持つと中でガタガタ言ってるし…


パッチケーブルなんて300円ぐらいで売ってるモールド加工のモノしか無かったし、DCケーブルを変える発想すら無かったです。


増してやケーブルを作るなんて発想を、渋滞中の高速道路上に降り立って奇声を上げて走るような連中に思いつく筈もないでしょう!(笑)



最近はノイズ対策グッズも数々出ていますから、ノイズ対策もばっちりな様です。昔はそんなノイズ対策グッズなんて無かった為、MCの時なんか各自のノイズだらけでうるさいうるさい!




私もノイズフィルター的なエフェクターを使ってたんですけど、音が異様にショボくなってしまい、仕方なくさらに後ろにブースターをかけてさらにノイズが増えると言う訳の分からない事をやっておりました。(笑)



ボードを見る限り、今のバンドマン…いや、敢えてミュージシャンと呼ばせて頂こう、ミュージシャンの方々は楽器もさぞ大切に扱っている事でしょう。



昔のバンドマンは、ちょっとでもステージで気に入らない事(客のノリが悪い…音が出なくなった…etc.)があると、すぐキレてギターやベースをステージにバーン!って放り投げていましたからね(笑)



今まで他人事のように書いている私ですが、実は私もステージにベースを叩きつけて破壊してました。



今ではこうやって部屋のオブジェとして活躍してます。




ヘッドの部分、近くでみると折れてます…今では貴重なB.C.RICHの『R』1文字のヘッドが無残な事に・・・






今のミュージシャンの方達は、そうやってこだわり抜いた自慢の音と楽曲を聴かせたいが為のバンドであるがゆえ、無駄なパフォーマンスや派手な衣装はさほど必要ないのではないでしょうか?



以上が私が分析した昔と今のバンドマンの違いですが、あくまでも個人的主観ですからツッコミは無しと言う事でお願いします。(笑)


そもそも根本的に昔と今ではバンドマンの人種自体が違う気が・・・💦



そういう訳で(どう言う訳?)、バンドマン、いや、ミュージシャンの皆様方、オヤイデ電気で各種部材を揃えて、素晴らしい楽曲を奏でて下さい!


そして、くれぐれも楽器は大切にして下さい!(笑)



楽器用ケーブルはこちら


パッチケーブルはこちら


DCケーブルはこちら


ノイズ対策グッズはこちら




以上、葛下でした。




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