実に19年振りとなるリニューアル
L/i50シリーズのハイエンドモデル「L/i50 EXs II」が登場
L/i50 EXs II (1.8m) ¥33,000(税込) https://shop.oyaide.com/products-li50-exs2.html |
「音が良くなる電源ケーブル」として、伝統のオヤイデサウンドを継承している「L/i50シリーズ」。1983年12月、「低インダクタンス電源用コードL/i50」として実用新案を取得して以来、ユーザーから頂いたニーズを製品に反映させ、より完成度を高めて進化し続ける歴史的なオーディオ用電源ケーブルです。
遂に今冬、19年振りのリニューアルとなるL/i50シリーズハイエンドモデル「L/i50 EXs II」が登場します。
L/i50 EXs II
L/i50 EXs IIは全てのパーツを国内生産品すなわち”完全なるMade in Japan“に拘ることで、自社製品による音のトータルプロデュースを追求しています。19年もの歳月の中で目まぐるしく変化してきたオーディオファイルの環境が、同時に電源ケーブルに求めるニーズの変化にも繋がっています。現代の音楽環境に適応するハイエンドに相応しい「L/i50シリーズ」こそ「L/i50 EXs II」なのです。
伝統のオヤイデサウンドのDNAを脈々と受け継ぎながらも、現代のオーディオに不可欠なハイスピード、高解像度、広大なサウンドステージを兼ね備えた製品へと生まれ変わりました。
●内部導体
導体は高純度OFCに長時間低温焼鈍を行いながら製造しました。銅を伸ばす工程に発生する応力歪に対して急激な変化を与えないよう、低温でゆっくりと時間をかけながら伸線しています。これにより導体内部組織が均質化され、安定した伝送を実現します。
●絶縁体
絶縁材は振動吸収性に優れ、機械的強度を有する強化シリコンゴムを採用。瞬間的な電流負荷変動による振動を吸収し、不要な響きを抑え、原音忠実性を高めました。さらに4本の内部配線はそれぞれ強化繊維(テトロン)スリ-ブで被覆し、ケーブル内部の共振を抑え、優れた振動制御能力を発揮します。
●スターカッド撚り構造を採用
4本の導体を対角線上に撚り合わせるスターカッド撚り構造を採用。ケーブルから発生する磁界を互いに打ち消しあう為、通常のケーブルに比べ低インダクタンスとなり、ケーブル内部で発生する輻射ノイズを大幅に軽減します。4本の内部配線はそれぞれ強化繊維(テトロン)スリ-ブで被覆しケーブル間の共振を抑え、優れた振動制御能力を発揮します。
●外装
外装は材質のカラーリングを嫌い、シンプルに強化繊維スリーブのみ使用。摩擦などによる静電気の帯電を防止するため、静電気帯電防止加工を施しました。
ケーブルカラーはブリリアントな「サファイアブルー」を採用。2002年にリリースされた初代L/i50 EXからの系譜を継承し、L/i50 EXs IIを象徴するオリジナリティの高いカラーリングへと昇華しました。
●電源プラグ・IECコネクター
L/i50 EXs IIの最大の特徴である電源プラグ・コネクターは、L/i50 EXs II専用部材として設計。全ての素材・構造を再検討したオーディオ用電源プラグ・コネクター「ARMOREDシリーズ」をベースに、サファイアブルー仕様の「AP-037EX」「AC-037EX」を採用。
ARMOREDシリーズは「デュアルハウジング構造」「フレックスケーブルクランプ方式」「ARMOREDメカニカルアース」など、他に類を見ない斬新なアイデアを盛り込んでいます。ケーブルへの負担を緩和し、不要な振動を抑えることで制振性が向上。電極には脱酸リン青銅+2回磨き上げの後、厚肉銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ)を施しました。
●電磁波吸収体
現代の音楽環境に適応するために、電磁波吸収体「オヤイデ電気 NRF-005T」と「オヤイデ電気 MWA-010T」を2層巻き。
「NRF-005T」は電源ケーブルから発生する輻射ノイズと電界ノイズを抵抗損失により抑制することで、さらなる静寂性と原音忠実性の両立を実現。さらに「MWA-010T」は接点で発生する磁気歪みを吸収し、不要なノイズをジュール熱に変換させることで、電源の質を大幅に改善します。
これらの相乗効果により、L/i50 EXs IIは音楽を鮮やかに再現するためのポテンシャルを発揮します。
L/i50 EXs II仕様
製品型番 |
L/i50 EXs II |
ケーブル部 |
L/i50 EX 1.8m (L/i50EXs II専用) |
ケーブル構造 |
スターカッド撚り構造 |
ケーブル導体 |
OFC(ホット/コールド)+ 錫メッキOFC(アース) |
ケーブル導体断面積 |
4.0SQ(7組/25本/0.12各1対) |
ケーブル絶縁体 |
強化シリコンゴム |
ケーブル外装シース |
テトロンスリーブ(内側)+PETスリーブ(外側)
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ケーブルコーディネートカラー |
サファイアブルー |
ケーブル外径 |
10.6mm |
電源プラグ&IECコネクター
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AP-037EX / AC-037EX (L/i50Exs II専用) |
電源プラグ&IECコネクターカラー
|
サファイアブルー |
電極材質&メッキ
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脱酸リン青銅・2回磨き上げの後、厚肉銀メッキ(1.5μ)+ロジウムメッキ(0.3μ)
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電磁波吸収材 |
NRF-005T (0.05t) + MWA-010T (0.10t) 2層巻き |
定格 |
125V/15A <PS>E認証品 |
JAN |
4582387109676 |
売価 |
オープン価格(希望小売価格¥33,000税込)
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ケーブル延長 |
0.5m増すごとに+4,400円(税込) |
開発者あとがき
高音質電源ケーブルの先駆けとなった【L/i50シリーズ】。
2002年に登場した初代ハイエンド電源ケーブル「L/i50EX」は、オーディオアクセサリーを象徴するケーブルカラーとして「パープル」「コバルトブルー」の2種類をラインナップしていました。この紫や青を基調としたオリジナリティの高いケーブルカラーは、現在のオヤイデ製品のイメージカラーにも反映され続けています。
会社資料に残っていた、当時のチラシ(2002年発行) |
来る2004年、完全メイドインジャパンの自社製造部材によって完成された後継機「L/i50 EXs」が誕生します。L/i50EXの系譜を継承し、ケーブルカラーは「パープル」「コバルトブルー」の2種類をラインナップしました。
当時オーディオ用電源ケーブルの黎明期であった最中に登場したL/i50 EXsは、「高品質なEXs専用電源ケーブル」と「日本製の高品質電源プラグ・コネクター」の誕生により、L/i50 EXsの完成度の高さは不動のものとなります。斬新なアイデアと確かな音質チューニングが相まって、19年間に渡りL/i50 EXsはロングセラー商品へと成長してきました。このようにしてL/i50シリーズはオヤイデ電気のフラッグシップとして確立されてきたのです。
そして2023年、開発年月に2年を越える期間を経て「L/i50 EXs II」が登場します。
L/i50EXの系譜を絶やさぬよう、ケーブルコーディネートカラーである「サファイアブルー」には特別な想いが込められています。
L/i50 EXs IIに採用したサファイアブルーは、紫とも濃青とも形容できる立体的でブリリアントな青紫に仕上げ、L/i50EXの系譜を継承しつつも新しい息を吹き込みます。
L/i50 EXs II専用となる電源プラグ・コネクター「AP-037EX」「AC-037EX」はサファイアブルーに合わせて樹脂調色を行い、L/i50 EXs IIのイメージを決定づける象徴的なマテリアルとなりました。
L/i50シリーズは常に時代のニーズに合わせて進化し続けてきました。
サファイアの宝石言葉は「成功」
『過去の成功から未来の成功に橋渡しをする』という意味も込められた、特別な電源ケーブルです。
以上、原田でした!
質問お願いします。HBEタイプの電源ケーブルと比較して本製品はハイファイ方向のケーブルでしょうか?
返信削除本製品はハイファイ方向のケーブルとなりますので、主にオーディオ用途をお勧めいたします。
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