オヤイデ電気では、産業電線・電設資材などさまざまな商品扱っておりますが、次の質問はおそらく問い合わせナンバーワンではないでしょうか...
” やわらかい電線ありますか? ”
さて今日は、「やわらか~い電線の特徴」をご紹介しますので、使い道に合った電線を見つけていただきたいと思います。
※この記事は、主に産業電線の事について紹介しています。
※ご不明点やご質問はお問い合わせください。
ヒント① 「素材」で選びましょう
電線のほとんどには「絶縁体」や「外被(シース)」と呼ぶ絶縁の素材があります。
その素材がやわらかいことで、電線に柔軟性が生まれます。
そんな ”やわらか~い素材” ランキング!
※一般に電線に用いられる代表的な素材を挙げています
※一般的に柔軟性があると言われる素材を挙げています
シリコンゴムはやわらかい素材の代表といっても過言ではないでしょう。
”ふにゃんふにゃん”といったようなやわらかさ。
電線のみならず、キッチンや日用品など皆さんの身近に存在しています。
ちなみに正しい名称は「シリコーンゴム」。
ビニールもとても身近な素材です。バッグや粘着テープなど。
加工性がよく様々な機能をもつことができ、電気絶縁に優れています。
電線において「一般ビニール」と呼ばれる素材も十分な柔軟性を持ちますが
軟化剤を多く含んで押し出された「軟質ビニール」は比較して更にやわらかい機能を持ちます。
”たゆんたゆん”といったようなやわらかさ。
ヒント② 「導体構成」で選びましょう
電線の導体は「単線 (たんせん) 」と「撚線 (よりせん) 」に分けられます
ヒント③ 同じ素材でも「ちょっと違う」
同じ素材や同じ導体サイズでもスペックによって
「柔軟の感覚(度合)」が異なります。
このように、耐電圧が高くなると絶縁体を厚くしなくてはならないため、
物理的に柔軟性の違いが現れます。
次はビニール電線の比較です。
「耐熱グレード」によって柔軟性が異なる場合があります。
これは、ビニールに含まれる成分が異なるため
製品によっては同じ品番やサイズでも「耐熱の方がかたいかも?」といった
印象を覚える場合があります。
※ビニールは、様々な化合物によって便利な性能を持つことができるため、
必ずしも「耐熱グレード=かたい」とはなりません。
色々と御託を並べましたが、結局のところ
Q)やわらか~い電線ある?
軟質シールドケーブル
もちろんシールドケーブルや多芯ケーブルもあります! |
モガミ電線 製品
モガミ電線は「超極細」な電線をたくさん製造しています。超極細は超柔軟 |
シールドケーブルも超極細!1mm以下のシールドケーブルもあります |
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やわらかい以外にも仕様条件で電線をさがせる
「絞り込み検索」が便利です。是非ご利用ください
しかも「やわらかい」という表現は求められ方が多種多様で、数値化・規格化できない事がひとつ悩みです。
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