すべてのクリエーターのためのプロフェッショナルユースを目的としたオヤイデ電気の自社ブランド "NEO"
その中でも世界中のクリエーター、特にDJ業界で広く使用されている、ハイクオリティオーディオケーブルシリーズ"d + Series"
今回はNEOブランドの看板商品といっても差し支えないであろう"d + Series"のご紹介です。
*
d + Series
音楽ソース、音響機器など、時代と共にその環境も刻々と変化していきます。
DJ、PCオーディオという2つの異なるジャンルにおいて、現代のニーズに併せたハイクオリティでプロユースなラインナップをこれまでも展開してきました。
d +RCA Series
d +USB Series
プラグタイプは、"TypeA to TypeB"、"TypeC to TypeB"、"TypeC to
TypeC"、"TypeA to C"の仕様をラインナップ。
d +XLR
d +TXM
片側TRSフォーンプラグ、もう片側がXLR3ピンオスプラグ仕様。
d +XFT
片側TRSフォーンプラグ、もう片側がXLR3ピンメスプラグ仕様。
d+TS
d +TRS
d+RTS
片側がRCAプラグ、もう片側がTSフォーンプラグ仕様。
d+RXM
片側がRCAプラグ、もう片側がXLR3ピンオスプラグ仕様。
d +MYR
片側が3.5mmステレオL型プラグ、Y字に分岐し、もう片側はRCAプラグ×2仕様。
d +MYTS
片側が3.5mmステレオL型プラグ、Y字に分岐し、もう片側はTSフォーンプラグ×2仕様。
d +C7
IEC C7型採用のメガネ電源ケーブル。
その他にもセット品であるd +RCA for TurnTableやd +DJsetなどがございます。
この中でもRCA SeriesとUSB
Seriesは、多くのユーザーに支持されてきました。ステージ上でも映える緑色のケーブル=オヤイデ、という印象を持ってる方も少なくないのではないかと存じます。
そんなRCA SeriesとUSB
Seriesには通常仕様であるClassBタイプの他に、上位グレードが存在します。
(※USBはTypeA to TypeBのみ上位グレードがあり、その他のTypeはClassBのみ)
"Class A"と"Class S"です。
ではこれら3種類は何が違うのか?
それらは音にどう影響を与えるのか?
ご紹介致します。
🟢Class B🟢
RCA
- 導体 高純度無酸素銅(0.18mm×33
- シース PVC
- 絶縁体 Polyolefin
- 端子 24K金メッキ
- ハウジング PBT + Glass Fiber
- アウターカバー PVC
USB
- 導体 銀メッキ高純度無酸素銅
- シールド ダブルシールド構造(錫メッキ線+アルミテープ)
- シース PVC
- 絶縁体 Polyolefin
- 端子 24K金メッキ
- ハウジング PBT + Glass Fiber30%
- アウターカバー PVC
※TypeA to TypeB仕様の場合
🟠Class A🟠
RCA
- 導体 102SSC (AWG18)
- シース Thermoplastic Elastomers
- 絶縁体 Polyolefin
- 端子 24K金メッキ
- ハウジング PBT + Glass Fiber
- アウターカバー アルミニウム
USB
- 導体 102SSC(シグナル 25AWG、パワー 21AWG)
- シールド ダブルシールド構造(錫メッキ線+アルミテープ)
- シース Thermoplastic Elastomers
- 絶縁体 Polyolefin
- 端子 24K金メッキ
- ハウジング PBT + Glass Fiber30%
- アウターカバー アルミニウム
🟣Class S🟣
RCA
- 導体 102SSC(16AWG)
- シース Thermoplastic Elastomers
- 絶縁体 Polyolefin
- 端子 プラチナ+ロジウムメッキ
- ハウジング PBT + Glass Fiber
- アウターカバー アルミニウム
USB
- 導体 102SSC ( AWG22 / AWG18)
- シールド ダブルシールド構造(錫メッキ線+アルミテープ)
- シース Thermoplastic Elastomers
- 絶縁体 Polyolefin
- 端子 プラチナメッキ+ロジウムメッキコーティング青銅合金
- ハウジング PBT + Glass Fiber30%
- アウターカバー アルミニウム
各スペックを確認すると、ざっくり各Classの特色が見えてきますね。
大きく分けるとすると【導体】【シース】【端子】【アウターカバー】。
このあたりにそれぞれ違いがあるのがお分かりかと存じます。
【導体】
ClassBには高純度の無酸素銅が使用されています。
それと比較してClassAの場合は、オヤイデ電気オリジナルの精密導体102SSCが採用されていて、通常のOFCよりもより表現力豊かな出音が期待できます。
そしてClassSにも102SSCを採用していますが、ClassAよりも太い導体サイズを採用しています。
これにより、より低域や情報量が増し迫力のあるサウンドに仕上がります。
【シース】
ClassBにはPVCが採用されています。
それと比較してClassAとClassSでは、Thermoplastic Elastomersを採用しています。TPEと呼ばれていますね。
こちらはオーディオ用にチューニングしたエラストマーでして、PVCと比較しても優れた電気特性を発揮します。
【端子】
ClassBとClassAには24K金メッキを採用しています。
金メッキらしい、豊かな中低域と安定感が特徴と言えるでしょう。
それと比較してClassSでは、プラチナロジウムメッキを採用しています。
高い解像度と中音域の押し出しが魅力です。
【アウターカバー】
ClassBではシースと同様PVCを採用しています。
それと比較してClassAとClassAでは、アルミニウムを採用しています。
これにより、制振性に優れたサウンドとシールド効果を得られるでしょう。
私個人的にまとめますと・・・
🟢Class B🟢は、付属品からの買い替えやエントリーモデルとしては最適!
緑白のバランスがかわいい!DJ業界ではオヤイデと言えばコレ!
🟠Class A🟠は、一番バランスに優れた高いポテンシャル!
その特性上、実はレコーディング用途にも合っていたり!?
🟣Class S🟣は、とにかく派手なサウンド!高解像度高レンジで全部見える!
といった感想です。あくまで個人の見解なのでご参考程度にお願いします。
ご自身の用途にあったd+をお買い求めください!
以上!
三浦でしたー
0 件のコメント:
コメントを投稿