こんにちは、葛下です。
とうとう9月に入りましたね。
もうすっかり秋ですね〜って
そんな暦通りにきっちりと気温まで変化しなくても…😓
皆様、体調管理には気を付けて下さい。このご時世、うかうか風邪も引けないですからね。
さて、同軸ケーブルを作ろうシリーズの第3弾「上級編」です。
今回はがっつりハンダを使ってMコネクターを取り付けて行きましょう。
使うケーブルは前回のNプラグ同様5Dー2V。
使うコネクターはMPー5。
Mプラグを分解すると、部品はこの2つだけです。接続ナットと本体だけ。
Nプラグの時みたいにやたらと沢山の部品はないです。シンプル!
ではまず外側の接続ナットの部分をケーブルに通します。
いつも言ってるけど、ここ大事ね。忘れたら大惨事ですから(笑)
で、プラグとケーブルを併せて見て、この部分まで被覆を剥ぎます。
定規で図るより併せて目測でやった方が確かです。
で、窪み(穴があいてる部分)の天井辺りでシールドをカットして、スカイツリーの展望台みたいな部分の真ん中辺りまで絶縁体を剥いて芯線を出します。
こんな感じ
で、ボディをスポッと被せます。
こん時、上から芯線が飛び出さないように、もし長かったらカットして下さい。
あとは先っぽと横の穴の部分をハンダするだけです。
作り方は至って簡単なんですが、結構ハンダ付けが難しいです。
横の穴の部分は4つ空いてますので4つともハンダ付けします。(2つ穴のモノもある)
この部分、結構ハンダがノリにくいのですが、あまり長くコテをあてすぎると絶縁体が溶けます。
あらかじめ穴の部分をラジペン等でガリガリやっておくとハンダがのり易いです。
先っぽの部分はチャチャっとチョコっとハンダがポイントです。
あまりハンダを乗せ過ぎるとはみ出しますし、長くやりすぎると下にハンダが流れてシールドとショートする可能性があります。
失敗例を載せておきましょう。
極端にやりましたがハンダがはみ出してしまっています。
これではメス側のコネクターに入りません!!アウトです!
でも大丈夫!安心して下さい。
こんな時の為にハンダ吸い取り線と言うものがあるのです。
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吸い取りたい半田の上に当ててコテを上から当てると、ズズズーってハンダを吸い取ってくれます。
素晴らしい…(笑)
上手くハンダ付けが終われば外側の接続ナットを被せて終わりです。
Mプラグはつくり自体は非常に単純なので、ハンダ付けだけがキーポイントになります。
ハンダ付け初心者にはちっとばかし難しいかもしれません。
だって同軸ケーブル上級編ですから!
同軸ケーブル作り、初級編・中級編・上級編と3回に渡って投稿して来ましたが、如何でしたでしょうか?
もしかしたら突然「番外編」とか出てくるかもしれませんが、またそん時はまたお付き合い下さい。(笑)
以上葛下でした。
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