先日、急遽発売となったFTVS-305を使ってDCケーブルを製作してみました。
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エフェクターボード内のケーブルに悩んでいるあなたに朗報!
今日は楽器弾きによる楽器弾き向けのブログを書かせて頂きます。
FTVS-305は単線&同軸ケーブルとは思えないほど柔らかいので、
「エフェクターボード内の配線にもぴったりではないか?!」
ということで作ってしまいました。クリアーの被膜がとてもかっこいいです。。。
何より細身の1芯シールドケーブルで単線導体を使っているケーブルって少ないですよね。電源部に単線が使えて取り回しも良いというところに大変メリットを感じます。
電源ケーブル同様、DCケーブルも音質に大きな影響を与えます。
バッテリーでエフェクターを駆動させる音が最高と言われますが、シールドがしっかりしている良質なDCケーブルで電源を取った時の音は当然ノイズも少なく音質向上も望めます。
パワーサプライを使ってエフェクターを供給される方は是非一度高品質なDCケーブル、お試しください。
というわけで早速FTVS-305剥いてみました。
こんな細いのに銅箔が巻かれててテンション上がりますね。
純銀75Ω同軸ケーブルにはFTVS-408【販売価格\2,100(税込)】もございますが、
FTVS-305は「FTVS-510【販売価格\4,200(税込)】のダウンサイジングしたもの」ということにご注目頂きたいです。
FTVS-408は4N純銀導体を使用していましたが、FTVS-305は5N純銀(99.995%)導体を使用しています。
被膜もFTVS-510と同じくUVカットポリウレタンを使用、絶縁体にはPFAも使われております。
細くても音質向上が期待出来そうですね!
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ここで密かに新発売していたとあるものをご紹介したいと思います。
以前ミジンコシグネイチャーで使っていたものがそのまま商品化されてました。
これを見た時に楽器脳の自分は
「3.5mm用のDCジャックを搭載しているエフェクターのパワーサプライ用ケーブルに使えるな~」
なんて思ってました。(本来はモノラル音声信号を通して使ったりします。)
例えばElectro-Harmonix製の古いエフェクターやKLONのCentaurなど3.5mmDCジャックを採用しているエフェクターを見かけることは意外と珍しくありません。
それでいて良質なモノラル3.5mmミニプラグって売ってないので、これを機にパワーサプライケーブルを強化したい方は是非お試しください。
【追記】CentaurのDCジャックは「Switchcraft独自規格」のジャックを採用しており、「JIS C6560 (日本製など)」や「IEC 60603-11 (Neutrikなど)」のプラグとは完全な互換性がありません。動作自体は問題ございませんが、お使いの機種やジャックの状態によっては勘合が甘い可能性がございます。予めご了承ください。
というわけで作ってみました。
めっちゃかっこいいですね!
使用プラグは下記より購入頂けます。
一般的にパワーサプライ用プラグは2.1mmが多いですが、予め仕様は確認しておいてくださいね。
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おまけにこんなものまで作っちゃいました。
パッチケーブルにも!これはテンション上がりますね。
やはり柔らかいのでパッチケーブルにもオススメです。
プラグはP-240Mを使用すればぴったりサイズです。
最近は配線が見えないようにエフェクターボードを組んだりしますが、ケーブルの見た目が良いと全部見せたくなっちゃいませんか?
FTVS-305は限定生産ですので是非一度お試しください。
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最後にDCケーブルを作る際に必要な知識として「極性」について書いて締めくくりたいと思います。
DCケーブルを作る際は必ず極性をチェックしましょう。
必ず下記の画像にあるような記載が、取扱説明書や付属のアダプターなどに記載されています。
エフェクター側だけではなくパワーサプライやアダプター側の極性もしっかりチェックしましょう。
この図を実物を使って解説すると下記のようになります。
つまりHOTとして扱っていた部分をプラス(+)にするか、マイナス(-)にするかの違いです。
パワーサプライから電源を供給する場合、大体センターマイナスで電源を供給してることが多いですが、エフェクター側がセンタープラスだった場合はプラグの極性を反転させてあげなくてはなりません。
例えばセンターマイナスで出力しているパワーサプライからセンタープラス仕様のエフェクターを使う場合、
パワーサプライ側のスリーブ(+)と、エフェクター側のチップ(HOT)を導通させます。
同じようにパワーサプライ側のチップ(-)は、エフェクター側のスリーブ(COLD)と導通させます。
マイナスなのにHOTとか説明分かりにくいかもしれませんね。。。説明下手ですみません!
万が一結線を間違えた状態で導通させた場合、機材が壊れるだけでなく思わぬ事故にも繋がり兼ねませんので十分注意して作業してください!
もし分からないことがあればお気軽にご質問、お電話などお待ちしております!
オヤイデ電気ではこのようなDCケーブルも製作・カスタマイズを受け付けております。
もしDCケーブル作って欲しいな?と思ったらお気軽にお電話ください。
TEL : 03-3253-9351
FAX : 03-3253-9353
MAIL : webmaster@oyaide.com
原田でした。
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