ページ

2013年10月26日土曜日

週刊「サンデン」第9号 電線導体サイズと電流値の巻



今週も週刊サンデンをご覧頂きまことにありがとうございます。産業系の電材に特化した週刊サンデン。
第9回目の今号は商品ではなく、
電線の導体サイズとその電流値のお話を。
店頭で接客をしていると、こんなやり取りをする事があります。


お客様A
5A(アンペア)位流せる電線
が欲しいんだけど

オヤイデ店員B
単線(タンセン)と撚り線(ヨリセン)はどちらですか?」
お客様A


これはあくまでも一例ではありますが、
この場合まず、単線と撚り線。
単線は一本の電線で構成されています。

単線のVVFケーブル







撚り線は何本もの細かい線で構成されている
電線の事を言います。
撚り線のRSCB(シリコン)ケーブル



簡単に説明してしまいましたが、
この辺りの詳細は別冊サンデンに記載してますので、
そちらをご覧下さい。

今回は「
5A(アンペア)位流せる電線
こちらにフォーカスしようと思います!




まずは下の表をご覧下さい。


    電線のサイズと電流値表





電線にはこのように電線の導体サイズによって流れるA(アンペア)が異なります。


5A(アンペア)位流せる電線が欲しいんだけど」



となれば表で見ると


単線は1.0mm(φ)





撚線なら0.75平方mm(sq)



の電線を購入すれば良い訳です。



このような表はネットでも落ちていたりしますし、

オヤイデ電気にも
『取扱品目一覧表』という冊子があります。
(店頭にも置いてあります)
ので、そちらを参考にして頂ければ幸いです。
実は、これ以外にもAWG(アメリカンワイヤーゲージ)というアメリカ規格のサイズの呼び方もありまして、

UL線(オヤイデ取り扱いでは、UL1007UL1015など)は、
この規格になるのですが

この話はまた今度という事で!



【週間サンデン】 目次はこちらから 【毎週"月曜"更新】









0 件のコメント:

コメントを投稿