前回デュアルコアのみに着目した丸山が今回は5種の結線方法で試してみました。
誰が言ったか知らないが確かに聞こえる空●アワーのお時間がやって参りました。と言いたくなる程に同じ物でも違って聞こえるケーブルについてです。ケーブルは本来赤なのですがPETチューブのお陰で黒に見えますが近くで見ると薄っすら赤が見えて「Possessed」の「Seven churchs」を彷彿とします。
それでは本題に行きます。今回登場するケーブルは【QAC-222G】(赤)です。
完成品とは違う仕様の方がと思い金メッキプラグの【P-275BG】とペットチューブを掛けてみました。
使った物は上記2点が基準となっています。今回行った結線方法は4種(通常仕様(電磁シールド)、Dual-core、セミバランス、1芯仕様)ですが言葉で説明するより画像を見て頂きます。セミバランスは反対側も音出した為、5種類としています。
①通常使用(電磁シールド)
両側、青をHOT、白とシールド纏めてをグランド。
②Dual-core
両側、青と白を纏め、シールドはグランド。
③セミバランス
片側は青をHOT、シールドを切り落とし白をグランド、反対側は通常仕様と同じく青をHOT、白とシールドをグランド
④1芯シールド風
両側、青をHOT、シールドはグランド、白は切り落とす。
上記の結線方法を試し音を出す為にスタジオに行きました。
愛用のFreakTravelers製のギターとスタジオ常設のMarshallでやってみてのレビュー?です。
①通常使用(電磁シールド)
あくまで、これが基準とも言えます。音が綺麗でエフェクターの乗りも良く、言い方を変えればギター、ベース問わず扱い易くミッド感、透明感、音の立ち上がりが良く完成品とは違い金メッキプラグな為、ローミッドが芳醇。バランス最強です。
②Dual-core
通常仕様に比べ重心が下がり1芯的とも言えるせいか、よりミッドに集中した感じがある。繊細さを損なう事無く塊として音を飛ばせる。音の粘りはNo.1です。個人的ですがパッシブのベースや遅くて重い音楽に合います!DOOM、スラッジ好きはマスト!
③セミバランス(方向性が有る為、2つ)
青HOT、白&シールド→青HOT、シールドはG
結線方法全てやってみたところ一番ノイズレスでした。ノイズレスが故に音が太いとも感じますが、世間では意味が無い等と言われる事がある理由も何となく分からないでもないなと...音の特性は少し太めの通常仕様という感じです。
反対Ver.の青HOT、シールドはG→青HOT、白&シールドはG
セミバランスに比べると音は細く感じますが、逆を言えば出過ぎた物をスッキリさせる事が出来るのでイコライザー的とも言えます。ロベンフォードがやっていたとかいないとかの噂有り。
④1芯シールド風
上記全てと比べると音が軽いです。良いのか?と頭に「?」マークが出ましたが本領発揮はパッチケーブルですのでパッチケーブルで使用するのが良いかと。
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如何でしたか?結線方法を変えるだけでも変化が凄くありました。使う機材で使い分けても良いですし、今回やってみた事はギターでやってみましたが『RCAケーブル』でやってみるのも変化が出る事間違い無しなのでお勧めです!
以上、丸山でした。
本日のBGM:Preparationset/perception
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