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2021年1月15日金曜日

Comment on Entreq!レコーディングの現場から、Entreq製品へのコメントを頂きました!by Gotch

 オヤイデ電気が日本国内総代理店を務める、スウェーデンのオーディオアクセサリーメーカーEntreq(エントレック)社のグランドボックスシリーズ


Entreq 「Minimus Infinity


今までオーディオ分野でのみ、その仮想アースとしての真価を語られてきましたが、ついに楽器・音楽制作の現場からも声を届けてもらうことができました!


記念すべきお一人目は、自身のバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマンであり、近年は精力的にソロ活動も展開するGotchこと、後藤正文さんです!

後藤正文さん


ご自身のスタジオ「Cold Brain Studio」にて、先日発表されましたソロ作品の新作をレコーディングしている際に、Entreq製品をお試し頂く機会を作っていただきました




-Entreqについて-

Entreq(エントレック)は、スウェーデンの南端の緑豊かな都市アストープに設立されたオーディオアクセサリーメーカーです

同社代表のオロフ フライバーグ氏は、1980 年代にミストスプレッダー型空気清浄機の開発で同社を設立

40 年以上におよぶオーディオへの深い造作によって2002 年にオーディオ市場に進出。物理学に精通し、スウェーデンの自然に多くのインスピレーションを得た氏の見識は、自然法則に基づいたオーディオ再生を目指しています

特に、オーディオにおける振動と磁場の影響に着目し、長年の研究成果を製品開発に活かしています

製品の開発と製造は全て自社で行い、常により良い製品造りを目指して、日々の研究に勤しむ堅実な企業姿勢が、世界のオーディオファイルに広く受け入れられています



今回お試し頂いたグランドボックスシリーズは、機器のグランドをグランドボックスに落とすことで、電磁波の不要輻射の低減、および機器の回路上のグランド電位が安定することにより、それぞれの機器の本来の音の持ち味を崩すことなく、音楽のディテールがより鮮明に引き立つようになる、といった効果を得ることができます


お試し頂いたのは、オヤイデ電気が取り扱う3種類のグランドボックスの内、「Silver Minimus Infinity」と「Olympus Ten」の2機種です

Silver Minimus Infinity
Olympus Ten


それぞれに含有する金・銀・銅・亜鉛・マグネシウム等の金属に導電性鉱物を複合した”ミネラルミックス” の構成比が異なり、各グランドボックスのキャラクターを作り出しています


一体どういう結果が出たのでしょうか?


是非、御覧ください!


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Gotch

後藤正文。1976年静岡県生まれ。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル&ギター。

新しい時代とこれからの社会を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長を務める。

インディーズレーベル『only in dreams』主宰。

HP / Twitter

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「僕のスタジオは地下の賃貸物件で、地中にアース棒を打ち込むことができないため、

仮想アースをお借りしました。

いろいろな機材につないで試してみましたが、一番変化がよくわかったのはギターのシールドに

つないだときで、「Silver Minimus Infinity」ではギラギラとした高域が持ち上がり、「Olympus Ten」は中低域が持ち上がって音が太くなるような印象でした。

EQで持ち上げるのとは違う独特な変化で、録音時にエフェクター的な使い方をするのが

面白いかもしれないと感じました。

(例えば、ペダルやアンプの設定を変えずにプレゼンスだけを上げたいような場合に)

ギターのノイズ除去への期待もありましたが、そちらについては僕のスタジオでは

効果がありませんでした。


API1608のコンソールに繋いだときにはモニターからの出音にも変化がありました。

ただ、ギターに比べて、言語化するのが難しい微弱な変化です。

製品がモニター環境を向上させているのかどうかについては明言できません。

音の良し悪しに関しては好みの問題だと思います(僕はSilver~が好印象でした)。

リスニング用として、好きな音にチューニングするためのエッセンスとしては選択肢のひとつに

なるのかなと思いました。

あくまで、僕のスタジオ、Cold Brain Studioで試してみての感想です。

とても面白い実験でした。」


後藤







Entreqのそれぞれの機種が持つ特徴をしっかりと捉えらえて頂いた上で、レコーディングに生かして頂きました

後藤さんが感じた変化は、我々がオーディオ機器で使用し、感じた変化とほとんど同じものです

「エフェクター的な使い方」というところでは、ケーブルの使い方に近いものを感じますね


今回は貴重なご意見を頂くことができ、大変嬉しく思います

後藤さん、お忙しい中ご協力頂き、本当に有難うございました!


先日リリースされました後藤さんのニューアルバム、「Lives By The Sea」も、皆さん是非チェックして下さい!

Lives By The Sea







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