2019年11月30日土曜日

【電動ガン】もっと太い配線

こんにちは!
金木です!

前回まで0.75sqや1.25sqの配線を色々試してきたワケですが、今回はもっと太い配線を試してみようと思います。

それがこちら!

IV 1.25sqです。

1m100円(税別)
ビニール被覆の屋内配線などに幅広く使われている一般的な配線材です。
お値段もかなりリーズナブル。
オンラインショップはこちら


太さはなんと3mm弱!

これまで色々な配線を試してきて解ったことはメカボックスの中に入れることができる配線材の太さは2mm弱が限界。


これではメカボックスの中に入らない!

しかしどうしても2sqの配線材を使ってみたい。
ということで何とか細くできないか考えてきました。


その考えた答えがこちら。

スミチューブV 3mm

1m140円(税別)

電子工作の絶縁やイヤホンリケーブルによく使われている熱収縮チューブです。
オンラインショップはこちら。

これらを使って私がどうしたかといいますと、

まずIV2sqの被覆にカッターで切れ目を入れ被覆剥きました。
次に剥いたIV2sqにスミチューブV 3mmをかけました。
チューブが透明でわかりづらいかもしれませんが矢印から右側全部にスミチューブV 3mmがかかっています。

そうするとなんと2mmまで細くなります!

あとはこれを使っていつもの配線をするだけ。

気になる計測結果がこちら。

90.77m/s


うーん。思ったほど初速は上がらなかったです。
ただこの被覆を剥がして熱収縮チューブをかけるという方法を使えば1.25sqよりもっと太い配線材が使えることが解ったので次回からは2sqの配線材を色々試していきます!

ではまた次回!

【オヤイデ電気 秋葉原直営店】12月の営業時間のお知らせ

【オヤイデ電気直営店の詳細はこちらから】

【12月・営業時間のお知らせ】
★17日(火)は17時45分閉店となります。
★年内最終営業日:28日(土)17時閉店となります。
★年始営業開始日:1月6日(月)10時開店

OPEN:10:00
CLOSE:19:00
定休日:日曜

15時までの注文で即日発送も可能です。(在庫要確認)
在庫品内外問わず、お客様のご要望に沿って御見積差し上げます。

<オヤイデ電気・直営店までの道順>

新人スタッフによる、オヤイデ的温故知新~旧型SLSC編~

 皆様おはこんばんにちは。
 寒いですね、冗談抜きで寒いですね。

 冷え性の同志の方々、対策は万全でしょうか。
 私は既に上下ともヒートテックです。それでも尚足りないくらいのこの寒さ。
 まだ群馬よりはマシ、と言い聞かせる私小倉です。

 はてさて。
 今回は『温故知新』を掲げてやっていく訳なのですが。

 きっかけは何気ない本社での出来事からでした。

 ある昼下がりのオヤイデ本社。商品補充に店舗から訪れていた私。
 そこへ『こんなもの出てきた〜』と一人の本社スタッフの方があるものを持ってきました。

 それが、こちら。
 (写真の場所はオヤイデ本社ではありません)

 なんと旧型のSLSC。
 まだまだ日が入って浅い私にとっては初めて見るものでした。パッケージの色褪せも大分年季を感じます。

 ちなみに現行品はこちらから↓
 https://oyaide.com/catalog/products/p-2617.html

 現行品の外カバーは
 クロムメッキの銀色をしています。

 しかし旧型はこの通り、外カバーが金メッキになっております。

 この初期型が発売されたのが2004年実に15年もの間皆様に愛されてきた事になります。
その間、こうしたマイナーチェンジを経て、さらに良いものへと改良し、今の形がある訳です。

 ちなみに本来であればここにさらに色分けのシールが付いていた筈のものになります。現行の4個1組販売のSLSCではシールでは無くプラグに直接ラインが入っているような形ですね。

 それを今回恐縮ながらこれをそのまま頂ける事になりまして、今回のブログ記事に至った訳です。

 というわけで早速開けてもうちょっと比較していきましょう。

 さて、開封。

 んーーーーーーーーーそうですよね笑

 純銀コンタクトがかなり年季の入った色をしております。
 それもそのはず。

 いつの時期の製造か正確には不明ですが、仮に長くて15年も前のものなのです。未使用とはいえこうなってしまうのも致し方ないでしょう。

 しかし、侮るなかれ。
 ここからが純銀コンタクトの本領発揮でございます。

 磨くと、見事この通り。


 昔から西洋では高級食器としても利用されてきた素材、銀。
 経年変化によって黒く硫化してきてしまいますが、それ磨けばすぐ元通り純銀コンタクトの裏メリットとでも言いましょうか。



 さて、4本とも磨き終えまして。

 改めて現行品の実物と比べてみましょう。
(現行品のサンプルは完成品DR-510用のものです)


 外カバーのメッキは勿論、滑り止め部分の網目の感じなんかも少し違いますね。

 中は基本的な構造は同じ筈ですが…いざオープン。


 やはり中身も微妙な違いがありますね。コンタクトの半田付け部分やコールド部分の形状、そして外装を止めるネジが逆側に付いています。

 確かな進化がそこにあります。

 はてさて、このプラグ、このまま比較で終わらせるのも勿体ないので、ケーブルの形にしてみましょう。

 RCAのラインケーブルペアを作っていくわけですが、今回、個人的に好きな変わり種をご紹介しようかと思います。
 その使うケーブルが、こちら。


 『えっ??????スピーカーケーブルじゃん??????』
 と思ったそこの貴方。その反応は大正解です。笑

 ラインケーブルにするには太さは十分とはいえシールドも無いのに大丈夫なの??という感じではありますが、これをどこに使うかと言いますと、実際私はこれをDAコンバーターからアクティブのモニタースピーカーで既に使用しておりまして、


 Amphenol社製ACPL-CプラグをつけてRCAペアケーブルとして繋いでいました。ケーブル自体は解像度も高いし奥行き感も出るのでこの時点で音質は結構好み且つ、自分のシステムではノイズも殆ど乗らずに使用出来ていました。
(実際環境によってはノイズの影響は変わってくると思います)

 今回、比較も兼ねてこれをこのSLSCで作り変えていこうと思いまして。

 そうと決まれば早速作業開始し早30分後。

 完成。
 なかなか格好いい見た目に仕上がりまして。

 SLSCは旧型・現行モデル共に結線は基本はんだ付けのプラグになりますが、今回旧型のハウジングネジが逆側についていることを生かし、ホット側ははんだ付け、コールド側は固定用ネジによるソルダーレス結線にしてみました。

 では、元のモニタースピーカーの元へ戻し、いざ音をば。


 我が家のモニターは昨年あたり人気殺到し品切れが続出した、Focal社製のShape40。
 シリーズでは一番小さいモデルですが、解像度も高く、小型とはいえ両脇に付いたウーファーによってかなり低域もしっかり出ます。

 んで、肝心な比較はと言いますと。
 …いい感じです。
金メッキから銀コンタクト+銀&ロジウムメッキに変わった事による音質の傾向の変化も勿論あり、高域がクリアになったのもありますが、何より一枚膜が取れたような印象です。

 元々このSLSC、売り文句としましては
繋ぐことを目的としたプラグではなく、いかにロス無く、いかに品質の高い音を供給するかを目的としたRCAプラグ
 と掲げておりまして。

 まさしくその通りの変化が現れたような印象です。
 以前よりもダイナミクスや定位もはっきり見えてくるような。銀メッキではなく純銀そのものがコンタクトになっている事により、所謂『銀メッキっぽい』高域の感じよりも、もっと素直にクリアな感じがします。リスニングのみならず制作側として使用するにもかなり良いプラグなのではないでしょうか。

 因みに現行モデルでやる場合はホットコールドどちらもはんだ付けしてしまう方がやりやすいかと思います。もしくは同じようにネジ止めでコールド結線する場合、はんだ付けしてすぐはEXPLORERのシースが柔らかく、ネジを締めてもシースが変形し食い込んでいかないので、冷めてからネジを締めるとうまくやれます。

 もしかしたらオークションなどでこの旧型も出回っているかもしれませんが、電源プラグ等々も含め、古いプラグ類は贋作品も結構出回っておりますのでご注意ください

 是非現行品で、純銀コンタクトの素晴らしさ、体感してみては如何でしょうか?


2019年11月25日月曜日

ギター用ジャックの革命児【Pure Tone Jack】登場!

50年以上変わることのなかった問題点を改善させた画期的な商品

Pure Tone Jackが登場!

ギタリスト&ベーシスト必見のパーツですよ!

ニッケルメッキ ¥720(税別)
金メッキ ¥1,350(税別)
【 商品ページはこちらから 】



ギターやエフェクター、アンプの入出力端子で多く使用されている「フォン端子」。
特にSwitchcraft「11B」は安価・軽量・堅牢で業界スタンダードのパーツとして多く利用されています。

しかし50年以上も変わる事の無かったこの機構は「接点が小さい為、電気的ロスが多い」「プラグの質や状態によってガリノイズが発生しやすい。」等、ごく当たり前のように蔓延している問題を抱えていました。

そこで登場したのが“Pure Tone Jack”の革命的構造を持ったフォンジャックなのです。


Twitterに投稿してみたところ、物凄い反響があり、注目度の高さが伺えます!


4つの接点

従来はTipを抑える1接点でフォンプラグを固定していた為、フォンプラグの質や状態でガリノイズが多く発生していました。Pure Tone Jackは4つの接点でフォンプラグを強固に固定!フォンプラグのガタつきを抑えつつも、伝導率を向上させています。
がっちりとしたホールド感があります。

接点の形状

フォンプラグはいわば「丸い棒」です。丸い棒に対して接地面積を広く設けることで抵抗値が低減。ロスのない信号伝達を実現しました。
丸いくぼみを設けることにより、
接触面積を稼ぎつつ、脱着も容易になっております。

ガリノイズとおさらば!

従来はグラウンドの接地をスリーブ(円柱状の接点)で行っていましたが、フォンプラグの公差サイズやサビ等の状態によって「ガリノイズ」を発生してしまう問題がありました。Pure Tone Jackはスリーブとは別にスリーブ用接点を設けることで、ガリノイズの解消と安定した接点を確保!

従来のスリーブ接点の場合は摩耗により錆が発生しやすかったので、
スリーブ用端子は”必要だったのに無かった”という目から鱗の機構です!

扱いやすい寸法

スタンダードなフォンジャック「Swtichcraft 11B」に比べて、Pure Tone Jackは全長が約5mmほど短く、色んなボディ形状に適用しやすくなっています。例えば「ストラトの船形ジャックのザグリが狭い為にジャックが当たってしまう」といった問題も解消しやすくなります!
ねじ山もロングシャフト仕様になっている為、テレキャス用のジャックにも使用可能。


寸法は下記の画像をご確認ください!

全体寸法
結線パターン

配線材のグレードアップで音質改善!

ジャックがグレードアップしたら、内部配線材も拘ってみませんか?楽器のポテンシャルを発揮する配線材から、積極的に音質改善を目指す配線材まで、多種多様に取り揃えています。下記の「内部配線材の特集記事」も是非ご参照ください。詳細はバナーをクリック!



https://oyaideshop.blogspot.com/2016/04/blog-post.html



Pure Tone Jackは2種類のメッキをご用意!
若干音質に差がありますので、お好きな方をお選びください!

PTT1 (ニッケルメッキ)¥720(税別)
【商品ページはこちらから】
「Switchcraft 11B」に比べて芯の太いサウンドが得られる。
解像度も向上し、音の元気が良くなったかのような改善効果が得られる。

PTT1G (金メッキ)¥1,350(税別)
【商品ページはこちらから】

「Switchcraft 11B」に比べて芯の太いサウンドが得られる。
ニッケルメッキPTT1よりも音が太く、エフェクターの乗りも良くなり、倍音豊かな音質が得られる。

個人のお客様の改造にはもちろん、楽器業界全体に広まって欲しいほど革新的なジャックだと思っておりますので、是非楽器メーカー工房の方も標準採用をお願いします!


以上、原田でした!


PS.近日中にステレオ仕様も入荷予定です。ご入用の方は是非お問い合わせください。

とても便利!ストリップゲージ [P-919]


こんにちは!
皆様はワイヤーストリッパーって使っていますか?

過去のブログでもいくつか紹介しています。

『 使える工具シリーズ』あると便利なおススメケーブルストリッパー ~丸型太物ケーブル編

akiba ストリップ 劇場?! 極細の部!

【あると便利】ケーブル皮むき器『ジャケッパ』の紹介!【使用動画もあります!】


でも、
「ワイヤーストリッパーって剥く長さが毎回ずれるから、そろえるのが面倒。」という方、いらっしゃいませんか?

そんなあなたに!
今回はワイヤーストリッパーを使う際に、
剥く長さを均一にできる便利な道具を紹介します!



それがこちら、

「P-919 ストリップゲージ」です。

1個1,020円(税別)

HOZANのワイヤーストリッパー
P-960 P-963 P-967 P-968
に取り付けて使用できます。

使用イメージはこんな感じです。

ストリッパーって、直前にどの穴を使っていたかわからなくなりやすいんですよね…

個人的にストリップ穴位置ガイドはかなり便利そうです。

というか、もうすでに便利そうなのが伝わってきますが、
使い心地はどうなのか、実際に試してみました。


今回使うワイヤーストリッパーはこちら。
HOZAN P-963
1丁2,610円(税別)
AWG26~AWG34までの極細のケーブルを
剥くことができるストリッパーです。
このP-963にP-919を取り付けて、BX-S0.08sqを10色剥いていきます。

※P-919は細かいパーツに分かれているので無くさないようにお気をつけください。

まずはP-963の画像下側の穴に裏側からP-919本体を取り付けます。


次にP-963の画像上側の穴に表側からストリップ穴位置ガイドを取り付けます。
裏からネジ、表にガイド、平ワッシャー、スプリングワッシャー、ツマミナット、という順番で取り付けます。

これで取り付けは終わりです。
簡単に取り付けることができました!

では早速ストリップしていきましょう!
まずは赤から
当て板にしっかり押し当ててストリップしていきます。

……うん。当て板にあてること以外はいつもと変わらぬストリップ。スルッといきますね。

次は黒
板に押し当てるだけで良いので楽ちんです。
ストリップ穴位置ガイドのおかげで先程使った穴の位置も見失いません!これもスルッと快適に。

そしてこの地味な作業があと8色続きました…

その成果がこちらです。

ご覧ください。
なんとほぼ同じ長さに10色ストリップできています!
こいつは便利だ!

P-919は1mm~16mmの範囲でストリップする長さを設定できます。
1mm単位で調節できますので、先端だけ大量に剥く作業などでも活躍してくれそうですね。

さあ、皆さまも長さを揃えてLet's ストリップ!

以上!金木でした!

~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~~:~


秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。




営業時間:10:00~19:00

定休日 : 日曜日(年末年始)

東京都千代田区外神田1-4-13

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353

メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!

✉webshop@oyaide.com


2019年11月19日火曜日

=スタッフ募集のお知らせ=

=店舗販売スタッフ募集のお知らせ=


-  株式会社小柳出電気商会  販売スタッフ募集要項  -

 ◯業務内容: 秋葉原店舗:販売及び商品管理など           

 ◯勤務地: 秋葉原店舗 所在地:東京都千代田区外神田1-4-13


 ◯時給: ¥1,150
(研修期間3ヶ月)

 ◯資格: 20歳~(要原付免許)


 ◯待遇: 
能力により昇給あり 従業員割引制度有 制服貸与 交通費規定支給(上限有り)

 ◯社員登用: 勤務状況により考慮


 ◯期間: 長期


 ◯勤務時間: 10:00~19:00(実働8時間・週5日~)


 ◯休憩時間: 1時間


 ◯休暇: 週休2日制・日曜定休


 ◯必要書類: 履歴書(写真貼付)


産業用電材の販売、オーディオ・プロ用機材などのケーブル、オーディオ・アクセサリーの製造・販売、商品管理、オンラインショップ企画・運営などに携わる業務です。



応募方法:電話またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

お問い合せ Tel:03-5684-2151 メール:webshop@oyaide.com 担当:有末


要るものを要るだけをモットーに
オヤイデ電気では、自社製品に限らず他社のオーディオ商品、産業商品など様々な商品を取り揃えています。
在庫品で無いもの、特注ケーブルなどご要望にできる限りお答えしますので、まずは秋葉原店スタッフまでご連絡を!

また、オーディオ、レコーディング、楽器、産業用電線など経験豊富なスタッフがおりますので何でもご相談下さい。

2019年11月18日月曜日

もう迷わない!自己融着線の選び方

皆さまは自己融着線をご存知ですか? 
自己融着線とはUEWやPEWといったエナメル線の外側に融着層を設けたマグネットワイヤーの一種です。

秋葉原のオヤイデ店舗にも実物がなく、オンラインショップにも販売ページの無い商品ですが、一部のお客様からはご愛顧いただいております。

商品紹介は過去のブログをご覧ください
『自己融着線』ってご存知ですか? オヤイデ電気でもご注文できます!

 「え?それどうやって頼めばいいの?」といった疑問を解消すべく、今回は自己融着線の選びかたを解説します!!


注文までの流れ


≪ お問い合わせ → お見積もり → ご注文 ≫ の流れとなりますので、まずは お電話、FAX、メールなどでお問い合わせ下さい。お見積りだけでもお気軽にお問い合わせください。受注製作品のため納期は1.5~2ヶ月ほど掛かりますので予めご了承ください。

お問い合わせの際は以下の内容をお申しつけください。

・ご希望の重量 最小で5kg程度から製作可能
・自己融着線の仕様

「詳細な仕様なんて分からない!!」といった場合も大丈夫!!
本記事を元に「ここだけは譲れない」という重要な条件を確認してご相談ください。

自己融着線は主に三つの要素で構成されてます。




これら①~③の何をどう選べばいいのかを次項から解説します。

導体の選びかた

導体とは金属線の部分です。
ここで確認したいのは2点、太さ材質です

●太さ・・・導体(=金属線)の直径のこと。単位はmmまたはφ(ファイ)。
      商品名で記載されているサイズ表記は基本的にこの数値です。
      製作可能なサイズは0.08mm ~ 0.9mmとなります。

●材質・・・基本的には銅線一択ですが、銅クラッドアルミ線などで製作する
      ことも可能です。材質に特別な条件がある場合はご相談ください。
< 銅クラッドアルミ線 とは>
略称はCA。アルミニウム線の上に銅を被膜加工して二層構造にした電線の事。同サイズの銅線と比べて軽量化が可能。銅の比率に指定がある場合はご指示ください。

絶縁層の選びかた


絶縁層とは線の表面を覆う絶縁体の層です。
絶縁層については材質種別(※後述)を確認する必要があります。

材質はUEW、PEW、AIWの3種類からお選びください。材質により耐熱温度が異なるため使用温度によって選別します。

●UEW(ポリウレタン)・・・・耐熱130℃
●PEW(ポリエステル)・・・・耐熱155℃
●SFPEW (半田可能ポリエステル)・・・耐熱155℃
●AIW(ポリアミドイミド)・・耐熱210℃

主要なラインナップは上記4種ですが、その他の絶縁体をご希望の場合はご相談ください。

融着層の選びかた

一口に融着層と言っても、融着する方法によって仕様が異なります。
接着方法加熱温度種別(※後述)についてご確認ください。

接着方法は以下のようなものがあります。
●溶剤接着・・・工業用アルコールを使用して接着します。
●熱による接着 ・・・熱風を吹き付けたりオーブンで加熱して接着します。
●通電接着・・・コイル状にした自己融着線に電流を流して発熱させることで接着します。 

上記の接着方法のうち、熱風やオーブンなど加熱接着する場合、加熱する温度帯により融着被膜の仕様が異なります。
加熱温度による区分は以下の通りです。
 120℃ ~ 140℃
 140℃ ~ 160℃
 150℃ ~ 170℃
 160℃ ~ 180℃
 180℃ ~ 200℃
 200℃ ~ 220℃
 ※いずれもポリアミド系の融着被膜となります。

種別について

エナメル線は絶縁体の厚さによって種別があります。被膜が厚くなるにつれて 3種 → 2種 → 1種 → 0種 と数字が小さくなります(3種が最も薄く、0種が最も厚い)。

自己融着線は通常のエナメル線と異なり二層構造のため、仮に1種と指定しても「絶縁層が1種で、その上に融着層を覆う」のか「融着層を含めて1種」なのかで違う仕様になってしまいます。抵抗値や外径寸法に厳密な条件がある場合は必ずご確認ください。 
融着層を含めた種別は「絶縁層の種別-1種」と考えましょう。例えば「絶縁体が1種」の場合は「融着層を含めると0種」となります。

まとめ

最後に自己融着線を選びかたをおさらいします。

・大体の希望重量を決める(最小5kg程度から)
・銅線のサイズを決める(0.08mmから0.9mmの範囲)
・使用する温度を確認する → 絶縁層を選定
・接着方法、加熱温度の確認 → 融着層を選定
・抵抗や仕上り外径の条件を確認 → 絶縁層および融着層の種別を選定

以上で自己融着線が選定できます。
自己融着線の仕様はややこしい部分も多いと思いますが、今回の記事で少しでもお役に立てたら幸いです。



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