2019年8月31日土曜日

光ファイバーって?電線屋も無視できない伝送媒体のお話。(その1)

 皆様おはこんばんにちは。
 小倉です。

 今回と、それから連続かはまだ分かりませんが珍しくエフェクターネタじゃない記事を何回か連ねていこうと思います。

 その内容とは、
 光ファイバーについてです。

 近年デジタル信号、通信の世界でどんどん浸透しつつある光ファイバー。
 しかし実際その光ファイバーは皆様が触れられる所では完成品になっているものが多く、その実中身がどんなものなのか、というのはなかなか触れないところだと思います。

 大昔理科や物理の教科書で見たなぁ…なんて方もいると思います。あの光が折れ曲がって中を進んでいくあれでしょ…?程度には記憶にある方もいるのではないでしょうか。

 今回は自分がかつて学生の頃扱っていたものでもあり、その基本的な部分についてご紹介しようかと思います。
 と、言ってもまだまだ技術的に個人レベルで光ファイバーケーブルを自作したり通信用途で使ったり、という所が難しいものではあるのですが。笑

  懐かしき学生時代の実験風景。色々張り巡らされているこの線のほとんどが光ファイバーです。


 では早速。基本的なところから。

 まず光ファイバーとは、その名の通り、光信号を通していく線です。弊社で販売している数多の電線は繋ぐことで電気信号を伝送しますが、この光ファイバーを使用する場合、伝送したい電気信号を、光信号に変換し、中を光で伝送し、また出口で光信号を読み取って電気信号に変換して出力する、という所まででワンセットになります。

 ではその光信号はどう通っていくのか。

 光ファイバーの基本的な構造としてはコアクラッドという屈折率の異なる物質から構成されています。



 屈折率とは、真空中の光の速度をその物質中の光速で割ったものです。
 透明な物質中に光を通す時、実はその速度はよく言われる秒速30万キロメートルではなく、それより遅くなります。その30万キロとの比の値を屈折率と呼ぶのですが、じゃあそれが違うと何が起きるのよ?というところで。

 身近なところで、溜まった水を例に挙げてみましょう。
 お風呂とかプールとか、溜まった水の中に手とか物とかを突っ込むと、水面から見たときに水面が静かでも歪んで見えます。これこそが光の屈折、屈折率の違いによって起きている現象です。



さらにそこから、溜まった水の遠くの水面を見てみてください。すると、ある程度の距離から水中が見えず、表面の光の反射しか見えなくなって来ます。 
 これは、その辺りの水中からの光は、水面にて全反射し、水中から出てこられなくなるためです。

 この全反射が、光ファイバーの核となる現象です。
 光ファイバーのコアに一方の端から進入した光は、周囲を囲んでいる屈折率の異なるクラッドとの境界面で全反射を起こし、ファイバーをある程度まで湾曲させてもコアの中に残り続けながらもう一方の端へと伝わっていきます。

   .oO(図として湾曲させ過ぎた気がするけど気にしないでください)

 そうしてここで、光ファイバーについてよく疑問に思われる事があります。

 例えば、弊社では透明なプラスチックファイバー素線、CK-40を在庫し、店頭でも販売しているのですが、やはりその使用感を尋ねられ、光を実際通して実演する事も多々あります。
 そこでそれを見てよく伺う疑問が、
 『あれ?線そのものは光らないの?』と。
 中を光が通っているのだからその軌跡が外側から見えるのでは?と思う気持ちは分かります。確かに、教科書や子供向けの科学の本などにも、平面に置かれたファイバー内を光が反射しながら進んでいく様子が見える写真がよく掲載されています。

 しかし、本来の光ファイバーの用途では端から端へ光をなるべく正確に伝えるもの。つまり、光はコアの中に閉じ込められ、ファイバーの側面から私達の目には届かない状態が本来あるべき姿になります。なので試しに光らせてみると、
 光を入れた側とは反対側の断面のみが光る状態になります。

 またその時伝わる速度は、先程真空中より遅くなると言いましたが、それでも光ファイバーのコアによく使用される石英などでは屈折率は1.5、おおよそ秒速20万キロメートルで進んで行きます。
 この伝達速度、そして光による伝達で電磁界の影響を受けないメリットから、昨今の高速通信において広く普及しています。

 ではそんな光ファイバー、実はなかなか扱わないと知らない面白い特徴がいくつかありまして

 早速それも、
 ………………といきたいところですが。

 字数も増えてしまいますので今回はここまでにしておきます。

 ちなみに、弊社でも光ファイバー製品の取り扱いは少ないながらございまして、
  ・CK-40 プラスチックバルクファイバー
  ・SH4001 スーパーエスカ

 この辺についても今後話の中で少し触れていけたらと。

 それではまた。
 (いつもの決め台詞で締めようと思うも、WIREじゃない事に気付く)

 小倉でした。

1種とか2種とかエナメル線に書いてあるけど、なんのこと?

オヤイデ電気創業当初より取り扱ってきたエナメル線。
被膜の種類によって、いろいろなものが存在します。




UEW
ポリウレタン銅線マグネットワイヤー

オヤイデ電気では、0.025㎜という超極細のサイズのものから、
1.0㎜までと幅広く在庫販売しております。


細いサイズは、こんな感じでボビンに巻いて販売中!
取り扱いにも大変便利!







サイズは限られてしまいますが、こんな感じで緑や赤のものもございます。




PEW
ポリエステル銅線マグネットワイヤー


最初の写真のUEWと、おんなじ写真じゃないかと思われました?
似てるんですけど、若干色が濃いです。
UEWは新品の10円玉みたいな色ですが、PEWは使ったあとの10円玉といったところ。

0.2㎜~3.2という極太のサイズまで在庫しております。


で、最近よく問い合わせのあることなんですが、
PEWにしろ、UEWにしろ「1種」とか「2種」って表記があるんです。

オヤイデ電気で販売しているUEWは全て「2種」。
PEWに関してはサイズによって「1種」「2種」が混在しております。

で、そもそも「1種」とか「2種」ってなんのことなんだい?ってことです。
なんだと思います?

以前、こちらのブログでも書いてあるんですが、
被膜の厚さを現しております。

「1種」のほうが、「2種」よりも被膜が厚くなります。
その他には世の中には0種、1種、2種、3種と存在しておりまして、
数字が小さいほうが被膜が厚くなります。
厚くなるとは書いていますが、肉眼では判別不能?な違いになります。



で、オヤイデ電気で販売しているUEWは全て2種なんですが、
「1種UEWの0.4㎜が欲しいんですが」とか「PEW0.45㎜の2種は手に入らない?」
なんて問い合わせをいただくことがあるわけです。

オヤイデ電気、入手可能でございます。

最小ロットが大きくなってしまう可能性はございますが、
見積もりだけなら無料ですんで、軽い気持ちで問い合わせください。



被膜の厚さだけでなく、先に書いた色物のUEWの色違いとか、サイズ違い、その他自己融着線などもお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

以上、根津でした。












2019年8月29日木曜日

【オヤイデ電気 秋葉原直営店】9月の営業時間のお知らせ

【オヤイデ電気直営店の詳細はこちらから】

【9月・営業時間のお知らせ】
★臨時休業日:無し

OPEN:10:00
CLOSE:19:00
定休日:日曜

15時までの注文で即日発送も可能です。(在庫要確認)
在庫品内外問わず、お客様のご要望に沿って御見積差し上げます。

<オヤイデ電気・直営店までの道順>

【電動ガン】細くてもいいじゃない。


こんにちは!
この間の休日に千葉県の南側に日帰りで旅行してきた金木です。



当日は天気にも恵まれ海沿いはとても気持ちがよかったです。

そういえば千葉県って結構サバゲーフィールド多いんですよね。
野田にあるフィールドが結構有名だったり。

そろそろ暑さも和らいできたので私もサバゲーに行きたいですねぇ。

しかしサバゲーに行く前に我が家のバラバラになっているM4A1を組み立てなければ。



かれこれ色々と1.25sqのケーブルを試してきたワケなのですが、
メカボックスの中に太いケーブルを配線するのは結構大変で、たまに失敗してしまったりします。

例えばこれは前回BX-S1.25sq


モーターによって被覆が削れてしまっています。
直すため配線をやりなおしたりしました。

例えばこのようにケーブルが太くて

トリガーが浮いてしまったり。

メカボックス閉める時にトリガーが浮くと直すのにまたメカボックス開けないといけないので大変なんですよね。

そんなことありませんか?

もう細いケーブル使って楽に配線したい!!


ということで今回試したケーブルはこちら

ジュンフロン0.75sq

1m480円
オンラインショップはこちら

ジュンフロン1.25sqから一回り細い0.75sqです。


ジュンフロン0.75sqの仕上がり外径は1.5mmと細く、取り回しは抜群です。


実際に配線してみるとトリガーの周りもこのとおり
かなりスッキリします。

写真を並べるとさらに分かりやすいですね。
上がジュンフロン0.75sqで下がBX-S1.25sqです。


⇩そして気になる計測結果がこちら⇩

初速90.13m/s

前回のBX-Sが92.02m/sから更に初速が落ちる結果となりました。

しかし配線のしやすさは断然ジュンフロン0.75sqのほうが楽でした。
電動ガンを初めて改造する方に是非おススメしたいです。

以上!金木でした!



2019年8月26日月曜日

あの素晴らしい音をもう一度!〜お掃除・補修大作戦〜

こんにちは。小島です。

今朝出社したら、店舗前の道が舗装されていました。歩きやすく、見た目も良い。

そんな風に、プラグとか接点を舗装できたら良いな〜なんて思いませんか?

出来るんですよ!

それがこちら!

PHONON LIQUID 3n
実は以前にもブログで紹介されているのですが、ざっくりご説明すると、非常に小さな導電体が接点のデコボコを舗装して導電率を改善します!というものです。しかも、電源、プラグ、コネクタなどなど接点なら何でもござれの優れものです。

ただ、少し気になる一文がオンラインページに載っております。
それがこちら↓


そう、こちらは洗浄する目的で使用するものではなく、電導率を改善するために使用します。
もともとの道がある程度整っていないと効果が半減してしまいます。

では、これを使用する前に掃除できるものは何か…

ノベックでしょう!
接点に余計な溶剤などを全く残さずホコリ吹き飛ばしてくれるこいつでしょう!
ベストパートナーですね。

では実践しましょう。
まずはクリーニングナノクロスでプラグを大まかに掃除します。
その後、ノベックで細かいホコリを除去!
ノベックが乾燥したらPHONON LIQUIDの出番です!
ペタペタと塗り込み、乾燥するのを待ちます。

そして乾燥させたものがこちら。
ピカピカになりました。
見た目では分かりづらいですが…。なんたって3ナノメートルの出来事ですからね。
ただその3ナノメートルが電子にとっては大ごとなのです!

肝心の音は…

音にツヤが戻ってきました!
特に分かりやすかったのはピアノ+女性ボーカルの曲。ボーカルの立体感ピアノの一音一音の繊細さが鮮明になっています。
もしかしたら新品よりも音がキレイかも…

今日ご紹介した2点は、なんとお店でお試しいただけます!
これは試すっきゃないですね!
お気軽にスタッフにお声がけください。

それでは〜

PHONON LIQUID 3Nの唯一の弱点なんですが、入れ物が非常に倒れやすいです。
私は自前のものを2度ほど倒してぶちまけてます。大事にお使いください…

3kV~60kVまで!高圧電線の最新ラインナップをご紹介!

高圧電線の切売販売はオヤイデの得意分野と言っても過言ではありませんが、実はここ1年でラインナップが随分入れ変わりました。
気付けば全14種類(色違い含めると16種類)!
という事で、今回のサンデンでは新顔を含めた高圧カテゴリの商品を一挙ご紹介します。


早速ですが一覧表からどーん!

※耐圧はいずれもDCです。


【シリコン絶縁】

① UL3239

UL3239F シリコン AWG22 10kV
@200円/m(税抜)


UL3239G シリコン AWG22 20kV
@300円/m(税抜)


UL3239G シリコン AWG14 20kV
@520円/m(税抜)

UL3239 シリコン AWG22 50kV
@4,000円/m(税抜)

UL3239はこの他の耐圧・導体サイズも入手可能です。物によっては10mからでもご案内可能ですので、希望条件の商品が見当たらない場合はお気軽にご相談ください。

② RSU(非UL品)

RSU シリコン AWG22 30kV
@340円/m(税抜)


RSU シリコン AWG16 30kV
@600円/m(税抜)


RSU シリコン AWG14 30kV
@660円/m(税抜)

なかなか入手しづらいDC30kV耐圧品です。
過去の販売実績を元に上記3サイズ展開ですが、他のサイズもお見積り可能です。

【ポリエチレン絶縁】

ポリエチレン AWG18 60kV

@1,900円/m(税抜)

オヤイデ在庫品の中で最も高い耐圧を誇る電線です。
そして軽い!
中央の黒い層はセミコン(半導体)層です。



【架橋ポリエチレン絶縁】

柔軟高圧線 UL3239 AWG22 10kV
 @70円/m(税抜)


柔軟高圧線 UL3239 AWG22 20kV
 @100円/m(税抜)

 細い!柔らかい!安い!の三位一体。さらに 白/ピンク で色分けが可能です。


【シールド付き高圧電線】


シールド付き 高圧電線 3kV(JJC40004)
@2,000円/m(税抜)


シールド付き 高圧電線 9kV(JJC40002)
@2,000円/m(税抜)


シールド付き 高圧電線 18kV 灰色(JJC40007)
@2,990円/m(税抜)


シールド付き 高圧電線 30kV ポリエチレン絶縁 赤(JJC40003)
@2,000円/m(税抜)
シールド付き高圧電線は外部への放電・漏電をシールド部分が受け止めてアースに落としてくれるため安全性に優れるといった特徴があります。

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「そもそも高圧電線とはなんぞや?」という方もいると思いますので軽く解説すると、電圧は電気設備技術基準によって大きく3種類に分類されています。

▶低圧(低電圧) 直流では750V以下、交流では600V以下の範囲内の電圧
▶高圧(高電圧) 直流では750V〜7000V、交流では600V〜7000Vの範囲内の電圧
▶特別高圧    7000Vを超える電圧

とは言え、オヤイデではCVなどを筆頭とした600Vの電源用多芯ケーブルを高圧電線と呼ぶことはあまりありません。商材として「高圧線」と区分しているのは概ね3kV以上の単芯の絶縁電線です。

ちなみに高圧線の耐圧表記で「kV」と言う単位がよく出てきますが、k=1000の意味です。つまり「20kV」だと「20,000V」を表します。

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高圧電線をお探しの際は気軽にお問い合わせください。




↓お問い合わせはこちらまで↓

直売店舗 TEL:03-3253-9351 FAX:03-3253-9353

本社 TEL:03-5684-2151 FAX:03-5684-2150(24h)

 E-mail:webshop@oyaide.com 

齋藤でした

2019年8月19日月曜日

一般家庭では不必要?だけど現場作業で大活躍!ケーブルプロテクター

毎日、暑いですね。秋葉原も暑いです。
お盆休みも終わって今日から仕事って方も多いかと思いますが、
今週も「週刊サンデン」にお付き合いください。
今週紹介する商品は、ご家庭ではまず必要としない、
絶対に使用しないと言っても過言ではない、
使用している家庭があれば見てみたい、
でも必要な方には大変便利な優れもの!そんな商品のお話です。







さっそくですが、下の写真が今回紹介する商品です。
なんだと思います?






何これ?って感じでしょうか?
そもそも大きさの想像ができないかと思いますが、
こちら長さが900㎜、幅が500㎜あります。
そこそこ大きいサイズです。

何に使用するかといいますと、ケーブルプロテクターです。
真ん中の溝の部分にケーブルを通して使っていただきます。





イベント会場や、お祭り会場、工事現場、工場敷地内などで
溝を掘ったり、コンパネを細工したりすることなく
手軽にケーブルを保護することができます。








実際に使用している写真はこんな感じ。
ひょっとしたらたら、あちこちのイベント会場で見たことがある方も
多いんじゃないでしょうか?


















こんな感じに車が乗っても壊れません!
25トンまでの車が乗っても大丈夫!
オーストラリア軍お墨付きの耐久性です!
*実際に車両で乗り越える場合は徐行してください。

現在取り扱っているサイズは下記の2種類になります。






21,600円

サイズは1,000㎜x250㎜x45㎜です。
溝のサイズは30㎜x35㎜で、2本の溝があるタイプ。
スリムな形状のため、スロープ部分の傾斜角度が高くなっています。
そのため設置後にトラックのタイヤの衝撃でずれる場合がありますので、
使用するケーブルが少ない場合でも、トラックが通る現場では次に紹介する
ワイド収納タイプをご使用ください。





28,080円

サイズは900㎜x500㎜x50㎜。
スリムタイプより多い5本の溝があるタイプです。
溝のサイズは34㎜x36㎜。(中央の1本のみ40㎜x36㎜)

どちらも取り寄せ商品になりますが、通常お待たせせずに納品可能です!

またオプションになりますが、こんなオプション商品も。




バリアフリー・スロープ(外付け)

後付けで両サイドに装着して、傾斜をゆるくする商品です。
車椅子や自転車、また荷物を運ぶ代車もスムーズに通ることが可能になります。

*写真はワイド収納タイプに付けたものになります。



コーナーピース

コーナー部分もキレイに収納したいという方には、
こういった仕様のものもございます。


この他にも、極太収納タイプや、50トンまで耐えられるタイプなども取り寄せ可能です。
お問い合わせは下記まで。


以上、根津でした。