こんにちわ!
世間はもう夏休みシーズンですね!
夏休み!
いいですね夏休み!
私は夏休みになるとずっと遊んでいた記憶があります。
そして31日に必死に宿題をやっていました。
つらかったなぁ宿題。
そんな夏休みは大好きだけど宿題は大嫌いだった金木が今週の週刊サンデンをお送りします!
この時期になると毎年親子連れで夏休みの工作に使うエナメル線を探しに来るお客様がよくいらっしゃいます。
そんなお客様にピッタリなモノがございます。
それがこちら
UEW
UEWは
ポリウレタン系合成樹脂被覆銅線、高周波における誘電特性に優れ、
電子機器用コイルに多用されています。
耐熱温度は130℃で被覆を剥離させずに直接はんだ付けができます。
サイズは0.025mm~1.0mmまで。
販売単位は【小分け袋入り10m巻から20m巻】
と用途に合った量をご用意しております。
※販売単位をクリックしていただくとオンラインショップページに行けます。
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さて、そんなUEWを使った簡単な工作の一例を
今回はゲルマニウムラジオを作ります。
ゲルマニウムラジオとはゲルマニウムダイオードを使った電源が不要なラジオで
【世界一簡単なラジオ】と呼ばれるくらい簡単に作ることができ、
かつては電子工作の入門と言えばゲルマニウムラジオと言われていたそうです。
まずはUEW以外に必要なパーツをご紹介します。
ゲルマニウムダイオード
よく使われるのは1N60ですが今回は1N60の代替品の1K188FM-1を使用します。
単連ポリバリコン
ポリバリコンには種類があり、端子な2つ出ているものと3つ出ているものがあります。
今回は端子が2つ出ている単連ポリバリコンを使用します。
セラミックイヤホン
通常のイヤホンより弱い信号でも鳴らすことのできるイヤホンです。
上記三点は秋葉原で数百円で購入することができます。
トイレットペーパーの芯
まいどありがとうございますって書いてありました。
こちらは各ご家庭でご用意してください。
そしてここからオヤイデ電気で買えるものです。
ケーブル
今回はVFF0.5sqを用意しました。
これを裂いて使用します。
オンラインショップページはこちら
ミノムシクリップ(小)
アンテナやアースに繋げる時に便利です。
オンラインショップページはこちら
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では作っていきましょう!
まずはトイレットペーパーの芯にUEWを巻いてコイルを作ります。
ラジオでは希望の周波数を選択する回路を同調回路といいます。
同調回路はコイルとコンデンサから成り、ある決まった周波数のみを受信するようになっています。
選択できる周波数(f)はコイルのインダクタンス(L)とコンデンサのキャパシタンス(C)で決定され、fはf=(2π√LC)で表せます。
今回は単連ポリバリコン(おおよそ30pf~260pf)を使用しましので、530kHz~1600kHzをカバーするにはL=330μHが適当です。
巻き数はこちらのサイト様の計算ページをお借りしました。
エナメル線の直径と芯の直径とインダクタンスを入れると巻き数を計算してくれます。
トイレットペーパーの芯が直径43mmだったのでUEWは0.2mmを使用し80回巻きました。
出来るだけきれいに巻くのがコツです。
単連ポリバリコンにパーツをはんだ付けしていきます。
ゲルマニウムダイオードには向きがあり、線がセラミックイヤホン側にくるように配線します。
あとはアースへの線とアンテナへの線の先にミノムシクリップを付けたら完成です!
かなり簡単に作ることができました。
さあ、実際に聞いてみましょう!
今回はアンテナはテレビのアンテナを使用します。
テレビについているアンテナ線を外して真ん中のピンにアンテナへのケーブルを接続します。
アースへの線はコンセントのアースに接続するのが望ましいですがミノムシクリップの先を手で触るだけでも大丈夫な場合があります。
今回は手でアースへの線に触りました。
さて、これでちゃんと鳴ってくれるといいんだけど……
と思いながらセラミックイヤホンを耳につけました。
……鳴ってる!!
ちゃんとラジオ放送が聞こえる!
きちんとラジオ放送が聞こえると感動もひとしお。
この夏の親子の交流にUEWを使ってゲルマニウムラジオはいかがでしょうか?
以上!金木でした!
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