LEDテープライト、映えますよね(唐突)
電気工事士の資格が不要で、DC電源で照明を追加でき、棚やレイアウトに応じてカット・延長・連結できる点がメリットです。
❓LEDテープライト配線時、こんなことで悩んだ経験はありませんか?- LEDテープを連結する時、どうやって連結させれば良いんだろう?
- LEDテープの連結に必要な電線は何を使ったら良いんだろう?
- せっかくLEDテープを使うんだから、綺麗に配線したい!
そんな時に参考になりそうな内容を、備忘録も兼ねてブログにまとめようかと思います!
目次
- 1 LEDテープライトの仕様を確認しよう。
- 2 必要な電線を選定しよう。
- 2-1 選定時の諸注意
- 3 LEDテープライトに電線をハンダ付けしよう。
- 4 LEDテープライトを設置しよう。
仕様を確認しよう!
💡LEDテープライトは仕様によって「電源の極数」が異なります。
 |
RGB+W+DC22Vの5極。 調光LED(RGB)に白色(W)を足して光量を増やしている設計です。 |
LEDテープライトは1本物で使っても良いのですが、画像のように「
繋ぎ目」をカットすることで、複数のテープライトを繋ぎ合わせることができます。
ここを電線で繋ぎ合わせることで、一つの電源から複数のLEDテープライトを数珠繋ぎのように増設することができます。
 |
画像では極性指示が上下逆になっているので注意。 必ず極性を確認してから作業を行いましょう。 |
電線を選定しよう!
普通のLEDテープライト(2極)だったら、こんな
平行線を使います。
赤黒は極性が判別しやすく、透明は外観を邪魔しにくいデザインとなります。
・VFF0.3sq
・H-VFF0.3sq
RGB(4極)だったら多芯平行線(リボン線)が主流ですね。
・リボン0.3sq×4芯
「リボンの配色が気に食わない!」という人はリボン線の特注も可能です。好きな色で作っちゃってください!(下記ページ以外の電線でも対応可能です)
ツイスト線も使いやすいです。配線する場所や外観に応じて使い分けするのが良さそうです。
弊社では取り扱いございませんが、簡単に結合できるアタッチメントもあります。はんだ付けに自信が無い方はこういうアイテムが便利ですね。
今回は5極なので、汎用アタッチメントを見つけることができませんでした。
(IKEAさん、アタッチメント作りましょう・・・)
加えて、綺麗に配線したい場合は電線の見た目も気にしたいですよね。
今回は
「ニトリ Nポルダ」というラック棚にLEDテープライトを設置したいので、
黒いワイヤー部分に這わせて配線しても目立たないようにしたいです。
そこで選定した電線はコチラ!
とにかく電線を細く目立たせたくなかったので、可能な限り細い電線を選びました!
各芯線はAWG28(0.08sq)と細いのですが、シールド線は約0.4sqと太くなるので、シールド線を共通アノード(DC22V)に結線すれば問題ないだろうと判断しました。
※LEDテープライトによってはノイズを発するものもあるそうです。そんな時はシールド線を使うと外来ノイズを抑えられるとか
LEDテープライトと比較したらこの通り。”極細シールド線”と言うだけあります。
 |
| 画像をクリックすることで拡大できます。 |
「ニトリ Nポルダ」のワイヤーと比較するとこの通り。
ラックのワイヤーよりも細く、正面から見た時にワイヤーに隠れる程度の細さです。しかも黒色なのでワイヤーと同化してくれそうです。
これで使えたらめちゃくちゃ嬉しい!
選定時の諸注意
実は、電線を選定する際に重要な電気的条件があります。
🔥それは「電圧降下」です。
電線を使って延長した場合、電線を使った分だけ抵抗が高くなり、流れる電圧が低下します。
必要な電気条件を下回る電線を選定した場合、LEDの光量が弱まったり、電線やハンダ付け部の発熱、色ズレが発生します。
つまり、LEDテープライトの消費電力と電線の抵抗値(断面積)から計算し、実用に問題がない太さを選ぶ必要があるわけです。
※意外と計算はシビアなので、使用条件をAIに計算してもらうと簡易的な条件が返ってくると思いますよ。(AIは電気条件を正しく判断できない場合が多かったので、オヤイデ電気に電話していただければアドバイスしますよ!お気軽にご相談ください。)
「電圧」「電極数」「延長箇所に使用する電線の長さ」「LEDテープライトの長さ」「(汎用品であれば)メーカーと商品名」etc
今回「MOGAMI 2929」は「合計1m分」を使用します。
LEDテープライトの消費電力から計算すると「電圧降下:約-0.05V」でした。
DC24V系LEDテープライトが許容する電圧降下範囲は5%以内(-1.2V程度)らしいです。
ちなみに2929の場合、定格がギリギリなので要注意(定格:30V)
ハンダ付けしよう!
では、LEDテープライトと電線をハンダ付けしていきます!
 |
まずは芯線を剥きだして、予備ハンダをします。 電線が細いと熱が伝わりやすいので、長めに剥きだしておくと作業性良いです。 その後はLEDテープライトの電極部分に当てがってみて、形を調整していきます。 |
今回は下記の通り結線を行うことにしました。最も電流が流れる共通アノード(DC22V)の太さが重要です。
 |
ハンダ付け後。 剥きだし長が短いと外観を損ねにくいですね。 ただ、この長さでハンダ付けするのは結構テクニックがいるかもしれません。 慣れていない方はもっと長くても良いですよ。 |
【ワンポイントアドバイス!】2929の中にある介在繊維は熱で融解します。なので、ハンダごての先やヒートガンなどで溶かすことができます。
ハサミで切れにくい繊維となっていますので、気になる方は溶かすことをお勧めします。
 |
テープで絶縁保護。 収縮チューブを使うより手っ取り早いし、何枚か重ねると意外と頑丈。 |
ハンダ付け部分が剥き出しだと危ないし断線しやすいので、何かしら保護が必要になります。
一般的には収縮チューブを使いますが、今回は電線とLEDテープライトの幅に大きな差があるので、収縮チューブの収縮率では強度を担保できません。
なので、オヤイデ伝家の宝刀「
ASF-110FR」というフッ素(PTFE)テープを重ねて巻き付けて保護しました。見た目も透明なので、遠目で見た時にテープライトと同化します。
あとは必要な分だけLEDテープライトを連結させれば完成です。
設置しよう!
そんな時に便利なのが「スパイラルチューブ」!
今ではホームセンターや100均ショップなどでも扱っていると思いますが、オヤイデ電気では1m単位で切り売り購入が可能!
無駄にたくさん購入する必要がないので、結果的にお安く購入できると思います。
 |
| 2929をスパイラルチューブで固定! |
 |
天板を裏から覗いたらこんな感じ。 実は天板フレームを避けて配線しています。
|
スパイラルチューブで固定したらこんな感じになります!
ニトリ Nポルダのワイヤーフレームに同化していて、ほとんど気にならない!想像以上に上手くいきました。
他のケーブルオーガナイザーには「セルフラッピングチューブ」もお勧め!
繊維状の見た目なのでファブリック調と合うと思います。どちらにするかは見た目で選んでください。
・セルフラッピングチューブ 6.0mm
完成!
 |
| 棚板3枚分にLEDテープライトを追加しています。 |
 |
| 裏から見たらこんな感じ。 |
大成功ですね!💯
Fractal Audio Systems - FM3のI/O周りが暗くて見えにくかったので、これでようやくアクセスしやすくなりました。せっかく調光仕様にしたので、もっとエフェクターとかレコードとかを綺麗に飾ってあげたい・・・ということで、まだまだ弄り甲斐がありそうです。
概ね大満足ですが、模様替えする時にはハンダ付けし直さないといけないのが気がかりです。ワンタッチコネクター類を使えば比較的フレキシブルに対応できますが、コネクターが大きくて目立つので、これだと綺麗に配線できないな~と。完全に隠せる人は検討してみても良いかもしれません。
【脱着可能なコネクターで運用したい人はこちらもおすすめ。】
・WAGO インスプライシングコネクタ
・ニチフ NDCシリーズ・中継コネクター
ちなみに、オヤイデ電気のご近所にあるLEDテープライト専門店「
ピカリ館」さんはパーツの種類が豊富で、HPも大変親切です!知識としてブログなどを読んでみると勉強になると思います。
色んなLEDテープライトを取り揃えてますので、もし延長・連結が必要な時にはオヤイデ電気の電線も頼ってくださいね。
何かの参考になれば幸いです!
以上、原田でした。
本ブログに掲載されている会社名、商品名等に関する知的財産権は、各権利者に帰属します。
本ブログは各社とは提携・協力関係にはなく、独自の情報提供を目的として掲載しています。