2016年10月17日月曜日

素早い吸い取りを可能にする!ソルダーウイックハンダ吸取線

こんにちは!『週刊サンデン』ブログです。



今回は手軽で簡単、経済的なハンダ吸取線
このハンダ吸取線(NO.3737 1.3mm×1.5m)
ハンダ付け作業時に、間違った箇所にハンダ付けしたり、
必要以上にハンダを盛ってしまった時、もう一度やり直す為にはマストなアイテム。
ハンダ吸取線は、過去の週刊サンデンで1度、動画で紹介した事があります。

今回は、基盤上に残ったハンダと、電線に付いた余分なハンダを
ハンダ吸取線を使用して、実際に除去してみました。 


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まずは、基盤上に残っているハンダを、除去します。

ハンダ吸取線を、前回紹介した「カッティングピンセット N-993 HOZAN」
でつまんで除去箇所に持っていきます。

画像がボケてしまってて、わかりづらいですが、ハンダ吸取線を除去箇所にあて、
そこにハンダコテをあててハンダを溶かし、
ハンダ吸取線にハンダを吸わせます。
因みにハンダコテはHAKKO NO.502 40W
です。

ハンダを取り除いた状態。ハンダ吸取線にハンダが送られています。
基盤上にも、ハンダがほぼ残らず、吸い取られているのが確認できます。
(※ハンダコテが汚れてて、ちょっと黒くなってしまいました)
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続いて、電線に予備ハンダ等で、ハンダを余分に乗せてしまった場面で試します。



予備ハンダのハンダの量が多すぎた状態

先程の基盤の時と同手順で、ハンダ吸取線にハンダを送っていきます。

先程の基盤の時と同手順で、ハンダ吸取線にハンダを送っていきます。

ハンダを吸取った状態の電線。ここから、
あらためて予備ハンダ、並びにハンダ付け作業に進むことが可能です。


尚、メーカーのホームページに安全なハンダ吸い取り作業を
行う為のポイントが書かれていたのでご紹介すると、

吸取線の先端に少量のハンダをつける
フラックスの焦げつきや酸化皮膜のないコテ先を使用する
使用した吸取線はカットして常に先端から使用する


しかし、今回は、実際の作業ではなく、試験的な要素が大きかったので、
上記したポイントをあまり気にせず作業しました。
結果、問題無く作業を行えましたが、より安全な作業をする
事を考えると、こういったポイントを参考にしたほうが良いでしょう。




因みに、コテ先の酸化皮膜の除去には、
白光こて先クリーナー 599B


goot こて先クリーナーST-40

がオススメです。


こういった工具を、上手に使う事で、より高いハンダ作業を可能にします。
是非、お試し下さい!


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是非、秋葉原直営店にお越し下さい。
あなたのご来店をスタッフ一同お待ちしております


オヤイデ電気秋葉原直営店





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