いつまで続くんでしょうか?体調崩されてないでしょうか?
こんな暑い日は、エアコンのガンガンに効いた部屋で
アイスクリームやかき氷ですよね?
と言いながらも、私は寒い季節の暖房の効いた部屋の
コタツの中でも食べるのもおいしいので、
結局一年中食べてるんですけどね。
最近のお気に入りは、アイスクリームよりどちらかと言うとかき氷。
中でも、こちら。
「ガリガリ君より売れてないのに20周年」
この申し訳なさそうな言葉と、申し訳なさそうなイラスト。
ちなみにガリガリ君は今年で37周年らしいです。
1度赤城乳業さんの工場見学に行ってみたいと思っている
今年で生まれて42年の根津がお送りする
今週の「週刊サンデン」はPETチューブの長さの話です!
ガツン、とみかんでも食べながらお読みください。
まずPETチューブとは何かと言うと、こんな感じのものです。
ポリエチレンでできた、編み込まれたチューブのことです。
イメージ的には、スーパーで売ってるみかんのネットみたいなもの。
ケーブルに被せて使用します。
いくつかサイズも取り揃えていて、使用できるケーブルサイズもそれぞれ違ってくるのですが、太いケーブルに被せて場合、チューブは広がるため短くなってしまいます。
お客様から、よく聞かれることがあるんですが、
「このケーブルにPETチューブ通すとすると何メートルぐらい必要なの?」
通すケーブルのサイズにもよって違ってくるので、
正直なところ正確な必要な長さは把握しておりませんでした。
「おおよそですけど、〇メートルぐらい余分に買われたら大丈夫かと思います」
といった解答しかしてこれませんでした。(申し訳ございません)
というわけで、今回実際に様々なサイズのケーブルを通してみたいと思います。
・PETチューブ3.175mm(1/8inch)
・PETチューブ6.35mm(1/4inch)
・PETチューブ9.5mm(3/8inch)
・高密度PETチューブ3mm
・高密度PETチューブ6mm
・高密度PETチューブ10mm
それぞれの使用可能範囲の最小径と最大径に近いサイズのケーブルと、
おおよそ、その中間のサイズになるものの3種類のケーブルを通してみました。
ケーブルを1メートル用意し、1メートルのPETチューブに通して何センチ被せたかを計測してみました。
*それぞれの最小径、最大径の数値は
全てメーカーホームページの数値です
①PETチューブ3.175mm(1/8inch)
最小径2.38mm
最大径6.35mm
用意したのは、下記の3種類のケーブル。
・モガミ2880 外径2.5mm
・スーパーフレックスVVC4芯 外径4.1mm
・シールド0.5sqx2芯 外径6.3mm
実際に通してみたものが下の写真です。
上から、
モガミ2880 約97㎝
スーパーフレックスVVC4芯 約88㎝
シールド0.5sqx2芯 約65㎝
最小径3.18mm
最大径11.11mm
用意したのは、下記の3種類のケーブル
・シールド7/0.12x3芯 外径3.2mm
・VCTF0.3sqx8芯 外径7.0mm
・VCTF2sqx6芯 外径11.0mm
実際に通してみたものが下の写真です。
上から
シールド7/0.12x3芯 約99㎝
・VCTF0.3sqx8芯 約91㎝
・VCTF2sqx6芯 約71㎝
最小径4.76mm
最大径12.7mm
用意したのは、下記の3種類のケーブル
・スーパーフレックスVVC6芯 外径4.8mm
・VCTF2sqx3芯 外径8.5mm
・VCT3.5sqx2芯 外径12mm
実際に通してみたものが下の写真です。
上から
・スーパーフレックスVVC6芯 ほぼ100㎝
・VCTF2sqx3芯 約88㎝
・VCT3.5sqx2芯 約75㎝
④高密度PETチューブ3mm
最小径3.18mm
最大径6.35mm
用意したのは、下記の3種類のケーブル
・シールド7/0.12x3芯 外径3.2mm
・スーパーフレックスVVC4芯 外径4.1mm
・シールド0.5sqx2芯 外径6.3mm
実際に通してみたものが下の写真です。
上から
・シールド7/0.12x3芯 約99㎝
・スーパーフレックスVVC4芯 約92㎝
・シールド0.5sqx2芯 約74㎝
最小径3.97mm
最大径11.11mm
用意したのは、下記の3種類のケーブル
・スーパーフレックスVVC4芯 外径4.1mm
・VCTF0.3sqx8芯 外径7.0mm
・VCTF2sqx6芯 外径11.0mm
⑥高密度PETチューブ10mm
最小径4.76mm
最大径15.88mm
用意したのは、下記の3種類のケーブル
・スーパーフレックスVVC6芯 外径4.8mm
・VCTF0.75sqx8芯 外径9.6mm
・VCTF0.5sqx30芯 外径15.8mm
実際に通してみたものが下の写真です。
上から
・スーパーフレックスVVC6芯 ほぼ100㎝
・VCTF0.75sqx8芯 約94㎝
・VCTF0.5sqx30芯 約75㎝
結果
・おおよそ全てのサイズにおいて、最小径程度のケーブルであれば、
ほぼ100%の長さに通すことが可能。
・最大径サイズのケーブルであれば、チューブによっておおよそ25%~35%程度
短くなってしまう。
・高密度PETチューブと比較して、
通常のPETチューブはチューブの端がささくれてしまう
・高密度PETは細いケーブルにしろ、太いケーブルにしろ中身が透けづらい
どなたか、計算式をお持ちの方、教えてください。
おまけで、メーカー公表値より太いケーブルを通してみました。
最大径12.7㎜にケーブル外径16.5㎜のVCT5.5sqx4芯を通してみました。
おおよそ40㎝しか被りませんでしたが、通すことは可能です。
最大径15.88㎜ですが、ケーブル外径20.4mm のVCTF0.5sqx50芯に被せてみました。
約47㎝といった感じでしょうか。これだけ広げても中はほとんど透けていません。
チューブのサイズ選びの参考にしていただければ幸いです。
ご不明の点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
E-mail:webshop@oyaide.com
TEL03-3253-9351
以上、根津でした。
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