こんにちは金木です!
今回の週刊サンデンはこちら!
はんだ吸取線と吸取器です。
はんだを吸い取るという結果は同じなのですが
よく「どっちがいいの?」と問い合わせを頂きます。
という事で今回は実際に使ってみながらその疑問にお答えしていきます。
では早速
はんだ吸取線 HOZAN No.3738
吸取線はフラックス入りの特殊編組線で古いハンダを溶かして編組線に吸わせる工具です。
こちらに用意しましたのはケーブルから切り離した後のプラグ。
まずはケーブルを外します。
ココからはんだ吸取線の出番です。
はんだ吸取線は使う前に少量のはんだを染み込ませ斜め45°にカットしておくと熱が伝わりやすくなり使いやすいです。
では吸取していきましょう!
はんだ吸取線をよく温めてまずは上の端子
次に下の端子。
吸取したあとがこちら
かなり綺麗に古いはんだが除去できます。
約8cmほど吸取線を使いました。
私があまり上手でないこともあり結構使ってしまいました。
簡易はんだ吸取器 ハッコースッポン 20G
シャフトをカチッと音がするまで押し込み、先端を吸引したいはんだ部分に当て黄色のボタンを押して溶かしたはんだを吸引します。
こちらに用意したのは先ほどのプラグにハンダを盛りなおしたもの。
これにはんだ吸取器を使っていきます。
上の端子と
下の端子
吸引した後がこちら
簡単に多量のはんだの除去ができました。
が矢印のところ、少しはんだが残ってしまっています。
そんな時は吸取線で綺麗にしてあげましょう。
これで綺麗になりました。
使った吸取線は約1.5cm
かなり吸取線を節約できました。
吸引が終わった吸取器はシャフトを外して中に溜まったはんだを掃除することができます。
今回のはんだを吸引しただけでももう汚いです。
ブラシなどで綺麗に掃除してあげると長く使用することができます。
使ってみた結果
はんだ吸取線は古いはんだを綺麗に除去することができるが消耗品で、
はんだ吸取器は消耗せずに多量のはんだ除去できるがはんだを取り切れない。
ということは
少量のはんだを除去するには吸取線
多量のはんだを除去するには吸取器
がオススメです。
以上!吸取線と吸取器を普段どっちも使っている金木でした!
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