2018年10月22日月曜日

電線さがしのヒントは“外径”



先日「6芯で外径6mmほどのケーブルを探しています。」 というお問い合わせを頂きました。

世の中には数多の電線があり、そのいずれも製品を特定できる固有名称やサイズ表記が存在します。
しかし「購入時の情報が残っていない」「両端加工済みだから切断でもしないと内部情報が分からない」「廃盤製品で同じものが市場にない」など品名や詳細情報が分からない事もあります。

そんな時、大体は以下のような情報を頼りに電線をご紹介することになります。
【芯数】   ⇒ 中に何本の線が入っているか。何本の信号を送るのか。
【芯線の太さ】⇒ 何アンペア流すのか。
【耐熱】   ⇒ どのような温度環境で使用するのか。
【用途】   ⇒ 何に使うのか。

そして今回のテーマ 外径 です。
【外径(=直径)】⇒ 機器やプラグなどの兼ね合いで上限や下限がある。

外径優先の場合、「3芯だと太いから、2芯シールドで代用」「7芯が欲しいけど、ちょうどいいのが無いなら8芯買って1本ダミーにします」といったフレキシブルな方もいらっしゃいます。


電線の外径や絶縁紙の厚さなどを測る場合はノギスを使います。
電線屋としては必需品です。

しかし、ノギスなんて代物がどこにでもあるわけではありません。
そこで、今回は日常目にするもので外径や厚さの目安を調べてみたいと思います。



早速どーん!






みんな大好き揖保乃糸は0.7~0.9mm
ライトニングは厚み1.5mm
クレ556と言えばおなじみの赤い管、2.2mm
棒付きキャンディの雄。棒は3.9mm

コの字の短い方が4.88mm、長い方が9.4mm

比較対象として分かりやすい乾電池先生。
単4が約10mm、単3が約14mmでした。
透明プラスチックボビン。幅は12.7mm
こちらで約30mm
ケーブルを太さを伝達する際に「あぁ、だいたいこのくらいか。」という目安にして頂ければと思います。

ちなみに厚みを表す記号に「t」というものがあります。
(例:ノーメックス紙 0.13t など)
これは厚さを意味するthicknessの略で、1.0t=1.0mmです。

それでは、実際にオヤイデ電気で取り扱いのあるコード・ケーブルの外径を見てみましよう。
※在庫およびオンライン登録商品を対象/丸形のみ。±などの公差は省略







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齋藤でした

 

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