古い物や昔からの定番が新しく見えているみたいですが、体験した人からすると懐かしさだったり、知らない人にしてみれば新鮮だったりするみたいですね。90年代の文化が謎に思う丸山です。
今回のブログは長いです。
今回「スターカッド構造」で、御馴染み元祖癒しケーブルの『L/i50』を使用して作ってみました。元祖なのに今でも販売されているって凄くないですか?今尚、OLDSCHOOLを求めている方が居るという証拠でもありますね。
【L/i50】の概要は商品ページ参照。
日本で始めてオーディオ用電源ケーブルとして、開発した製品で、ノイズキャンセレーション効果を目的としたスターカッド撚り構造、温度変化による絶縁体の硬度変化をなくすことを目的として珪素シリコン絶縁体使用、更に振動緩衝用に内部芯線へそれぞれテトロンスリーブを被服など、様々な工夫が凝らされています。 高解像度、ハイスピード、ワイドレンジではありませんが、 今なお根強い人気の安心して使用できる元祖癒し系ケーブル。
使用する部材は
①L/i50(1.5m)
④ニシチューブ15φ(6cm×2本)
以上4点です。
※上記、商品名をクリックするとオンラインページに行けます
それでは作って行きます!
黒い被覆を約4cm剥いて行きます。
白い被覆も剥いて黒い被覆が解れない様に、ニシチューブで収縮し解れ防止!
ニシチューブを収縮させる為にヒートガンやターボライター、トーチ等を使用して下さい。
※ヘアドライヤーは使用しないで下さい。縮みません(汗)
今回使用している【L/i50】はスターカッド構造で2sq×4本ですので2本づつ結線する為、アースピンは外します。(※アースピンを外すのは、自己責任でお願いします。)
アースピンの外し方は!!!
赤をHOT、白COLDに繋ぐ為、赤2本、白2本で撚ってプラグに入れて、しっかりと締め込みます。
これでプラグ側は完成!
コネクター側に移りまして被覆を剥くのと収縮チューブ等は一緒なので割愛。
4781のネジ穴部分は狭いので厳選せずしっかり入れて締め込んで蓋をして完成。
テスター『DB-2』で安全の為に導通確認をして...
【DB-2】購入はこちら
※本当便利で役に立つのでオススメです!
☆完成☆
作ったからには音を出したい!
という事でスタジオに行って参りました。
今回使用したのは、この2本をMarshallのJVMで鳴らしてみました。
ここでCMです。
使用しているギターケーブルは『QAC-222G』です。
【QAC-222G】
元々付いていた電源ケーブルは基準なので特に感想はありませんが普段通りの音でした。
そして今回の主役『L/i50』ですが2sq×4本なのでHOT,COLD共に4sqなのでパワフルなのでは?と思いましたが...
耳馴染みの良い感じのパワー感と柔らかさが有り、個人的にはハイゲイン系の物ではなくヴィンテージのコンボアンプとかで鳴らしたいと思ってしまいます。
良い意味でアナログ的な押し出し感を感じましたので、これは好きな人は好きだと思います。
導体がOFCだとキラキラ感じてしまう!と感じている方は是非、この優しさに触れてみて頂きたいと思います。現代的では無いけれど、これにしか出せない魅力を感じました。
楽器だけではなく、どこかアナログ的な物を添えたい時にどうでしょう!?
E-mail:webshop@oyaide.com
TEL: 03-3253-9351
以上、丸山でした。
本日のBGM:COFFINS/DEFILEMENTS
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