こんにちは!
金木です。
今回の週刊サンデンは酸化して黒くなってしまった、こて先のお手入れの方法です。
40Wのはんだこてを3時間温めた状態で放置して真っ黒にしました。 |
こて先には、はんだメッキがされており、電源を入れたまま放置していたり、適切に保管がされていないと、このように真っ黒になってしまいます。
このような状態になりますと、こて先が、はんだを弾いてしまい、どんなにはんだ付けが上手な人でも、はんだ付けが上手くできません。
という事で今回は、この黒くなってしまったこて先を綺麗にしていきます。
今回はこちらを使っていきます。
チップリフレッサー BS-2
黒くなってしまったこて先を簡単に綺麗にする便利商品です!
使用方法
- リフレッシュ作業に最適なこて先温度は300℃~360℃です。
- こて先をチップリフレッサーに擦りつけます。
- こて先にはんだをつけ、こて先をコテ台のスポンジできれいに拭い取ります。
- こて先にはんだをつけ、こて先のリフレッシュ完了です。はんだがのりにくい場合は、2~3.を繰り返してください。
チップリフレッサーがこて先に残った状態でプリント基板にはんだ付けを行うと、チップリフレッサーがプリント基板に付着し、基板を腐食させるおそれがあります。チップリフレッサー はこて台のスポンジで完全に拭い取ってください。
使用方法は文章にすると、やや難しくみえますが、
では実際に使っていきます。
酸化して黒くなってしまった、こて先をBS-2に擦り付けます。
BS-2がついている状態で、こて先にはんだを付けていきます。
こて台についているスポンジでBS-2とはんだを綺麗に落とします。
1回でも綺麗になりますが、まだ、根本に黒い酸化膜が残ってしまっています。
この場合は、また上記の作業を繰り返す事により、とる事もできますが、
⇩今回はより綺麗にする為にこちらを使います。⇩
600番くらいに紙やすりで酸化膜を残らず落としていきます。
紙やすりで削った際、こて先の中から銅が出てきた場合は、こて先の寿命です。
BS-2でも直りませんので新しいこて先に替えてください。
紙やすりで削ったこて先を、再びBS-2に擦り付け、はんだでメッキし直すと、こて先の完全復活です。
これで快適なはんだ付けライフに、戻ることができます。
こて先はだいたい数百円で買えますが、チップリフレッサー BS-2は税込み594円で、こて先を長く使用する事ができるようになりますので、経済的です。
以上!
3年前から使っているBS-2が現役の金木でした!
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