2025年11月17日月曜日

【Audient × オヤイデ】iD14mkIIのUSBケーブルを交換したらどうなるのか?!【キャンペーンもやってるよ】

オールアクセスインターナショナル株式会社様とのコラボレーションにより

audient iDシリーズ3機種(iD4mkII/iD14mkII/iD24)を購入すると

d+USB Type-CtoC classB/1.0m」がもらえるキャンペーンがスタート!


https://allaccess.co.jp/audient/campaign/

audient公式製品ページ
(オールアクセスインターナショナル株式会社様のHPへ飛びます)

Audient(オーディエント)とは?



Audient(オーディエント)とは、イギリスで誕生した業務用音響機器ブランドです。

ビートルズでお馴染みの「アビーロード・スタジオ」、ピート・タウンゼントの「イールパイ・スタジオ」、フロリダ州の「フルセイル大学」など数多くの有名なスタジオに導入されています。その優れたアナログ・オーディオとデジタル・コンバートの性能は、世界中で認められています。

創立者の一人、デイビット・ディアデンはイギリス国内でスタジオへのコンソール導入に数多く携わっており、ジョージ・ハリスンやリンゴ・スターのホームスタジオへのコンソール導入も彼が担当しました。また、彼はMCI、Soundcraft、Midasでも仕事をしたことがあり、Midasのヒット作「XL200」の設計も手掛けています。

オーディエントは、20年以上もの間、その洗練された技術力と経験で数々のプロの現場をサポートしてきました。私たちが創るのは、オーバースペックで複雑な高級品ではありません。手に取りやすくシンプル、そして確かな品質を備えた製品をあらゆるレベルのクリエイターたちに提供します。

(公式HP引用)


今回オールアクセスインターナショナル(以下、AAI)様からiD14mkIIをお借りして、その音質やUSBケーブルの恩恵を確認させていただきました!
細かなスペックなどは下記URL「DTM Station」様の記事が大変分かりやすいので、事前にご一読をお勧めいたします!

【DTM Station】英audientからプロクオリティーの10in/6outオーディオインターフェイス、iD14 mkIIが誕生。実際どんな機材なのか試してみた(2021.02.02公開)
※外部サイトに移動します。

対応USBケーブルについて

iD4mkII / iD14mkIIの2機種は「USB Type-C または USB3.0対応」のバスパワー給電のみとなっています。
この件について”電線屋”として深堀していきたいと思います。

まず、下記にAAIが公開している「USBオーディオインターフェイスとUSB 3.xの関係性」に詳細が掲載されています。要するに「音声データの通信なら、USB2.0でも問題ないよ」という話です。

audient iD14mkII付属品のスペック
本体に付属されているUSB Type-CtoCケーブルを確認したところ「USB2.0準拠」でした。
AAIのご案内の通り、USB Type-CtoCであれば必ずしもUSB3.Xである必要はないことが分かります。

※別枠で光っている「CC」は、USB PD対応であることを意味します。これにより、このUSBケーブルは最大3A供給可能であることが分かります。粗悪品の中にはたま~に「CC」すら接続していない場合もありますので注意が必要です。



では、audientは何故「USB3.0対応」としているのか?
これはUSB規格上の電源供給能力の違いが要因であると思われます。

USB規格の最大供給電流とaudientの公表スペック

この表を見て分かるとおり、PCとUSB-Aを接続する場合、USB2.0規格では電源要項が不足していることが分かります。
USB-AにはQCやBCなど電源強化した別規格が存在していますが、通信できるものもあれば充電専用ケーブルだったりと、これまた非常にややこしいです。(QCの場合は急速充電を実行する際に9V/12Vで供給するので、5V駆動とは異なります。)

なので、より安全な仕様を設計するために、「USB3.0対応にすることで500mA以上を供給できるようにした。」という狙いが予想されます。
また、最高位スペックを1.5Aとしていることから「USB Type-Cで使ってね」という意図も感じ取れます。

※Audient公式(EN)にもUSBケーブルの選定方法が記載されていますが、USB-Aを使用する場合のみUSB3.0を選ぶよう選定方法が紹介されています。

※同じくAudient公式(EN)にて、1.5Aで供給するとヘッドフォンのヘッドルームが自動的に拡大され、お気に入りのヘッドフォンによって高い出力レベルが提供されるとの説明もあります。

d+USB Type-CtoCを使ってみる。

それでは、今回キャンペーンでついてくる「d+USB Type-CtoC classB/1.0m」を使って、どのような違いがあるのかを検証していきましょう!

音を聞く前に、USBケーブルの物理的な違いを検証します。

d+USB Type-CtoC classB/1.0mのスペック

電源線の抵抗値はaudient付属品と同じでした。
d+USB Type-CtoCの電源線はAWG23なので、付属品も電源線の太いケーブルが用意されているようです。

d+USB Type-CtoC classBもUSB2.0規格準拠で、CC線でのネゴシエーションが可能です。

 音を聞いてみよう! 


緑のケーブルが音質とテンション(?)も上げてくれると好評です。

実際に聞いてみて気付いたことは・・・
  • 解像度の向上!
  • トランジェントの表現が自然になった!
  • 帯域間がスムーズに繋がったように感じる!
という点が非常に良かったです!
製品開発時の検証用モニターシステムと比べてみて、純正ケーブルではアタックが鋭く感じてしまう時がありました。
d+に交換すると角が取れて聴き疲れしにくく、低域~高域まで過不足ない傾向に変わり、普段のモニターシステムの印象に近づきました。

正直な話、聴き始めの段階では目立った違いを感じることはできませんでした。
色んなタイプの曲を聴いていくにつれて、徐々にケーブルの差分を感じ取ることができました。
このキャンペーンでd+USBをゲットされた方は、是非いろんな曲で聞き比べしてみてください!

iD14mkIIはマイクプリも上質で、普段使っているI/Oよりも録り音に厚みを感じられる傾向が得られました。
この価格帯としては音が良いと思うし、ノイズも少なく、必要最低限の機能が手元でコントロールできるので、宅録用途の一台目には最適です!機能的にはストリーマーやゲーム配信などにも向いてると思います。

キャンペーン概要

Audient & オヤイデコラボレーション
【キャンペーン期間】2025年11月22日から12月25日まで

ウィンターキャンペーン詳細:
https://allaccess.co.jp/audient/campaign/
※キャンペーン実施店舗につきましては直接販売店様にお問合せください。


このお得すぎる機会に是非ご検討ください!




以上、原田でした~。


2025年11月10日月曜日

【特注ケーブル】 ASMR専用マイク KU100用ケーブル 【作れます!】

こんにちは! 鈴木です。


突然ですが、みなさんは ASMR(エー・エス・エム・アール) をご存じでしょうか?


耳元でそっと囁く声、紙をめくる音、焚き火のパチパチ音… どういうわけか心がすっと落ち着く“音”の世界です。

寝つきが悪いときやリラックスしたいときに再生する方も多く、今や世界中で人気のコンテンツとなっています。

先日、そんなASMRのコンテンツを制作されているクリエイター様から、こんなお悩みが寄せられました。


「バイノーラルマイクのKU100を使っているのですが、付属ケーブルだと長すぎて取り回しに困っています。

市販品も探してみましたが、純正品以外がなかなか見つからず、希望に合うものがなくて……」


うーん、これはKU100ユーザーあるあるかもしれません。


なにせこのマイク、ただのマイクではありません。

ASMR界隈の憧れの存在であり、“ダミーヘッドマイク”と呼ばれるほど、人の耳に近い感覚で録音できる超高性能モデルです。


NEUMANN KU100 ※外部サイトに接続します。


でも、その代わりにちょっとクセがありまして……


実はXLR 5pin端子という特殊な接続端子を採用しているんです。

そのため、市販でよくあるXLR 3pinのマイクケーブルでは代用できず、ユーザーを地味に悩ませるポイントになっています。


例えば……


「狭い部屋だと純正ケーブルが長すぎて邪魔

「逆にスタジオではもっと長さが欲しい

「ケーブルの色味を自分好みにしたい」


こうした細かな要望に純正品が必ずしも応えてくれるわけではないのです。



さて、そこで登場するのがオヤイデ電気


電線・ケーブルの専門店であるオヤイデ電気なら、このお悩み……


解決できるのかい?

できないのかい?


どっちなんだい……!?





でーーーーーーーきます!

※画像は作例です。

はい、特注対応できます!しかも1本からオーダーOKです。


◆ オーダー内容の一例

●ケーブル:102 SSC導体採用「HPC-26QUAD

●プラグ:丈夫で信頼性の高い「NEUTRIK製」(XLR 5極メス → XLR 3極オス×2 L/R)

●長さ:ご希望に応じてカスタム可能

●外装:透明被覆仕上げ + PETチューブカラーは選択可

※画像は作例です。

●価格:1mあたり18,106円(税込)

 ※延長は1m追加ごとに+7,810円(税込)

 ※価格は2025年11月時点のものです



KU100の魅力は、その繊細さ。

だからこそ「ケーブル1本の違い」が録音の快適さにも、仕上がりの音にも影響してきます!


もし「純正ケーブルで不便を感じている」「もう少し自由度が欲しい」と思われている方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。


オヤイデ電気なら、あなたのASMR制作ライフをもっと快適にするお手伝いができます!


お見積もりなど、お問い合わせの窓口はこちらから


また、このケーブル以外にも、オヤイデ電気で取り扱いのある部材であれば、組み合わせて特注することも可能です!

お見積もりさせていただきますので、お気軽にご相談ください!


超でん同士の鈴木でした。


秋葉原直営店

  • 〒101-0021
  • 東京都千代田区外神田1-4-13
  • TEL 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353

  • 10月の営業時間

    平日:10:00~19:00

    オンラインショップ当日発送受付時間15時までとなります。

    土曜日:10:00~18:00

    オンラインショップ当日発送受付時間14時までとなります。

    定休日:日曜日


     
           
    状況により、営業時間、対応期間は変更となる可能性がございます。
  • JR秋葉原駅の電気街口を出て徒歩1分総武線の高架下になります。

本社


2025年11月5日水曜日

REAN / NYS224 取り扱い開始! <コスパに優れたフォンプラグ>

コスパに優れたフォンプラグ、登場!

REAN(リアン) / NYS224 ¥396(税込)
【商品ページはこちらから】

REAN(リアン)とは?

REAN公式ホームページ
https://www.rean-connectors.jp/
REANはプロフェッショナル向けオーディオ・ビデオ用コネクターの世界的なリーディングサプライヤーであるノイトリックグループが包括的な製品群を持つミドルレンジのグローバルブランド。

優れたコストパフォーマンス、堅牢な設計、信頼性の高い機能性がREANの強みです。
ノイトリックで長年培ったノウハウと最新の生産設備を用い優れた製品を世界中にご提供致します。
REANの製品群はコスト重視のアプリケーションに最適なソリューションです。 

(REAN公式HP引用)

NYS224の特徴

NYS224最大の特徴は、なんといっても価格!
プラグ関係は価格高騰が激しく、最も有名な某S社はコロナ禍以前に比べて2~3倍の価格となっています。
弊社オリジナルプラグは日本製という恩恵もあり、品質は保持したまま、海外製に比べて価格高騰を抑えることに成功しています。それでも銅建値やメッキ液の影響は大きく、なかなか厳しい情勢が続いております。

もちろん「安かろう悪かろう」だったら意味が無いわけですが、NYS224は某S社と比べても遜色ない造りだと評価できます。

その理由については後述していきますので、一緒に仕様を確認していきましょう。

●重量
P-275Mと比べて約4g軽くなっています。カバーはどちらも約11gだったので、プラグ本体が軽いようです。これは使用している金属の量や構造に依存しており、音質や耐久面にも影響します。
REAN / NYS224:19.20g

OYAIDE / P-275M:23.32g

安物フォンプラグは「TIP折れ」という、プラグ先端のくびれた部分が折れてしまう現象が多発します。※TIP部分に強い衝撃を加えたり、挿抜を繰り返した結果、TIP部分と軸の接合部分に負担が蓄積することでTIP折れが発生します。

NYS224は耐久性を担保するためにTIP軸に「スチール」を採用しています。
画像はTIP部分を折ろうと試みた状態で、本気で負荷を与えてもこれが限界でした。

TIPの隙間からスチール棒が見えます。
スチールは導電性が低く、磁性を持っているため、ピュアオーディオ界隈では好まれない傾向にありますが、
細かいことを気にしない人にとってはメリットしかありません。

●TIP形状
ケーブルオタク界隈で毎度注目されるのは「TIP形状」です。

NYS224のTIP形状

フォンプラグにはJISやEIA/IECといった色んな規格が存在しますが、双方の規格は綺麗に嵌合しないことが問題視されています。こういった背景からあらゆるTIP形状に対応させるべくメーカー独自のTIP形状が多く存在しており、これが逆に嵌合を促進させる引き金となっております。
基本的に互換性はあるので問題ないように見えますが、接点が少なすぎるとガリの出やすさなどに影響を与えている場合もあるので注意が必要です。

Switchcraftジャック
嵌合具合:◎

マル信(JIS規格)ジャック
嵌合具合:◎

PureToneJack
嵌合具合:〇

●ラグ端子
安物プラグはラグ端子周りもコストカットされる傾向があり、熱で変形しやすかったり、圧入精度が低い場合も散見されます。NYS224は金属のリベットでしっかりと圧入しており、カシメ端子もスチール製で非常に頑丈です。ハンダ付けの熱で樹脂が溶けることもなく、品質は良好です。
またリベットの回転防止のために樹脂成型形状も工夫されていました。ハンダの熱で嵌合が多少甘くなってもTIPが回転しないよう細かな配慮も施されています。

結構見落としがちな部分です。

”カシメ折れ”もありがちなトラブルです。
スチール製なので非常に頑丈です。

●カバー穴径
ケーブル径は最大7.6mmまで対応しているのでEcstasy Cableにも使えます。
一般的なシールドケーブル径(6.0mm)であれば収縮チューブを取り付けてピッタリな寸法です。

Ecstasy Cable(外径7.0mm)を取り付けてみました。
少し隙間があるので、カシメでしっかりと固定させましょう。

総評

とにかく安く、でも頑丈なシールドを作りたいならアリ!

ケーブルを自作するにも部材が高くなってきていて、気軽に自作できないケースが増えてますよね。そんな時に頼れるフォンプラグかと思います。

音質目線で観察すると、価格相応かな?といった印象です。
各所で使用されている『スチール』は磁性を持っているため、非磁性のフォンプラグに比べると音が歪みやすい傾向にあります。このプラグを使用するということは費用対効果を求める方が多いと思われますので、音質よりも使用感の部分でご満足いただけるのではないでしょうか。

ぜひお試しください!


以上、原田でした。


2025年11月3日月曜日

オヤイデ/NEO ユーザー Live !



日頃、弊社製品をご使用頂いておりますアーティストのライブをご紹介いたします。


 9mm Parabellum Bullet

9月9日は「9mmの日」ということで今年はZepp Shinjukuでライブが行われました。イベント名は、

9mm Parabellum Bullet presents Live「O」2025

「O」は奇数oddのことで、これまで発表された作品の中から収録曲順が奇数曲の楽曲のみを演奏するというもの。

菅原さん(Vo/Gt)のギターアンプMarshallの電源ケーブルは

AXIS-303 GX

くせが無く、バランスの良いケーブルです!

中村さん(Ba)のシールドケーブルは

Ecstasy Cable

中村さん(Ba)のベースアンプには

TUNAMI GPX-R V2

中村さん(Ba)のDI/プリアンプには

BLACK MAMBA-α V2

が使用されています。


以前レポートした際は、ベースアンプにBLACK MAMBA-α V2、

DI/プリアンプにはTUNAMI GPX-R V2が使用されていました。

『OYAIDE Live Report』


ソールドアウトとなった会場は盛り上がっておりました!

この日はLIVE DVD「act IX」も発売となりました。



cinema staff

10月4日は西川口Live House Heartsにて

cinema staff Tour 2025-2026"PLASTIC YOUTH"が行われました。

メンバーが上京?(埼玉県)して最初に住み始めたのが西川口ということで、

おかえりなさい的なアットホーム感を出しつつ、盛り上がっておりました。

辻さん(Gt)はギターから足元のエフェクターまでは

Ecstasy Cable L-S 7.0m

エフェクターからアンプまでは

QAC-222G

使用されてます。

Ecstasy Cableはかなり使い込まれてますねー!

三島さん(Ba)もEcstasy Cableをお使い頂いております。





10月14日は渋谷CLUB QUATTROにて、
tour confusion bedroom 2025
が行われました。
geek sleep sheepのメンバーは、
345(Vo/Ba)from 凛として時雨
の3名です。

3名とも、とても柔らかい感じの雰囲気なのですが、演奏は非常に激しいのです!

The Cureや忌野清志郎さんのカバーもあり、楽しかったです。
momoさんのギター、yukihiroさんのドラムは新調されてました。



ライブはやっぱり楽しいですね!
皆さんも是非 行かれてみてはいかがでしょうか?





佐々木でした。



2025年10月31日金曜日

【オヤイデ電気 秋葉原直営店】11月の営業時間のお知らせ

 

【オヤイデ電気 秋葉原直営店】11月の営業時間のお知らせ

【オヤイデ電気直営店の詳細はこちらから】

【11月・営業時間のお知らせ】
臨時休業日:11月24日(月・振替休日)
 
★時短営業日:なし
 
       
今後営業時間が変更になる可能性もございますので、ご了承ください。

OPEN:10:00
CLOSE:19:00(土曜・祝日は18時閉店)
定休日:日曜


15時までの注文で即日発送も可能です。(在庫要確認・土曜祝日は14時最終受付。)
在庫品内外問わず、お客様のご要望に沿って御見積差し上げます。



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