2018年8月17日金曜日

お手軽スピーカー自作!そしてプチカスタム!で音質の変化を楽しもう!

さてさて皆さん、ごきげんよう。このお休み、皆さんは何をしてらっしゃいましたか?
私はといいますと、この暑いのに不眠不休で馬車馬の如く鞭を打たれながら働いておりました。嘘です。

そうじゃなくて、まあそこそこ働いていたのは事実ですがそんな中、2冊のムック本をGETし、その付録であーだこーだしつつ、今日という日を迎えております。そのムック本というのが、


要はこの2冊でなんとフルレンジ・スピーカーがお手軽・簡単に出来ちまうという代物。これなら休みがなくとも片手間で自作スピーカーが作れちまう、ってんで早速やって!TRYしました!

とりあえずじゃあ何から手を付けるんだと畏まったのですが、蓋を開けてみると木工ボンドであれとこれをくっつけて固定して、ってたったそれだけなんですね。
それじゃあ簡単すぎるし味気ない。しかも電線屋だしちょっとカスタムでもしてみっかと、先ずはラッカースプレー缶を買ってきて下地を慣らし、塗装をかましてやりました。
お、これは中々スピーカーっぽくなるね。そういう意味でこういうひと手間もあり。

と、あまりにも順調に完成に近づくもんだから塗装の乾かぬ間に「じゃあターミナルでも変えてみっか」ということで、店でスピーカーターミナルをゲット。
ユニットの穴に丁度収まった。ということは、内部配線どーしようかと数本の配線を用意。
TUNAMI V2(のバラしたやつ。1本5.5sq)
3398-14(2sq。店舗・オンラインショップ限定品)
3398-16(1.25sq)

それにテクニカのファストン端子(M)を取り付ける。

内部配線を用意している間にユニットの塗装も終わったのでスピーカーを取り付け組み立てて配線して、
配線して
スピーカーユニットセットして
ネジ付けて
うわっ、もう完成しちゃった。

あまりにも順調にいざ試聴!と社内のちゃんとしたシステムで試聴してみました。
どデカい容量のアンプとの組み合わせて聴いてみてアンバランスかなと思いましたが、どうやらアンプさんが懐の深いお方で意外とマッチしてくれました。ちゃんと音が出てます。スピーカーの特性もよく分かります。まあサイズがサイズなのでレンジ感に限度はあるものの、8㎝のフルレンジ・スピーカーのパフォーマンスとしてはなかなかです。

そしてエンクロージャーの鳴りのバランスも悪くない。そうそう、そういえばエンクロージャー内部に中低域用の吸音材を仕込んでみました。
これ、効く。余分な箱鳴りを抑える効果がありました。これ、最近生け花とかフラワーアレンジメントなんかで直接花の茎をぶっさすやつ、あるじゃないですか。あれの吸音材バージョンで中低域をごっついカットしてくれるんです。グラスウールなんかより軽いしよっぽど吸音・遮音するのでお手軽に防音壁とかも作れそうな実に優れモノ。

話しがそれましたが、試聴。
TUNAMI V2:最初オーバースペックかなと思いつつ(中身の導体だけ)セットしましたが、いきなりこれがベストマッチでした。5.5sqのぶっとい導体でしたが高域~低域までちゃんと出る。しかも大味にならなくて高解像度。若干ドライ。精密導体102 SSC良さが存分に現れました。ナイス!
3398 -14:TUNAMI V2でベストマッチと言ってしまった手前、お勧めはTUNAMI V2でしょうと言うと思ったあなた、仮にあなたのお好みが繊細で伸びやかな質感を求めているとしたら、僕はこれをお勧めしたい。細身のケーブル(といっても付属品より全然太い)ではありますが、奥ゆかしさといいますか、品が良いといいますか、これにはこれの良さを発見できました。
3398 -16:いい加減これじゃパワー感ないでしょ、と思いつつ試聴。あれれれ、TUNAMI V2程はやっぱ出ませんよ、ドカンとは。でもいい感じの残響感。聴いてて気持ちいのはどれだ?これだ。

と、やっぱりそれぞれに傾向の違いが表れますよね。今回は手元にあった3種で試してみましたが、時間があったら他の線材ももちょっと試してみたいと思います。

TUNAMI V2はまあ5.5sqだし最強ですが、それにしても改めて思ったのは、3398、いい仕事しやがるぜ。サイズによってここまで適性・変化が感じられるなら、明日はスピーカーケーブルで色々試してみます。

え?何にでも使える3398には

22(AWG)の4本編み8本編みまである!しかもお値打ち!

「百聞は一見に如かず」ならぬ「百見は一聴に如かず」っつーことで、忙しいあなたも、そうでもないあなたも、スピーカーでも作りながら、色々カスタマイズしてみるってのも乙なもんですぜ。



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