2017年11月17日金曜日

【自社で徹底解剖】#11 MMCX型 4N純銀撚線 + 精密導体102SSC撚線【オヤイデ店舗オリジナル・リケーブルシリーズ 】

オヤイデ店舗オリジナルリケーブルシリーズ

#11 MMCX型 ”4N純銀撚線 + 精密導体102SSC”
ハイブリッドケーブルを徹底解剖!

純銅線と純銀線の配色が美しいです。


   【#11 MMCX型 4N純銀撚線 + 精密導体102SSC撚線 仕様】   

【ケーブル(+線)】 オヤイデ電気 4N純銀撚線 0.1sq
【ケーブル(-線)】 オヤイデ電気 精密導体102SSC撚線 10/0.1mm
【コネクター】 オヤイデ電気特注 MMCXメタルシェルコネクター
【プラグ】 オヤイデ電気 P-2.5G/4G (2.5mm4極バランス接続)
長さ:1.2m (LR分岐前80cm / LR分岐後40cm)
価格:¥14,500(税別)


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  【ケーブル】  
オヤイデ電気店舗オリジナルリケーブルでも人気の高い「4N純銀撚線」は
#6 MMCX型 4N純銀撚線 3.5mmステレオミニ
#7 カスタムIEM型 4N純銀撚線 2.5mm4極バランス接続
#8 UE10Pro型 4N純銀撚線 2.5mm4極バランス接続
の3機種に使用されています。

4N純銀撚り線の特長は下記のブログをご参照ください。
<<<   4N純銀撚線についてのブログはこちら   >>>

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精密導体102SSCオヤイデ電気が開発した全く新しい導体です。

>>> 精密導体102SSCの開発背景について <<<

主にオーディオ用線材として開発を進めてきましたが、
リケーブル用にも採用したい!と念願叶って「精密導体102SSC撚線 10/0.1」は完成しました。

”精密導体”と呼ばれる所以の1つとして、
2000倍の顕微鏡で観察した時の「銅表面の平滑化」が特徴です。



リケーブル用の導体として、銅表面の美しさを全面に出すよう「透明色の被覆」を採用しました。
導体表面の美しさ」と「被覆の透明度」を出す為に、被覆厚は極限まで薄くしています。
これによりケーブルとしてのしなやかさ電気特性の向上にも貢献しています。

被覆は「PFA」というフッ素素材で、高耐久性を持たせつつ、
編み込み時の引っ張りにも強くなるよう「PFA」を採用しました。

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  ”精密導体102SSC撚線”の人気の理由  
電線の存在を感じさせない、フラットかつナチュラルな音質!

商品レビューも多くいただいている精密導体102SSC撚線
特に「くぅさん」のレビューは、商品の特長を上手く捉えた素晴らしいレビューとなっておりますので、
この場を借りて御礼&ご紹介させてください。



店舗常連の方々も、精密導体102SSC撚線の印象としてよく聞くコメントが、
半田の音質傾向がよく分かる。」
「まるで電線がないかのように、線材の色付けが少ない。」

まさに目から鱗です。

まるで”電線がない”と錯覚させるほど”フラットな音質に近い”と言い換えることができ、
精密導体102SSC撚線のポテンシャルの高さを感じざるを得ませんでした。

全リケーブルユーザーに使っていただきたいイチオシの線材となっております!

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  線材を組み合わせて得られる効果について  
#11は銀と銅が綺麗に編み込まれています。
リケーブルの構造として、L/Rそれぞれに「プラス極」と「マイナス極」があります。
音声は交流信号ですが、それぞれ違う線を使うことで音質に変化を持たせることができます。

プラス極は「解像度」「周波数帯域バランス」「輪郭」「量感」など音質全体に影響することが多く、
マイナス極は「音場感」「定位感」「ノイズ感」などS/Nレベルに影響することが多いです。

各線材のキャラクターを理解し、組み合わせることで、
単一種の線材だけでは生み出せない新しい音質を生み出すことができるのです。

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  #11「MMCX型 4N純銀撚り線 + 精密導体102SSC撚線」開発背景  
#11が完成するまでに、2017年7月の線材完成から10月まで約3か月の歳月を要しました。
店舗に来店される常連客やユーザーの声を参考に、試行錯誤を繰り返し、
この構成が最もバランスが良い!」となるまで沢山のお客様に助けて頂きました。

その結果は満場一致の「バランスの良さ」が自慢のリケーブルです。

純銀線だけでは得られない音の厚み
純銅線だけでは得られない音場の広さ・空間表現
それぞれのマテリアルの高さが生み出す高解像度とレンジの広さ
どんなイヤホンに合わせても相性が良いと感じられる付帯音の少なさ

店舗リケーブルのフラッグシップと言えるラインナップが、遂に完成しました。

沢山のユーザーに使って頂くためにコネクタは「MMCX」仕様。
その中でも高音質志向のユーザーに使ってもらう為に、
プラグは「P-2.5/4G(2.5mm4極 バランス接続)」を採用しました。


本来音質が良ければ付加価値を与えるべきですが、
ここはオヤイデ電気らしく部材代から計算した適正価格でのご奉仕とさせていただきます。

『電線の音質は値段に比例するものではない。』
そう胸を張って推奨できるリケーブルを是非ご堪能ください。

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   音質傾向   

全帯域において情報量が濃く、非常にフラットな特性を持つ。
どんなイヤホンとも相性が良く、イヤホンの特性を最大限に引き出す。
入門機から高級機まで全てのリケーブルユーザー必聴の音質です。

高音域:★★
中音域:★★★
低音域:★★★★
解像度の高さ:★★
音場感の広さ:★★
取り回しの良さ:★★★
得意ジャンル:ロック、ジャズ、ポップス

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如何でしたか?
精密導体102SSC撚線 10/0.1」を採用した”初商品”のご紹介でした。

正直なところ「精密導体102SSC撚線 10/0.1」を発売した直後、
どんな音質に落とし込むのが正解なんだろう?と、リケーブルの仕様に悩み続ける日々がありました。

幸いにもオヤイデユーザーは優しいお客様が大変多くいらっしゃいまして、
こんなケーブル作ってみたよ~!でもまだ解像度が足りないかな~」とか、
この仕様で作ると、このイヤホン・半田とは相性良くなかった~」とか、
沢山の声を集めることで、線材の相対的な評価をしていくことができました。

本当にお客様のお陰で良い音質にまとめることができたので、
是非カスタマイズサービスも大いに活用していただき、
沢山のお客様の手元に届いて欲しいなと心から思っております!

皆様のご注文お待ちしております!

***

さてヘッドフォン祭り発表分の新作は全て紹介し終えました。

が!

実は店舗リケーブルのカスタマイズページのラインナップが増えているのをご存知でしたでしょうか?
次回は「情報が増量し続けるカスタマイズページ」について掲載したいと思います。

来週もお楽しみに!




以上、原田でした!

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オヤイデ店舗オリジナル リケーブルシリーズ・アーカイブ

【オヤイデ店舗オリジナル・リケーブルシリーズ】
貴方だけの特注リケーブル、製作いたします。

1 件のコメント:

  1. LR分岐前40cm / LR分岐後80cmってLR分岐前80cm / LR分岐後40cmの間違いではないでしょうか?
    #10 MMCX型 オーグ+pt撚線 + オーグ+α撚線 仕様もそうなってましたが…

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