ポリエステルフィルムも「要るだけ」

本ブログでこれまでテフロンシート、ファイバー紙、ノーメックス紙と取り上げてきましたが、
シート（フィルム）製品はまだまだあります。
今回はポリエステルフィルムのご紹介です。

ポリエステルフィルム　ルミラーS10（東レ）

＃ 25  （厚み 0.025mm　× 幅 1m）
 切売1mあたり　216円
 
＃ 50  （厚み 0.05  mm  × 幅 1m）
 切売1mあたり　324円

＃ 75  （厚み 0.075mm　× 幅 1m）
 切売1mあたり　432円

＃ 100（厚み 0.1    mm  × 幅 1m）
 切売1mあたり　540円

＃ 125（厚み 0.125mm　× 幅 1m）
 切売1mあたり　648円

＃ 188（厚み 0.188mm　× 幅 1m）
 切売1mあたり　864円


東レ　ルミラー　のHPはこちらから

ポリエステルフィルムの材料 ポリエチレンテレフタレート（PET）は日常品にも多く使用されているプラスチック素材です。

ペットボトルなどでおなじみですね。

参考URL：ペットボトルのわかりやすい解説　→ キリンなるほど研究所　ペットボトルの秘密

また、PETをリサイクルしてフリースが作られることでも有名ですね。

ユニクロのフリースもポリエステル100％

そしてオヤイデの取り扱い商品でポリエチレンテレフタレート（PET）と言えば

PETチューブもあります。色も様々選べます！

ポリエステルフィルムに話を戻すと、1970年代にホームビデオ磁気テープ向けで需要が拡大し、その後、電子部品、コンデンサ、絶縁体などの工業材料用途、食品や薬品の包装用途などに拡がり、2000年以降には、液晶ディスプレイやFDP(フラット・パネルディスプレイ)向け光学ポリエステルフィルムなどにも使用されています。

その他、キッチン用の汚れ対策シート、液晶やガラスの保護フィルム、ラミネートフィルムなどの日用雑貨としても広く普及しています。

ポリエステルフィルム ルミラーの長所（東レHPより引用）
  

 ＜機械的特性＞
各種プラスチックフィルムの中で、高抗張力を有し、厚さ0.025mmのものでも手で破ることができないほど強靱です。薄い材料を使って製品の小型化、軽量化、あるいは高性能化が可能です。

＜電気的特性＞
絶縁耐力が大きく、すぐれた耐熱性をもって、モーター、トランス、コンデンサーなどの理想的な電気絶縁材料として幅広く使用されています。


＜耐熱耐寒性＞
融点は260℃で使用加工可能温度範囲は-70～+180℃と非常に広いため、各種用途に適し、かつ高次加工にも耐えられる素材です。

＜耐化学薬品性＞

強アルカリを除く、ほとんどの溶剤、薬品に侵されず、プラスチックフィルムの中でも耐化学薬品性が優れています。

＜耐湿耐水性＞
水に浸した状態でも機械的特性、化学的特性は変わらず、すべての工業用途に適した素材です。

＜気体透過率が小さい＞
気体透過率は各種プラスチックフィルムの中でも小さく、すぐれた強靱性、耐熱耐寒性と相まって長期保存を要する食品や酸化をきらう製品の基材として理想的です。

 ＜可塑剤無添加＞

 可塑剤のような添加物を全く含んでいませんので常温、常湿では経時変化したり、脆化したりする心配がありません。

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 ふと、収縮チューブのように熱で成形はできるのか？と思い実験してみました。

ヒートガンで＃125をあぶってみたところ、10数秒熱風を当てても変形せず、

しばらく一点集中で熱風を当てていたらプラスチックの溶ける独特の異臭を放って穴が開きました。

他の厚みでも試しましたが、最も薄い＃25を丁寧にあぶっても
ちょっとした曲げ癖を作れるくらいで、縮んだり融着したりはありませんでした。

また折り重ねた状態でハッコーのシーラーによる接着も試してみましたが、

一時的にくっつくものの、少し力を入れて引っ張るとすぐ剥がれてしまいました。

熱収縮チューブのように、ちょっと熱を加えたくらいでは成形できないようです。

もっと時間を掛けたり、温度を上げれば、もしかしたら個人レベルでも加工できるかもしれません。

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尚、ポリエステル以外にもフィルム商品がありますが、それぞれの特徴の比較は以下の通りです。

特性が異なるため、あれもこれもポリエステルフィルムが使われているというわけではないんですね。



前述の通り、ポリエステルフィルムは1ｍから切売り販売しております！
倉庫に在庫しているため秋葉原の直売店には常備しておりませんが、
ご来店前に事前にご連絡を頂ければスムーズにご提供できます。

数センチ角のサンプルや、1ｍ未満の端尺品などもご案内できる場合がありますので、
ちょっとポリエステルフィルムを試したいと言った場合には是非オヤイデをご活用ください。

↓お問い合わせはこちらまで↓

直売店舗　TEL：03-3253-9351　FAX：03-3253-9353

本社　TEL：03-5684-2151　FAX：03-5684-2150（24h）

 E-mail：webshop@oyaide.com

 齋藤新でした。

https://oyaideshop.blogspot.com/2017/11/blog-post_6.htmlポリエステルフィルムも「要るだけ」