(これ↓)
遂にあのアルミクイックバイスがオヤイデ電気で販売開始!
しかしそこが味噌!
というのはですね、旋盤に固定するために平置き型なので、テーブルなどに置くだけでも抜群の固定感なのです。そしてこの バイス を2台使いすることによって!我々は4本の手を得たが如く、自在にハンダ付けが可能になるわけなのです。何故なら!コネクタとケーブルをそれぞれ バイス に固定すれば、あとは右手にハンダゴテ、左手にはハンダを持ってハンダ付けするだけ!(左利きの人はその逆)今まで自作は苦手と思ってた人、ハイそこのあなた!大丈夫です!才能あります!
以下はだいぶ前にこのブログで紹介したモノフォンケーブルの製作例です。作業を楽にさせるための大きなポイントが バイス 2台使いなのです。
先ずは道具の用意!
・はんだごて
・はんだ(色々特性とか種類があるのでお好みで)
・こて台
・こて先クリーナー
・バイス(万力)、差し込み式のケーブルテスターなどケーブル、プラグを押さえられる何か。
・ハサミ、カッター、ケーブルストリッパーなど
・ケーブルテスターチェック用に。
とりあえずこんな感じでしょうか。それぞれ値段はピンキリ。別に高い工具じゃなくてもさして問題はありません。
でもアレですね、実際これだけ羅列しちゃうと工具も結構なボリュームだな~。でも大丈夫!無きゃないで何かで代用!
じゃ、本当に始めますね。とりあえずギター用のシールドケーブルを1本作ってみますから。材料は今回はこんな感じでやってみます。
ケーブル:MOGAMI 2524(任意の長さ)オヤイデ売価¥168-/m
プラグ(1/4”モノフォンプラグ):P-275M(ストレート型)両端2個
仕上げを良くするために熱収縮チューブもかけときます。:スミチューブF(Z)φ8mmを3cmほど×2
ハンダ:ケスター44。これギターに評判良いやつなんで一応。
That’s It!
先ずはケーブルの外装シース剥き。今回は大体13mmくらいのところがベストなのでハサミを使ってケーブルを回しつつ優しく、シールドまで切っちゃわないようにぃ、両手で加減しつつぅ、、、はい出来ました!
そしたら露出したシールドをよけつつコヨリのように撚ってゆきます。そしてうっすらした半導体層をうっすら切り離します。
出来ましたらお次は絶縁体を切り離します。
ほらこんな感じ。
続いてシールドと導体に予備ハンダ。そしてシールド部を7mm程カット、からのぉ収縮チューブ、セット。
プラグ本体を固定して、ラグ端子を拡げて作業しやすいようにしとくと良いでしょう。で、ケーブルを固定してハンダをしやすい位置に。そして予備ハンダ。ちょこっと本体にハンダを付けます。
イザ!
1.シールドのハンダ付け 2.導体のハンダ付け(やりやすいようにラグ端子を下に曲げてもよし!あとで戻すこと!)
(ハンダは十分に溶かし且つ素早く!)ケスター44は溶けやすいけど固まるまで若干タイムラグがあるのできっちり押さえた状態で!
なるだけササッとハンダを終えましてぇ、冷めたらラグ端子をカシメます。
そしてプラグのカバーを締めたら~、完成!
ま、今回は簡単なケーブルとプラグを使用したのでわりかしチョチョイと出来ちゃいましたね。備えあれば憂いなしとはよく言ったものでこうして作業環境を整えるだけで、誰もが作業し易くなる訳です。
兎に角、ハンダ付けなんて~のは作業環境と慣れでどうにかなります。器用とか不器用とか多分そういうんじゃないので心配無用!
オーディオマニアの皆様、楽器・機材を扱う皆様の嗜みのひとつとして、このスキル、持ってても良いんじゃありませんか?!
かく云う私も好きが高じてこうしてケーブル(オーディオアクセサリー)を売っている訳なのです!
CHAO!(茶王!)
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