2017年9月18日月曜日

【自作】意外と簡単!LANケーブルCat.6A(シールド付き) 【自作編】 

こんにちは!


『週刊サンデン』
ブログです。



今回は、LANケーブルCat.6Aの【自作編】です。


以前のサンデン
LANケーブルのCAT.5eとCAT.6って何が違うの?で、
LANケーブルの事について書きました。そこで、
今後主流になるであろう、CAT.6A,CAT.7のLANケーブルからCAT.6A LANケーブル(シールド付き)の自作方法専用工具不用で、簡単に出来ちゃうプラグ
テレガードナー製
RJ45プラグ【MFP8】

使ってご紹介します。




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プラグの特徴


内部構造は上の画像のようになってます。


360°方位シールド構造なので、各種ノイズを遮断でき、
安全で信頼性の高いデータ伝送を可能にします。
外来ノイズやケーブルからの自己ノイズ幅射が原因で通信不良になる場所には最適。

さらには、専用工具を必要としないので、誰でも簡単に短時間でプラグのアッセンブリが可能。


という事で、ホントに誰でも簡単に、専用工具無しで自作出来てしまうのか!?

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自作開始
それでは、実際に、
テレガードナー製RJ45プラグ【MFP8】を使って、
Cat.6AのLANケーブルのアッセンブリを始めたいと思います。


テレガードナー製RJ45プラグ【MFP8】

プラグに加工手順書が同梱されていますから、
それを見ながら進められるのは、ありがたいです。

ケーブルは、
シールド付きLANケーブル 4P NSGDT6-10G-S 0.5mm×4Pを使用。(弊社在庫品)
※こちらは導体径が「0.50mm」につき、MFP8の適合径より若干細くなります。取り付け後は必ず導通チェックをお勧めします。
※MFP8推奨の導体径は「0.51mm~」で、4P NSGDT-10G-Sだと絶縁体外径が若干細いようです。

※このCAT6aケーブルはT568B規格対応品です。
見分け方は、十字介在を挟んで、茶色のペアの反対側が
緑色のペアならばT568A、橙色のペアの場合はT568Bとなります。


ケーブルの絶縁シースを5cmところでカットします
カットには、1本あるととっても便利オヤイデスタッフ御用達のハサミ
HOZANのヘビースニップ N-838
おすすめです!

アルミシールドは根元から取り除きます。
カットの際の注意点は、切りすぎて中の電線を切ってしまうこと。
ヘビースニップのように、よく切れるハサミを使用するときは、
絶縁シースに軽く刃を入れて、切れ目を作り、あとは
手で軽く何度か折り曲げると、切れ目が広がります。
あまり、激しく折り曲げると単線なので、折れてしまう場合があるので注意しましょう。

ドレイン線をケーブルの1cmのところまで巻き付けます。

十字介在を根元からカットします
ツイストしたペア線の撚りを戻し、ワイヤーガイドに指定された色の通りに挿入します。
画像のように、細めのドライバーなどを間に入れながら作業すると、
比較的スムースに挿入できました。

特徴其の1

テレガードナー製RJ45プラグ【MFP8】最大の特徴は、専用工具が不用
な事と、もう一つがこのワイヤーガイドこのガイドのおかげで、通常の
コネクターだと、結線方法が書いてあるピン配列シートをみながらコネクターに
挿入していかないといけないので、結構な手間になります。
このようなチャートを見ながらの作業となると結構大変。
ワイヤーガイドには、色と番号が書いてあるので、
この通りにケーブルを挿入すればいいだけ。
これが、作業効率をかなり良くしてくれてます。
上のチャートの画像を見るとわかりますが、
番号は、ちゃんとT-568Bの結線になっています。



ケーブルをワイヤーガイドに挿入




特徴其の2
専用工具不用

ケーブルの結線を行います。ワイヤーガイドをカチッと音がなるまで押していきます。
ここで、通常なら専用工具の登場なんですが、冒頭から何度も言っているように
このコネクターは、専用工具不用。画像のようにペンチで容易に作業ができました。
因みに、手でも押せるか試してみましたが、手ではチョット無理なようです。


ワイヤーガイドからはみ出した部分を、根元からだいたい0.5mm以下になるようにカット

反対側の線もカットしたら、保護カバーを取り外しましょう。




基盤の先端部分に反対側にはない、導通部分が見られます


コネクターハウジング内部、下の部分に導通部分が確認出来ます。


ワイヤーガイド側の導通部分を下側にして、コネクターハウジングに挿入。
ワイヤーガイドを画像のように、奥まで挿入します。
この時に、多少力を入れて押し込まないと、奥まで中々入って行きませんでした。

コネクターハウジングをカチッと音がするまではめ込みます。
手順書には、プライヤーレンチやプレス工具でのイメージが載っていますが、
手元に無かったので、ラジオペンチで。コネクターに傷がつかないように、
布でカバーして作業をしました。

ケーブルの太さに合わせて3段階にロック機能が分かれています。
使用したケーブルの外径は7.5mmなので、画像のところまで。

1段階:ケーブル外径7.5~9.0mm
2段階:ケーブル外径6.0~7.5mm
3段階:ケーブル外径5.0~6.0mm
試しに、3段階目まではめ込んでみたら、出来たんですが、
かなりの力技を必要とするので、下手したら割れてしまう可能性を感じましたので、
やはり手順書通りに作業する事をオススメします。


先端の保護キャップを外して、完成!


要した時間は約20分、店舖で別の作業もしながらでしたので、
この作業だけなら、もっと時間短縮できるでしょう。
以前に、Cat.6のLANケーブルをワイヤーガイドを見ながら、
自作した事があったので、それと比べると、
時間もかからないし、作業性も良くて、とても簡単。
値段はチョット高めですが、シールド付Cat6.aのLANケーブルの自作に、
オススメです!



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日本テレガードナー
専用工具不要 RJ45プラグ MFP8

¥2,808ー(税込)

10Gbit シールド付きLANケーブル

4P NSGDT6-10G-S 0.5mm×4P

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1巻(300m) :¥51,840/巻 (税込)

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