私、普段は事務所で通販業務に当たっていますが、時たまライブやレコーディングの現場にお邪魔させて頂くこともあります。
このところ、昨今のコロナ禍によりイベントやライブはどんどん中止や延期になり、めっきり現場に伺うこともなくなってしまいました。なんだか寂しいです。
先月末までは配信ライブの現場がちょいちょいとありましたが、それですら人が密閉空間に集まるからと自粛自粛…
本当にこの状況がいつまで続くのかって感じですが、緊急事態宣言下の今は不要不急の外出を控え、手洗いうがい等をしっかりと行い、誰もが自覚症状のない感染者である可能性を秘めている、ということを肝に銘じて日々を生き抜くしかありませんね。
暗い話題はさておき、今週のサンデンのお時間です。
弊社は去年ハンダを使わないソルダーレスシリーズの製品を発表しました。
ハンダ付けの手間なく、簡単に、スピーディーに作業ができるというのがソルダーレスシステムの売りです(+丈夫さを兼ね、音も良い弊社ソルダーレス製品を是非!)
が、何もオーディオや楽器だけに使用される機構ではありません。
例えば、映像機器や通信機器、計測機器などで広く使用されているBNCコネクター。
トーコネ製 BNCP-3 |
それがこちら、圧着式のBNCコネクターです。
カナレ電気製 BCP-A3 |
専用工具にはケーブルのサイズ(3C、4Cといった同軸ケーブルのサイズ)に合わせたダイスがセットされており、対応する部分でかしめていきます。
ケーブルを剥く長さの指定がやたら細かったりする点を除けば、簡単に手早くBNCケーブルを製作できるのが利点ですね。
あとハンダ付けタイプよりも値段が安いのが魅力です。
先に挙げたハンダ式のBNCP-3は1個税別640円に対し、BCP-A3は1個税別300円です。半額以下!
秋葉原のお店にも施工業者の方がこのシリーズのコネクターを購入しによくいらっしゃいます。だいたい皆さん箱買いされていきます。
その際にコネクターと一緒に専用工具も、って方もまれにいらっしゃるんですが、案内するとコネクターだけ購入されていく方がほとんどです。
なんでかって、お高いんですよ、この工具。1丁税別19,000円もします。(※オヤイデ電気ではお取り寄せで対応しています)
そりゃあ、コネクターのついででは買っていきませんよね、うん…
必要な方は購入されますが、大体の方が「そんなに(金額)すんの?」ってことでスルーされます。
しかし、専用工具がなくては圧着式BNCコネクターが使えない!
もう少しリーズナブルな工具はないのか!?
あります。
ってことで、ここで本日の主役「HOZAN P-741」の登場です。
P-741 |
秋葉原店では常時在庫して販売しています。(※オンラインショップは準備中です!)
対応するコネクターの種類も相当な数がありますので割愛しますが、流石はカナレ電気さん。
それでは、また次回まで
本多でしたー
HOZAN製の他の圧着工具と同様に、小ぶりながらもしっかりと作業ができる機構を備えています。
ちなみに、純正品との大きな違いは「ダイスを交換できるか否か」という点。
先程から純正品純正品と、正式名称で呼んでもらえないカナレ電気製の「TC-35CA」は、工具本体とダイスがセットになった製品で、オプションパーツとして様々なコネクターに対応できるダイスを20種類くらい用意しています。
TC-35CA |
対応するコネクターの種類も相当な数がありますので割愛しますが、流石はカナレ電気さん。
これ1丁(1台?)で様々な同軸コネクターの圧着ができるわけです!
*
と、どっちを推したいのかわからなくなる前に話をまとめましょう。
P-741を使うメリットは、
・3C用と5C用の圧着式同軸コネクターを純正品と同じ精度で取り付ける作業ができる。
・ダイスの交換はできないが、専用工具をローコストで導入できる。
・圧着式BNCコネクターは単価が安い=BNCケーブルの製作コストを抑えることができる。
・3C用と5C用の圧着式同軸コネクターを純正品と同じ精度で取り付ける作業ができる。
・ダイスの交換はできないが、専用工具をローコストで導入できる。
・圧着式BNCコネクターは単価が安い=BNCケーブルの製作コストを抑えることができる。
という点です。
「あの現場では4C用が必要だし、あっちではまた7C用が必要なんだよなー」というお忙しい方にはカナレ製TC-35CAが適しているかもしれませんね。
是非適材適所でお選び頂ければと!
使い方も一緒に紹介したかったのですが、長くなりすぎるとダレますので今回はここまでにしておきます。
「あの現場では4C用が必要だし、あっちではまた7C用が必要なんだよなー」というお忙しい方にはカナレ製TC-35CAが適しているかもしれませんね。
是非適材適所でお選び頂ければと!
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使い方も一緒に紹介したかったのですが、長くなりすぎるとダレますので今回はここまでにしておきます。
それでは、また次回まで
本多でしたー
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