こんにちは!
金木です!
今回の週刊サンデンはシールド線です!
ギター等の楽器から伸びている電線、楽器をやっている方々は普段から、何気なくシールドと呼んでいますが、この電線は何故にシールドと呼ばれているのか解説していきます!
まずはシールド線の各部位の名称です。
外側から
シース
シールド
絶縁体
芯線
で一般的には構成されています。
このシールドが有る事により、シールド線と呼ばれます。
では、シールドがどの様な場面で、必要になるかと言いますと、飛来してくるノイズ(電磁波等)から、芯線を通る信号を守る為にあります。
飛来してくるノイズは、電気信号ですので、電気の流れやすい所を通ります。
先に、芯線をぐるりと覆っているシールドに辿り着き、グランドに落ちていきます。
そうすると、芯線を通る信号にはノイズが入り込まなくなる。という構造になっているのです。
実際のケーブルの写真がこちら。
芯線の上に巻きついているものが、シールドになります。
シールドが有る分、ほんの少しだけ仕上がり外径が太くなります。
シールドには、大まかに種類があり、オヤイデでは主に3種類のシールドを取り扱っています。
横巻、編組、ホイル巻です。
上が編組で下が横巻です。
編組シールドは、曲げや踏みつけ、擦れに強いです。
横巻シールドは、編組より柔らかく、シールドを解しやすいので、加工が楽です。
こちらがホイル巻です。
同軸ケーブルや計装用ケーブルなど、より、ノイズが入ってほしくない用途の物に多いです。
ちなみに、同様の仕様でシールドが、有るか無いかの違いだけの線も有ったりします。
例えば
シールド無しのVVC
シールド有のVSVC
違いは、型番にSが付いて、シールドが増えただけです。
他にも、型番に~SBなどが付いているケーブルは、ほぼシールド線ですので、コネクターが付いていてシールド線かどうかわからないって時は、印字があれば見てみて下さい。
あなたの回りにも、きっとシールド線にあふれています。
以上!
金木でした!
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