2023年5月27日土曜日

Sir Tone PWC-11008を使って電源ケーブルを自作しました。

こんにちは!
金木です!

今回はこちら!

Sir Tone PWC-11008


Sir Toneブランドのフラッグシップモデル。
5.5sqありながら、高い柔軟性を実現。
0.08mmの素線を1100本撚り合わせることで表面積・断面積を稼ぎ、情報量を増やすことにより、音質向上を実現。
1芯ごとに導電性絶縁シールドを設け、ノイズを大幅にカット

1m5,280円(税込)


⇩Sir Toneについて詳しくはこちら⇩

㈱KHDの音響ケーブルブランド「Sir Tone」ってご存じですか?


今回は、PWC-11008で電源ケーブルを自作していきます!


プラグはP-004無メッキ、コネクタはC-004無メッキを用意しました。


まず始めに、一番大事な作業をします。
ハウジングをケーブルに通します。
ケーブルが太く、ハウジングはかなり通しづらいですが、
そんな時は、ハウジングのゴムに薄くシリコンスプレー等を塗布して滑りをよくしてあげると通しやすくなります。



約2.5cmシースを剥きます。



シースを剥いたのちに出てくる介在は、ミニチュアニッパー「N-31を、使用すると根本から綺麗にカットできます。



絶縁体を7~9mm剥きます。

普段どおりの電源ケーブル自作であれば、そのままコネクター本体に剥きだした素線を差して自作していくのですが、PWC-11008は細い素線が影響して、綺麗にコネクタ本体に収まりづらいので、今回は秘密兵器を使用します!

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無酸素同24K金メッキY端子


太い電源ケーブルの端末処理に。
無酸素銅、24K金メッキ(下地錫メッキ)で音質に配慮。
ケーブルは5.5sq(AWG10)、ポスト径は直径4mmまで対応。
電源プラグ/コネクタ「オヤイデP/Cシリーズ、ARMOREDシリーズ」など。

ばらついてしまう素線を圧着する事により、電源コネクタ本体に入れやすくします。

1個264円(税込)

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素線を無酸素同24K金メッキY端子に入れます。
この時、素線を捻じると、素線の先端が広がってしまい、端子に入らなくなってしまいますので、絶縁体を剥いた真っ直ぐなままで入れて下さい。
集中して入れれば、素線全部入れる事が可能ですが、2~3本はみ出してしまった場合は切ってしまって大丈夫です。



端子に入れたらNH-1で圧着します。
ダイスは5.5を使用します。



全てに圧着し終わりました!



色の絶縁体と、矢印の先の黒い絶縁を剥がします。



こちらの黒い絶縁は、導電性絶縁シールドとなっておりまして、無酸素同24K金メッキY端子に触れると、音に悪影響を及ぼすので、必ず切り取っておきましょう。

今回私は、最後まで組み立ててから、切り取っていない事に気づいて慌てて修正しました。



端末加工が終了したら、プラグ/コネクタ本体に組み込みます。
今回はホット(印無し)に赤、コールド(W、N)に白、アースに黒で組み立てています。


ハウジングのネジをしめたら完成です!!


さて、気になる音は……
レンジは狭めに感じますが、空間表現、空気感の表現が抜群です。
弊社の電源ケーブルとは、全く違うキャラクターで魅力的な音です。


数量限定ですので、気になった方はお早めにお求め下さい。




⇩電源ケーブル自作にオススメ工具はこちら⇩


シース、絶縁体の処理に。
2,156円(税込)




介在の処理に。
2,323円(税込)



無酸素銅24K金メッキY端子の圧着に。
6,380円(税込)



ハウジングのネジ締めに。
4,950円(税込)


以上!
金木でした!

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秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。



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