主に産業電線系に絞ったブログを更新してまいりましたが、
10月はジャンルフリーでオヤイデスタッフが交代で更新していきます。
先週ははんだこてのこて先の話。
今週はリッツ線の話。
内容変わってないやん?と言われそうですが、
お時間ございましたら、お付き合いください。
以前も下記ましたけどリッツ線とは、こういったものです。
リッツ線はエナメル線を多本数より合わせた電線のことを言い、その語源はドイツ語の”Litz(撚る)”に由来します。昭和電線のリッツ線は、高周波特有の表皮効果および近接効果による交流導体抵抗の増大を抑制し、コイルの温度上昇を防ぐことができます。
高周波機器、IH機器、インバータ、トランス、モータ、発電機などに使用されています。
*昭和電線ケーブルシステムさんのHPから引用
といった商品です。
そんなリッツ線を使用したスピーカーケーブルをオヤイデ電気でも販売しております。
初代が発売されたのが、1980年。今から遡ること45年。
「OR-800」として世にはなたれ、
改良を加え2025年になった今もその後継機種となる、
「OR-800 Advance」、「OR-800 B」として皆様に愛用され続けております。
(写真はOR-800 Advanceです)
その他に、オヤイデ電気で販売しているリッツ線は、
こんな感じのケーブルになります。
こちらは0.08㎜のポリウレタン線を30本撚りあわせたもの。
同じような仕様で20本のものもございます。
お値段一緒で88円/m。
使いやすい10mのボビン巻もございます。
こちらも同様に30本撚りのものもございます。
そして、「これより太いのないですか?」とのお問い合わせをいただくことがありまして、実際過去には太いものも在庫がございました。
ただし在庫が無くなった段階で取り扱いを終了しておりましたが、ご要望にお応えする形で再度製作することとなりました。
それがこちら!
導体にOFCを用いた2.5SQの極太のリッツ線です。
ちょっとお値段お高めですが、日本で作っているのはオヤイデ電気だけ!
「ここまで太くなくて、さっきのと間ぐらいのサイズはないの?」
といったことも聞かれますが、
ちょっと現実的ではない量でしたら製作可能です。
もしも大量に必要という方いらっしゃいましたら、
お電話でもメールでもお問い合わせください。
お見積りさせていただきます。
こういった産業系以外にもリッツ線はございます。
オヤイデ電気の精密導体102SSCを母材に使用したリッツ線!
トーンアーム内のリード線や、イヤホンのBA配線など、
細かいところまで拘りたい方へ。
HPC-28/2U V2 リケーブル用リッツ線 330円/m
こちらは以前から販売している、
イヤホン・ヘッドホンのリケーブルに最適なリッツ線。
こちらの導体も102SSCを使用してます。
ツイストタイプもございます。
最後に
こちらも102SSCを使用したリッツ線。
4芯ですので、ヘッドホンのリケーブルされる方にオススメ!
なお、こちらのケーブルは在庫限りで販売終了になります。
残り50mほどです。
お早めにどうぞ!
今後ともショップブログをよろしくお願いいたします。
以上、根津でした。
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