こんにちは! 鈴木です。
突然ですが、皆さんは普段、ゲームってやっていますか?
私はというと、最近はソシャゲを少しだけ触る程度で、ほとんどやっていませんでした。
特に大人になるにつれ、Nintendo SwitchやPS5などの専用ハードが必要なゲームは、まったくと言っていいほど触らなくなってしまいました。
学生時代は時間を忘れて遊んでいたというのに、不思議なものです。
放課後、友達の家に集まってワイワイ遊んだスマブラ――今思い返しても、とても懐かしい思い出ですね。
さて、スマブラといえば、代表作のひとつが初代の64版です。
先日、ひょんなことから実家に帰る機会があり、ついでに自室の整理をしていたところ、なんとニンテンドー64一式が、わりと美品な状態で発掘されました。
残念ながらスマブラのカセットは見つからなかったのですが、その代わりに、
昔やり込んだ“とあるソフト”が一緒に保管されていました。
それがこちら。
『風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』
いやー、懐かしい。
小学生の頃、母に勉強しろと怒られながらも、何百時間も遊んだ思い出のゲームです。
プレイ中、何度コントローラーを投げ捨てて、ふて寝したことか。
(わかる人にはわかる)
もちろん思い出補正はあると思いますが、
それでも今なお「人生で一番好きなゲームかもしれない」と思える一本です。
当時かなり人気のあったタイトルなのですが、大人の事情からか、なぜか現在でもSwitchの64配信サービスでは復刻されていません。
そのため、今でもニンテンドー64本体がなければ遊べないというのが、また憎いところです。
で、せっかく発掘したので、さっそく起動してみることにしました。
……が、本体の電源は入るものの、ソフトをなかなか読み込んでくれません。
それもそのはず。
ニンテンドー64のようなカセットタイプといえば、当時は接点の埃を飛ばすために、息を「フーッ」と吹きかけていた子供がほとんどだったと思います。
その結果、接点が汚れ、さらに十数年という年月が重なったことで、見事に接点不良を起こしていたのでした。
その後、綿棒で接点を丁寧に磨き、なんとか起動には成功。
……しかし、今度は別の問題が発覚します。
なんと、セーブができません!
実はニンテンドー64のソフトには、いくつかセーブ方式がありますが、
今回の話に関係するのは、大きく分けて次の2種類です。
フラッシュメモリ式
-
ボタン電池式
※ロットによって例外はあります。
ゲーム内に「オートセーブがある」「時間の概念が存在する」といった要素がある場合、この時代の64ソフトでは、多くがボタン電池式を採用しています。
ちなみに、フラッシュメモリ式の場合、年月が経ってもセーブデータが消えることは基本的にありません。
※経年劣化で壊れることはあります。
一方、ボタン電池式は、ソフト内部の電池が切れてしまうと、セーブが一切できなくなります。
そして――
今回発掘した『風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』は、オートセーブ採用タイトル。
つまり、見事にボタン電池切れを起こしていました。
起動はできるのに、ダンジョンに潜っても、電源を切ればすべてが無に帰す。
ローグライクとしては、ある意味究極の縛りプレイですが、さすがにそれは厳しすぎます。
しかし、どうしてもこのソフトでもう一度遊びたい。
そんな思いの末に出した結論が、こちら。
「ならば直そう」
というわけで今回は、ニンテンドー64ソフトのメンテナンスに挑戦することにしました。
前置きが少し長くなりましたが、ここからが本編です。
64ソフトをメンテナンスして直そう
ゲームソフトとはいえ、構造は意外とシンプル。
必要な道具さえ揃えれば、メンテナンス自体はそこまで難しい作業ではありません。
とはいえ、失敗すれば最悪起動しなくなる可能性もあるので、あくまで自己責任で、慎重に進めていきます。
では、早速やっていきましょう。
今回のメンテナンスにあたり、以下の5点を用意しました。
※専用ドライバーとボタン電池については、参考商品の外部サイトのリンクになります。
・一般的な+ドライバー
・はんだごて関連一式
なお、ボタン電池は、必ず「タブ付き」のものを選びましょう。
通常の電池を無理やり付け直すと、破損の原因になります。
②ソフトを分解する
ニンテンドー64のソフトは、外装がネジ止めで固定されていますが、
このネジが直径3.6mmの特殊な星形ネジになっています。
おそらく子供がむやみに分解できないようにするためだと思うのですが、
これがなかなか厄介で、**専用ドライバー**が必須です。
外装のプラスチックカバーを外すと、中にはアルミ製のプレートがあります。
こちらは通常の+ドライバーで固定されているので、同じく外していきます。
すると、ボタン電池が取り付けられたメイン基板を取り外すことができます。
※なお、フラッシュメモリ式のソフトの場合はボタン電池が付いていません。
その場合は③を飛ばして、④へ進んでください。
③ボタン電池を交換する
基板の裏側を見ると、下の画像の赤丸部分、2か所ではんだ付けされてボタン電池が固定されています。
このはんだを取り除き、古い電池を外します。
その後、新しいタブ付きボタン電池を同じ位置にはんだ付けしていきます。
極性(+/-)を間違えないよう、ここは特に慎重に作業しましょう。
④接点をクリーニングする
ソフトが読み込まれない原因の多くは、端子部分のくすみや汚れです。
今回はポリマール金磨きクロスを使って、端子を磨いていきます。
軽くこするだけでも、クロスがかなり汚れていくのが分かります。
最後に、端子に残った研磨剤をティッシュなどでしっかり拭き取り、クリーニング完了です。
なお、これでも改善しない場合は、以下のような接点復活材を試してみるのもアリだと思います。
・PJR-L15(15ml) ニューポリコールキング 接点復活王
⑤組み立て、動作確認
あとは、分解した手順と逆に組み立てていくだけです。
ネジの締め忘れや、基板の噛み込みに注意しながら元に戻します。
すべて組み終えたら、いよいよ本体にセットして動作確認。
無事に起動し、セーブができるようになっていれば――
今回のメンテナンスは大成功です。
40時間・・・
こうして無事にセーブもできるようになり、
「動作確認のつもりで、ちょっとだけ遊ぶか」と起動したのですが――
気づけばそこから、あっという間に時間が溶けていました。
結果として、このあとだいたい40時間くらいプレイ。
| これもわかる人にはわかる画像 |
最新のゲームももちろん魅力的ですが、当時の思い出と一緒に蘇るレトロゲームの楽しさは、やはり別格ですね。
みなさんも、実家に眠っているゲームを、この機会にもう一度掘り起こしてみてはいかがでしょうか。
私もせっかくだし、次は『バンジョーとカズーイ』でもやろうかな、
なんてことを考えている鈴木でした。
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