こんにちは! 鈴木です。
最近急に暑くなってきましたね。
と思えば日が落ちると肌寒かったりと、毎日の服装を悩む日々を過ごしております。
季節の変わり目は体調も崩しやすいので、皆さまもどうかご自愛ください。
がらっと話は変わりますが、皆さんは「ケーブルインシュレーター」なるものをご存じでしょうか。
自宅で使っている私物のケーブルインシュレーター
その名の通り、ケーブルを床やラックから浮かせるためのオーディオアクセサリーです。
ケーブルを宙に浮かせることで、振動や静電気など外部からの影響を抑え、より良い再生環境を目指す――という、オーディオ好きにはおなじみのアイテムですね。
最近では家電量販店やAmazonなどでも見かけることが増えましたが、オヤイデ電気でも近い製品としてフルテック製「NCF Booster」シリーズを取り扱っています。
オーディオ機器にとって“振動”はまさに大敵。
少しでも環境を整えて、お気に入りの音楽をより気持ちよく楽しみたいですよね。
ただ、ケーブルインシュレーターは意外と高価。
製品によっては一般的なインシュレーター以上のお値段になることもあり、「ちょっと試してみようかな」と気軽に導入するには、なかなか勇気が必要です。
そこでふと思いました。
「代わりになるものを探してみても面白いのでは?」
例えば昔から、“10円玉をインシュレーター代わりに使う”なんて話もありますよね。
オーディオの世界では、身近なものを工夫して試してみるのも楽しみのひとつです。
ならば、ケーブルインシュレーターにも代用できそうなものがあるのでは……?
そんなことを考えながら社内を見渡してみたところ――
見つけました。
これです!
電線の管理でおなじみのプラスチック製ボビンです。
普段はケーブルを巻いて使う、いわば裏方的な存在なのですが……
これ、横に倒してみてください。
……どうでしょう。
思った以上に“それっぽい”可能性を感じます。
では、実際に電源ケーブルを載せてみましょう。
なかなか良い感じではないでしょうか。
ボビンの両端がストッパーのような役割をしてくれるので、ケーブルが転がり落ちにくいのもポイント。
さらに、ケーブルや床との接地面は円柱形状になっているため、実質的に“点”に近い状態で支えることができます。
見た目以上に、理にかなった形状かもしれません。
そして何より魅力なのが、その価格。
なんと1個110円(税込)です。
例えば長めのスピーカーケーブルに左右2個ずつ使ったとしても、ワンコインでお釣りが来るレベル。
「ちょっと試してみようかな」と思える気軽さは、かなり大きなメリットですよね。
もちろん、これが本格的なケーブルインシュレーターと比べて優れているかと言われると、話は別です。
気になるポイントも、ちゃんとあります。
まずは素材。
P-1Gはプラスチック製なので、とても軽量です。
内部も空洞になっているため、金属のような重量感や安定感はありません。
さらに、プラスチックという素材上、木製などと比べると摩擦による帯電が起こりやすいのも少々気になるところ。
オーディオ用途として考えると、「もっと改善できそうだな……」という気持ちも湧いてきます。
では、どうするか。
――他のアイテムと組み合わせてみましょう。
せっかくベースとして面白い形状をしているのですから、そのまま使うだけではもったいない。
少し工夫するだけでも、意外と“オーディオアクセサリーらしさ”が出てきます。
① 余ったインシュレーターと組み合わせてみる
どのご家庭にもある(?)、機器の買い替えなどで余った市販のインシュレーター。
これをボビンの下に設置してみます。
特に中央が凹んだタイプであれば、ボビンが転がりにくくなるので相性抜群。
見た目もそれっぽくなり、ちょっと“オーディオ感”が増します。
②重くしてみる
ボビンはとても軽い。ですが、中央に空洞があります。
つまり――中に好きな素材を詰め込めるということ。
候補としては砂利や粘土など色々考えられますが、今回はたまたま手元にあった小型の圧着端子を詰めてみました。
圧着端子とはいえ金属。
これだけでも意外とずっしり感が出ます。
プラスチック単体の状態と比べると、制振性も少し向上した……ような気がします。
こういう“試してみる楽しさ”も、自作ならではですね。
③ワイヤーと組み合わせて、某インシュレーター風にしてみる
ボビン中央の空洞部分にワイヤーをくるっと巻き付けることで、某オーディオメーカー製のケーブルインシュレーターを思わせる雰囲気に。
……とはいえ、素材が素材なので、効果については何とも言えません。
ですが、“それっぽさ”はかなりあります。
④ノイズ対策効果を添付してみる
オヤイデ製品には、テープタイプの電磁波吸収材があります。
これをボビンに巻き付けてみると――
ただのプラスチックボビンに、ちょっとした“ノイズ対策アクセサリー機能”が加わります。
もちろん劇的な変化を断言できるものではありませんが、遊び心としてはかなり面白い組み合わせです。
⑤上記のインシュレーターを組み合わせてみる
電磁波吸収材を巻いたボビンをインシュレーターに載せてみたり、
ワイヤーを巻いたボビンに重りを詰めてみたり――
ここまで来れば、もう組み合わせは自由自在です。
「この組み合わせ、意外と良いかも?」
そんな発見をしながら試行錯誤していく時間こそ、オーディオアクセサリーの醍醐味かもしれません。
今回は試していませんが、静電気が気になるなら帯電防止の塗料で塗装するもの面白そうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段は電線を巻くための、何気ないプラスチックボビン。
ですが視点を変えてみると、意外にもケーブルインシュレーターとして面白い可能性を秘めていました。
もちろん、本格的なオーディオアクセサリーと同等の性能を保証するものではありません。
ですが、低コストで色々試せるという意味では、なかなか楽しい素材ではないでしょうか。
「まずは気軽に試してみたい」
「ちょっと変わったアクセサリーを作ってみたい」
そんな方は、ぜひ一度ボビンを横に倒してみてください。
思わぬ発見があるかもしれません。
鈴木でした。
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