2020年12月19日土曜日

【デュアルコア】2芯ケーブルの可能性【流派の違い】

ケーブルを自作していると出てくるのが1芯だとか2芯だとか4芯だとか...色々出てきます。
今回は私、丸山が試してみたギターケーブルの結線の違いによる物をやってみようと思います。
結線の違いと言えばケーブル自体(源流)は同じという事で考えると北斗神拳と北斗流拳の様な物(流派)と考えて頂いて差し差支えないと思います。

元々有った事なのですが近年聞くようになった物として「Dual-Core」です。見聞きされている方や「そういう呼び名だったんだ~」という方も居るのでは?
まずは言葉で説明するより見た方が早いと思います。


HOTが1つか2つかという違いだけなのですが音には確実影響してきます。
上がシングル、下がデュアルです。
※上記のケーブルは芯線が2本で御馴染みBelden8412を使用しています。


今回使用しましたケーブルは上記4種
QAC-222G、QAC-222、Galileo238、8412です。
各ケーブルのレビューになってしまうと主観が物を言ってしまいますのでシングルコア、デュアルコアによる違いに触れていきます。

現在店頭で販売している完成品はシングルコア仕様となっていますのでデュアルコアは、そこはかとなくレアな感じがしますね。自作が故の楽しみでもあります。どっちが良い悪いでは無いので選択肢の一つとして受け止めて下さい。

まずは音を出してみたところ、デュアルコアになる事でローミッドが少し特徴的に感じました。クリーンはデュアルコア、歪みはシングルコアが個人的な感想ですが音の分離感を求めるなるば断然シングルコアというのが個人的感想です。導体面積が大きくなる事で情報量が増えるという言い方の方が適切かもしれませんね。

私、ギターもベースも嗜むのですがギターで有ればハムバッカーはQAC-222G(赤)、シングルコイルは8412。ベースとシンセであればQAC-222(緑)、エレアコはGalileo238が好みでした。あくまで好みなので絶対ではないです。


突然ですが忘れてはいけないのはタッチノイズ問題ではないでしょうか?

全力でデコピンをしてみました。いつもですが私のアンプのセッティングはドンシャリ(意味はありません)。タッチノイズは分かり易い為にゲイン10(いつもです)でやってみました。
デュアルコアだと「コッコッコッ」という音が確認出来ました。
対するシングルコアですと「カッカッカッ」という音でした。
ノイズの音の方向性は同じケーブルでの比較ですので音としては同じ感じですが感じるノイズは別物です。


今回使用したデュアルコアで結線したケーブルをご紹介
QAC-222G(赤)
完全国産第一種OFCを硬化した「HC-OFC」を採用したQAC-222をさらにアニール調整などを施しギター、ベースに最適化チューニング。シールド編組率90%以上でノイズをシャットアウト。LDPE内部シースとPE絶縁体が生み出す優れた定位感とクリアサウンド。

QAC-222(緑)
“HC-OFC”を中心に据え、ケーブルの設計はQAC-202を踏襲。導体を被覆する絶縁体には誘電性の低いPE(ポリエチレン)を採用、ケーブルのキャパシスタンス(静電容量)を抑制することで信号の伝送ロスが軽減されることにより、伸びの良い高域特性が得られます。絶縁体を覆う内部シースにはLDPE(低密度ポリエチレン)を採用。内部シースを絶縁体と異なる硬度に設定することにより、ケーブルに伝わる振動が効果的に抑制され、よりシャープな定位感を実現しています。


Sommer Galileo238
ギター&ベース用シールドケーブルとしても最適で、低域の分厚さとレンジの広さを持ち合わせている。
シールドケーブルとして定評のあるBelden 8412のグレードアップバージョンといった印象。低域の厚みは8412並みに太く、フラットかつナチュラル特性で、解像度や情報量が濃密に出る。

Belden8412
低域は厚みがあり、全体的にトレブリーなサウンドです。ノイズにも強いしっかりとした編組シールド2芯構造で、全体的にバランスが良く、パワー感があります。ハムバッキングのソリッドギター、アコギ、セミアコ、ベースやアクティブP/Uとの相性が良いです。ケーブルの作りもとても丈夫にできており、耐久性にも優れています。 

自分がどれを使うか...使ってみたいかは悩むところかと思いますが、今の音は好きだけど、ちょっと変化が欲しい時にやってみて頂きたいです。


結線だけではなくハンダやプラグを変えたりしても色々な効果がありますので是非やってみたり特注の際の目安にしてみて下さい。
以上、丸山でした。
本日のBGM

NAPALM DEATH /Harmony Corruption 


2020年12月14日月曜日

絶縁被覆の行方

今日は!
金木です!

皆様こんな経験ありませんか?

ハンダ付けの際に配線材の被覆がどんどん後退していく事。
芯線がどんどんむき出しになっていき予定より配線材が短くなってしまうアレ。

そんな時いっつも思うんですよ

「被覆どこ行くねーん!!」



ということで今週の週刊サンデンは配線材にハンダこてを当てたらどのくらい後退するのか、実験します。


今回の検証では、約10cmに剥いた線材に30秒ハンダこてを当てたらどうなるか
をやってみました。


エントリーナンバー1
UL1007




ごくごく一般的に使われている配線材です。
買ってきた楽器用機材を開けてみると高確率で使用されています。
被覆は耐熱ビニールで耐熱80℃です。


ハンダこてを当てた様子がこちら
当てる前:9mm
当てた後:11mm

企画倒れにならずに安心しました。
ハンダこて当てるだけで結構後退してくれました。

エントリーナンバー2
KV0.2sq ツイスト線

オヤイデで販売しているツイスト線の中でもかなり人気なツイスト線です。
カタログに耐熱温度の記載はありません。

ハンダこてを当てた様子がこちら
当てる前:10mm
当てた後:10.5mm
思ったより後退しませんでしたが当てた後の被覆の根本が溶けて丸まってしまっています。

エントリーナンバー3
BX-S

オヤイデで配線材売っている配線材と言ったらコレですね。
何せ直営店入ったらまず見えるカラフルな配線材です。
リーズナブルかつハンダ付けもし易い配線材です。
耐熱温度は90℃

ハンダこてを当てた様子がこちら
当てる前:10mm
当てた後:10mm

オンラインショップにも記載があるのですが
作業中にハンダコテが触れたとしても溶けたり変形を生じません。
と書いてあるとおり30秒ハンダこて当てた程度では変化がありませんでした。

エントリーナンバー4
RSCB

オヤイデオリジナルのシリコン被覆の配線材です。
オヤイデで販売している配線材の中で一番柔らかく取り回しがしやすいです。
耐熱温度は180℃


ハンダこてを当てた様子がこちら
当てる前:10.5mm
当てた後:10.5mm

耐熱温度から察していましたがこちらも変化がありません。
取り回しよしの金木が一押しの配線材です。

エントリーナンバー5
タナフロン

フッ素樹脂被覆の配線材です。
耐熱温度は200℃今回の検証では一番耐熱温度が高いです。
ここまで耐熱温度が高くなると溶かすほうが難しくなってきます。

ハンダこてを当てた様子がこちら
当てる前:10mm
当てた後:10mm

予想どおり全く変化がありません!
価格は今回試した中では一番高いですがハンダが苦手な方でも被覆を溶かす事なく作業ができます。


以上今回はハンダこてを当ててどのくらい被覆が後退するか試してみました。
ハンダこてを当てるだけだと思ったより後退しないものですね。
次回は予備ハンダまで試してどこまで溶けるかやってみようと思います!

以上!
金木でした!

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秋葉原直営店に是非お越し下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。




営業時間:10:00~19:00

定休日 : 日曜日(年末年始)

☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353


メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!


✉webshop@oyaide.com





2020年12月12日土曜日

音楽プレーヤー(携帯電話)でパワーアンプが使いたい

こんにちは!
金木です。
皆様は音楽プレーヤーはなにを使用していますか?
携帯電話って方も多いのではないでしょうか?
でも最近の携帯は3.5mmジャックが無いものもあります。
そんな時はライトニングもしくはUSB-Cから変換しなければならないのですが変換ケーブルの付いているのは3.5mmのジャック!


しかし今回はポータブルアンプを使いたいんです。

でもポータブルアンプもジャック……

でも3.5mmジャックからミニミニケーブルを使うとケーブルが長くなってしまう!

というお悩みを解決するアイテムを作っていこうと思います。

それがこちら

ミニミニプラグ



使う部材はコチラ

3極(ステレオ)3.5mmプラグ

3.5mmのステレオミニプラグです。
1個220円(税別)とコストパフォーマンスに優れた人気商品です。

なにがいいってこのプラグ、スリムで使い勝手が凄くいいんです。

今回はこのプラグを2個用意しました。

ハウジングを取り外し中身だけ使用します。


外した中身を互い違いに重ねるとこんな感じになります。
プラグのネジ切り部とカシメ部がピッタリはまります。
これだけで完成形にかなり見た目が近づきます。
しかしこれでは真ん中の矢印の先の端子(L側)がぶつかってしまっていますので切って短くします。

端子を短くした姿がこちら。
後はハンダ付けしてあげます。

ネジ切り部とカシメ部をそのままハンダで固定します。

ここから内部配線をしていきます。
今回は102SSC撚り線 19/0.08 (PFA被覆)の端尺を使用します。

真ん中(L側)は被覆を全部剥いだ線で結線します。
R側の端子は被覆を残してハンダつけをします。

この内部配線かなり狭い所のハンダ付けになりますのでピンセットがあると加工しやすいです。

⇓ピンセットの過去のブログはコチラ⇓
ピンセットのススメ



最後に接着剤入り熱収縮チューブHIS-A-9/3-CLが登場です。
中に熱で溶ける接着剤が入っていますので収縮後にずれる心配がありません。

絶縁した姿が冒頭でもお見せしたこちら。
これでミニミニプラグの完成です!!

これで携帯の音楽をポータブルアンプをとおして聴く事が出来ます。
やっぱりイヤホンを鳴らしきるのは気持ちいいです。

以上!
金木でした!

2020年12月7日月曜日

色々できる凄ストリッパー!P-958

 こんにちは、本多です

ついに今週末は第二種電気工事士の実技試験が行われますね

12日と13日の2日に分けて行われますが、私は12日の方で受験してきます

受験予定の皆さん、準備は如何でしょうか?

私はここのところ毎日、候補問題13問を作っては崩し、作っては崩しを繰り返しています

ストリップした外被で机の上と足元とゴミ箱が大変なことになっていますが気にもとめません

あとはHOZANの山内さんの声が頭から離れません

(電工試験の虎動画を無限ループしてます…えぇ、良いですよね、山内さんの関西弁…)




さてさて、今回のサンデンでは電工試験でみんな持ってくるであろうこの工具を改めて紹介します


HOZANのVVFストリッパー、「P-958」です

電工試験の工具セットの中にも入っています

ハサミよりも少しデカめの工具ですね

以前にも書いた覚えがありますが、私、普段はストリッパーをほとんど使いません

同じくHOZANの「ヘビースニップ N-838」1本でカットから剥きまで全てやってしまいます



正直ストリッパーよりも使い慣れたハサミでの感覚頼りな剥き作業の方が楽で早い、といった慢心具合です

なのでこのVVFストリッパーについても、「VVFが剝きやすいだけのストリッパーなんでしょ?」という程度に考えていました


…が、実際に電工試験の実技の練習をしていく中でその考えが甘かったということに気付かされました

今回はどの辺が凄いのかを個人的な意見マシマシでお伝えしていきます






先ず、P-958でできることを以下に挙げておきます

1.Fケーブルの外装シースを簡単にストリップできる
2.芯線被覆を一発で簡単にストリップできる
3.ケーブル切断用カッターで、下手なケーブルカッターよりも確実に切断できる
4.本体に各種スケールが印字されており、素早く計測できる
5.”の”の字曲げの際のプライヤーとしても使用できる


1本のストリッパーで5役をこなせます

詳しく見ていきますと、先ずは主たる機能「外装シースのストリップ」
対応する芯線サイズと芯数の穴に挟み込み、グリップを握り込むだけで、めちゃくちゃスムーズにシースを剥くことができます


これ、やってみると結構感動します、ぬるっと剥けます、快適!
中々くせになるストリップ具合です

そしてシースを取り除いた先にある芯線被覆、こちらも一発でストリップできるんです


3芯でも一気にやれるので、作業効率もアップできますね(僕はたまに失敗します)

もちろんIV線なんかも1本ずつストリップ可能ですよ




次にケーブルカッターが優秀


芯線のストリップ穴の隣にケーブルカッターがついているんですが、こいつで切断した断面が綺麗なんですよー見えますか?単線がピシッと切断されています
性能としては2.0mm✕3芯までを一気に切断可能です

2.0mmがスパッと行けるということはつまり、3.5sq相当のケーブルもスパッと切れちゃうというわけです

2.0sqくらいの電源ケーブルはもしかするとヘビースニップでやるよりも、P-958でやった方がキレイに切断できそうですね



そして本体に印字されたスケール


私、ケーブルを加工する際に「シース剝き長は何mm」「芯線剝き長は○mm」「収縮チューブは○mm」と全ての長さを一々測って自分が作ったものに統一性をもたせるクセがあり、手元にはスケールがないと作業ができないタイプなのですが、P-958は使いやすいスケールの表記が裏表にびっしりありますので、計測も手軽にでき、とても快適に作業できます!



色々な単位で測ることができます



最後にプライヤーとしての機能


ランプレセプタクルなどにネジ止めする際の必須作業「”の”の字曲げ」!

私自身は”の”の字曲げはそんなに苦労せずにできた派なんですが、芯線被覆が物によっては固くてストリップし辛い時があり、ちょっと力を入れて引っこ抜きたい時なんかにもこのプライヤーが役立ちます






バーっと書いてきましたが、すごいな、持ち換えずに1本でここまで多彩な役割をこなせるってのは大変優秀だと思います!

流石HOZANさんです、電工試験以外でも活用していきたい所存ですマジで

皆さんもP-958と仲良くなって快適な作業ライフをお送り下さい



オンラインショップでお買い求めの際はコチラから!



そして受験される皆さん、
週末までのラストスパートを一緒に駆け抜けましょう!

それではまた次回、

本多でした!








2020年12月5日土曜日

ラッピング始めました。

こんにちは!

金木です。

 前にこんなお問合せがありまして

「プレゼント用にオヤイデのケーブルが欲しい!」

そこで私はハッとしました。


確かにプレゼントでオヤイデのケーブルを貰ったら私だったら凄く嬉しい!


しかし、オヤイデのケーブルをそのまま貰っても何だか味気ないので

秋葉原直営店でのお渡し限定になりますが
ギターケーブル、DJ用ケーブルにピッタリなギフト用ラッピングを用意しました!!





袋のタイプが税別150円
箱のタイプが税別200円です。
お持ち帰り用の袋をどちらか付けてお渡しいたします。


どんなものがギフトにオススメかというと
例えば楽器用ケーブル
個人的にはなにを貰っても凄くうれしいです。
何本あっても困らない!

QAC-222G

線材のアニーリング調整などのチューニングを施すことでレンジ感や引き立たせる帯域を調整し音密度を集中、ギターの実用性を追求したシールドケーブルです。

Force'77G 

FORCE '77G はギター本来の出音を損なうことなく、あくまでケーブルとしての役割を果たすべく、様々なシチュエーションでの使用を想定し且つ、細部に渡り綿密な設計が施された、高性能エクストリーム・ライン・ケーブルです。

G-SPOT CABLE  L-S

ドライ&ナチュラル!楽器本来のサウンドをストレートに伝送。中低域の密度が濃く、太い音 かつ 腰の据わったサウンドです。


そしてDJ用ケーブル
RCAケーブルやXLRケーブルなどいろいろありますが
やっぱりオススメはUSBケーブルでしょう。

d+ USB classB

USB音響機器のマストアイテム d+シリーズ「d+USB class B」Serato Scrach LiveやTRAKTORを使用しているDJ, USBインターフェィスを使用した音楽制作、そして今はやりのPC オーディオの必須アイテムです!


そして新商品!!


d+USB Type-C classB(Type-C to C)

昨今ではオーディオインターフェースにUSB Type-Cを搭載したものも多くなりました。このオーディオインターフェースの多くがバスパワー給電であることもあいまって、変換コネクターを使わずダイレクトにPCとI/Oをつなぐことが実現できる、Type-C to Cのd+USBを望む声が多く寄せられておりました。

オヤイデ電気はこの声に応えd+USB Type-C to C classBを販売致します。

Mac Book Proを使っている方には今後必要になってくること間違いなしです!


もしイヤホンリケーブルや電源ケーブルなどラッピングしてほしい!というお声がありましたらそちらも今後追加していきます。
もちろんプレゼント選びもご相談いただければご案内いたします。
クリスマスも近いので是非お問合せをお待ちしております!

以上!
金木でした!