2011年4月2日土曜日

流行れども廃れぬ商品

はじめまして、齋藤です。


実際店舗に足を運ばれた方はご存知の通り、秋葉原のオヤイデ直売店は狭いです。
ところがどっこい、在庫商品の種類も多く新商品も追加されるため
従業員は陳列の仕方や在庫管理に日々頭を抱えております。
まぁ嬉しい悲鳴と言うやつですね。

オヤイデ電気としても新商品は積極的に前面に展開したいのですが、問題は何を引っ込めるかという点。

「売れる物を前に出し、売れない物は引っ込める」と言うのが店舗商売の定石ですが、
品揃えが豊富なオヤイデではこの「何が売れるのか」が分からないのです。
何バカなことをと思われるかも知れませんが、勤務して一年経った僕が感じている率直な印象です。



特に産業用電線は読めない!!



例えば東日本大震災の影響で最近IV線が飛ぶように売れています。
これはオヤイデに限らず電線業界全体に言える事で、被災地に必要な主要電線や、
工場や流通ラインが被災し供給が追い付いていない商品が品薄になる傾向にあるようです。

IVと言えばこれまでは在庫商品の中でも比較的地味なポジションにあった電線です(笑)
が、先月末は従来の倍近く売れました。
これがもし「IVは比較的売れないからサイズや色を減らそう!」なんて事になっていたら
今頃どこかで困る人が居たかもしれません。
(※これは例え話で、実際にIVの在庫を減らそうと言う話はありませんので悪しからず)



このように

・何かの拍子で必要とされる
・とある商品を昔から買い続けている

と言った「痒いところに手が届く」感を求めてご来店される方も多いように感じます。



最良のレイアウトへの道のりはまだまだ険しそうです。

最後に細やかながら、「要る物を要るだけ」がオヤイデのモットーであり、
必要以上の買い占めや買いだめはお控えくださいますようお願い申し上げます。
皆で力を合わせて被災地域の復興に役立てるよう努めましょう。

それでは。

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