2011年8月20日土曜日

そういう意味では特徴って特徴は無いっちゃ無いけど実は色々あるっちゃある。

皆さんケーブルの違いって何となく判ります?

っていうのは色々あるじゃないですか、ケーブル。正直迷うわけですよ。実際。取り回し重視とか、頑丈なやつ、とか、そして音質ですね。人によって色々とPOINTや好き嫌いがあります。そりゃもうオヤイデさん好き、って言ってくれる人や、オヤイデ無いわ~、なんて言って下さる人、人の思いも千差万別。

でね、やっぱというか世の常というか、色々やってるとパブリック・イメージっつーのも付いて来ますわね。オヤイデの音質はこう、某メーカーの音質はこう、、、みたいな?

ま、ウチに限って云えば元々ケーブル全般を扱うケーブル屋さんだもんで、色んなケーブルを扱っております。そりゃもう、オーディオ用から産業用まで、ありとあらゆるケーブル達です。そんな状況なのでそのケーブルをお選び頂くユーザーの皆様からはおのずと感想やご要望を頂くことになるんですね。

そのユーザーの皆様のフィードバックが更に新しいケーブルを生み出すきっかけとなるのです。恐らく心当たりのあるユーザーさんもいらっしゃるでしょう。

そんなオヤイデ/NEO。目的に合わせて色々な種類と傾向のケーブルをリリースしております。

中でもエレキギターなどの電子楽器用に開発したラインケーブルがありまして、代表的なものでも3種類あります。
Force’77GQAC-202GG-SPOT CABLE。この3種類だけをとっても大きく特徴が異なるんですね。
何が違うのかというと材料の素材と構造くらいなもんなのですが、これらの組み合わせで随分と性格が変わります。

Force’77Gなんかは見た目っから変わってますよぉ。外装シース(表面)がギザギザなの。そのためにちょっと太めに見えながら、ことさら硬いという訳でもない。で錫メッキ銅を編組シールドに使って、編組率も対ノイズと伝導効率を踏まえつつ決めてるのです。プラスαのノイズ対策として半導体層を噛まして、導体を護る絶縁体は若干特殊な素材を使用して、導体の微弱振動をホールドしてるんですね~。

そして導体。意外とココすごい考えました。あ~でもない、こ~でもないと。余談ですが電流というのは線の表皮を流れるという特徴があるんですね。しかしながら素材によってはその伝導効率、スピードが違うものもあります。そこで考えたのがハイブリットOFC。これもね、これまで無かったと云えば嘘になります。しかし、構造、素材からいえばまぁオリジナリティはある程度あるんじゃないかと思います。これがトータル的に良い塩梅でバランスの良い~出音に繋がるんです!

では何故そんな構造・素材にしたのか?。ひとつはケーブルによって楽器の音の性格が変貌しないものが欲しかった(楽器そのものの音をできる限り引き出すように)。もうひとつは環境によってノイズを拾ったりを出来るだけしないものが欲しかった。そしてそれなりに引き回しもしやすく、扱い易いものが欲しかった。

という我が儘なケーブルをギリギリ手の届くコストで作ってご提供したい!というコンセプトのケーブル、それがForce’77Gなのです(一度、お手に取って見てください!)。

QAC-202G!これはもう曰くつきのケーブルです。いろんな意味で。元々80年代に日立ケーブルさんがオーディオ用ケーブルとして発売していたものがオリジナルです。導体はLC-OFCという日立さんご自慢の逸品。これがですね、時代の変遷と共に新しい何かととって変わったのでしょうか。いつしか市場からなくなっていました。

しかし!こちらのケーブルも根強いユーザーの支持があり、あのケーブルは無いのか?何処に行ったら手に入るんだと、そんな声が聞こえて来ました。そうなるとウチとしても要望があるものは売らいでか!と、奮起したのです。

そして日立ケーブルのご協力のもと、数年前よりオヤイデ電気よりリリースという流れを作ることに成功し、人気のラインケーブルとして現在に至っております。

このQAC-202G、くせ者と言っても過言ではないでしょう。何故ならその特徴的な中高域は好き者のユーザーの心を握ったまま離そうとしないのです。そしてそのQACサウンドはアンサンブルの中でも一際光った存在感を放つと云います。

実際QAC-202のプロフェッショナル・ユーザーにはテクニシャンの実に多いこと!ギターやベース、キーボードなど、出音の帯域に特徴のあるケーブルです。姉妹品にQAC-212という太いのもあります!

そしてそして、
G-SPOT CABLEの登場です。この通称Gスポちゃんはまたこれが大人気商品でございましてね、ジャジャ馬娘なのに乗りこなせる的な、実にロッキン且つ扱いやすいエロなケーブルです。構造も至ってシンプル!あ、嘘。こちらもひと捻りあります!とは云えシンプル!

凛として時雨のTKさんやキューミリの菅原さん、exミドリの後藤まりこちゃん、他にも色々な方々に使われているギターケーブルなのです。どうやらギターからエフェクターのところで使うととってもいい感じです!

と、モデルを追うごとに説明が見る見る短くなっておりますがそれにも理由がございまして、単にForce’77Gを一から開発したのが筆者だと、そういうことです。。。

つまり、何が云いたいのかというと!この3モデル、明らかに風体もキャラもコンセプトも素材も結構違う!

なのでお客さん!知り合いたいんです。先ずはアタシ達のことを知って欲しいんです。そして先輩!付き合ってください!

…てなこと云っても所詮、実物を体感しなきゃ何も解らないさ~ね。そんな時は!現在スタジオ・ノアさんやゲートウェイスタジオさんなどでケーブルの貸し出しを行ってたりもしますので、練習がてら気付いたら是非!

もしくは!オヤイデ電気の店舗に来るとまあ色んなケーブルがゴチャゴチャとあるのです。自社製に拘わらず、ベルデンやらモガミやら、プラグとかも結構色々揃っているのでちらっと悩みに来られるってぇのもご一興だと思いますョ!もちろん、ご相談にも乗りますし。

ちょっとまぁウダウダ書いておりますが、本当ケーブルって用途によって色々あるし面白いんで、さあ皆さん、
キョ~めよ!(興味を持てよの意)

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