2013年9月5日木曜日

ポータブルオーディオ自慢!ポタワングランプリ #11!

本日で#11となりましたポタワンGPも遂に佳境!暑かったあの日も今となっては少し懐かしくもあり…ませんね、ませんません、まだ暑いでしね、まあ今日なんかは全国的に雨っぽいんでしょうか?え?そうでもない?まあ何れにしてもですね、地球環境の変化に伴い異常気象が続いておりますが、皆様お気をつけてお過ごしくださいませ。 という訳で進めましょう!

ではsaffronshaさんより「Dual-isobaric system」のご紹介!

システム1
●DAP:Apple iPod touch 5th(ケーブル:VC Lightning - USB 横出しショートケーブル)
●DAC:VC SDT-A10 (OPA 0627AU換装、アンプサンプリング可能)(ケーブル:白髪犬工房謹製分岐mini to mini)
●Biamp:pico power ×2(black:dual isobaric unit用, silver : BA unit用)
●イヤホン:Dual-isobaric earphone (Handmaded by SHIKI)

システム2
●DAP:Fiio X3(ケーブル:白髪犬工房謹製 SalvaNos分岐mini to mini)
●Biamp:Fiio E12 ×2台
●イヤホン:Dual-isobaric earphone (Handmaded by SHIKI)

「イヤホンはDual-isobaric earphoneという特種なイヤホンですので簡単に説明します。
これは、SHIKI氏によるハンドメイドイヤホンで、BA unitとDual-isobaric unitで構成されるハイブリッドイヤホンです。各unitは、コンデンサーを用いた電気的なネットワークを用いず、機械的なネットワークを形成しています。その各unitをそれぞれ独立したアンプで駆動させ(Biamp駆動)、音源に合わせてボリュームを調整することが可能です。据え置きシステムでのバイアンプをイヤホンで実現した画期的なシステムとなっています。また、この「 Dual-isobaric 」イヤホンは、構成するBAドライバの振動板が64チタン振動板に換装されており、また、サブウーハーに相当するDual isobaric unitは、4つのDinamic unitで構成され、理論上は50mmの振動板に相当し、大口径振動板の弱点である動きの緩慢さをisobaric技術によってクリアしています」

「プレーヤーにiPod touch 5thなどiDeviceを使用する場合は、DACとしてVenture Craft製のSDT-A10やADL X1を用い、そこからmini to mini cable(白髪犬工房謹製)で2台のpico powerに接続します。Fiio X3のようにアナログラインアウトがある上流であればどれもシステムが組めます(システム2)。例えば、システム1では、BA unit(高域)を上段のシルバーのpico powerで、Dual-isobaric unit(サブウーハー)用に下段の黒のpico powerでそれぞれ駆動させます。音源に合わせて、両者のアンプのボリュームを微調整すると、まるでマニュアルレンズのフォーカスが合ったときのように、音源にぴったりの音質が得られます。特に生楽器での音源では音の生生しさが特徴的です。私は、古楽演奏でのバロック音楽を愛聴していますが、ガット弦の優雅さ、中でも中低音弦(テオルボやチェロ、ガンバ属など)の響きの豊かさは、胴鳴りも含め格別です。バロック音楽では通奏低音が音楽を生かす欠かせない要素なので、この特質は欠かせません。また、質の高いDual-isobaricの下支えの音が加わることにより、BA unitの高域の響き、鋭さ、残響がより美しく形成されるため、バイオリンのストリングスやナチュラルトランペットが見事に再現されます。肉声はもとより、ワイドレンジで音圧や音質も様々な「楽器の王様」とも言われるパイプオルガンの楽曲でも、イヤホンとは思えないほど音楽性豊に聴け楽しませてくれます。据え置きでしかできなかったバイアンプ運用、それもアイソバリック構成のサブウーハーをポータブルで実現できるおそらく唯一のシステムとしてとても重宝しています。ただ残念なのは、専用のバイアンプがないため、既存のアンプ2台を組み合わせなければならず、ご覧のように多段重ねとなります。Fiio E12はアンプ機能に特化した優れたアンプで重宝します。コンパクトで薄くpico power2台重ねのおおよそ半分のサイズとなります。E12でも良いのですが、できれば2台重ねではなく、ポータビリティが高く、コンパクトで良質の専用バイアンプを作って戴けると有り難いなと願っています。尚、音源は主にPCMで、ALACかFLAC。DACにSDT-A10を使う時は、アップサンプリング機能を利用しています」

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Akane mizuharaさんからの投稿こちら!

●PCDP:Pioneer loopMaster(Joe Casely-Hayfordモデル)
●ヘッドフォン:SENNHEISER HD449
●電源:高性能アルカリ乾電池(illust by 西又葵)

「最近は高級DAPが流行りですが、CDにこだわる自分はポータブルCDプレイヤーを使用しています。一年ほどかけて色々試した結果、ヘッドフォンはこちらのHD449に。音はかなりフラットでボーカルの美しさ、清純さを聞き取りやすいです。電源にもこだわっていて、よく使われる充電式の乾電池ではなく、コスパを度外視して高性能アルカリ乾電池を使用しています。パッケージで「高性能」と謳われているだけあって、そこらの充電式電池では出せない音を鳴らしてくれます。週末にはよくこの構成を持ちだしてカフェなどへ行き心から愛するロックなんかを聴きながら、愛読している雑誌を読んでいます」

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本日ラストはAiris Log 管理人@irslogさんから!

●DAP:Galaxy S3α(Andoroid 4.1)
●DAC:xDuoo XP-1(DAPとUSBを使用して接続)
●Cable:パラジウム製 ステレオミニ to RCA
●AMP:The L3(外部バッテリー14.4V駆動)
(earphone:JH13Pro旧型)

「アンドロイド端末を使用してUSBDACをポータブルで使用するというのが今回の趣旨ですが
iBassoのD12や青シャーなどは安定した動作を確認できたためものとしては面白いと思います。Galaxy S3αは直挿しでもイヤホンで鳴らすならばそれなりの音(AK100には性能上では二歩程度届きませんが)を聞けますし外部SDで64GBまで容量を追加できます。今回試したXP-1はxDuoo社のUSBDACですが歪はすくなくOPA627の色が乗ったDACでユニークなものでありました。Androidを使用したオーディオでは端末によるところもありますが電力供給面に多少難がありxduooのDACについていえば安定して動作しにくい印象がありました。運用上、工夫や努力が必要な機種もありますがポータブルで使用できるDACの選択肢が広がりますので面白みも多少はあると思います。興味があればいかがでしょうか?」
参考:http://airislog.ldblog.jp/archives/26944800.html

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