楽器ユーザーの皆様、こんばんは。
今回は「超マニアックなケーブルの作り方」をご紹介します。
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最近、オヤイデ電気でも取り扱い始めた「モガミ 3368」はもう試されましたか?
↓コレ
モガミ電線の新製品!モガミの楽器用ケーブルはこれが3種類目。 |
従来のベストセラー製品のギターケーブルとして「2524」が存在しておりましたが、
「3368」は2524と一線を画したクオリティとなっております。
その音質傾向は「超フラット!」
レンジ感は楽器に最適と言える程々さにまとまっており、音抜けや音圧も申し分ないです。
発売してから゛約8ヶ月゛という期間で、既に各方面から絶賛の声も挙がっております。
まずは是非一度音を聞いてみてください!
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今回はその「モガミ 3368」を使った裏技をご紹介します。
必要な物はコチラ。
無ハンダ構造のケーブルで有名なGeorgeL'sのプラグを使います!
サイズは太めのケーブルが入る「225 真鍮無メッキ・ストレッチプラグ」を使います。
普通に使おうと思ったら絶対に使えないこのプラグ。。。
何故このプラグを使うのかというと、理由は2つあります。
★無ハンダ構造なので、ハンダによる音質ロスが最低限に抑えられます。
★真鍮無メッキプラグなので、メッキによる音質変化を排除することが出来ます。
もともと素晴らしい音質の3368に無ハンダ・無メッキのプラグを使えれば
此れ即ち、「超ダイレクトなサウンドが得られるケーブル」が出来上がっちゃいます!!!
既にテンションMAXですが、早速製作方法について解説したいと思います。
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①:ケーブルの被覆を31mm剥きます。シールドはそのまま。
本来はGeorgeL'sプラグのイモネジでグラウンド側まで貫通させるところですが、 外形的に入らない&PVC層が厚いので貫通できません。 被覆を向くと約6mmになり、GeorgeL's 225のサイズとほぼ同等になります。 このサイズが重要で、このサイズがあったからGeorgeL's 225プラグが使えるとも言えます。 |
②:シールド部を固定する為に肉薄なフッ素テープを1周巻きます。
テープを巻く場所は自由ですが、全体に巻いてあると作りやすいです。 1周巻かなくても、ほどけれなければOK。 逆に1周以上するとプラグに入れにくくなります。 画像のように一部巻かなくても、差し込む際に形が崩れなければ問題ないです。 もちろん全体を1周巻いた方が形は崩れにくいです。 |
ビニールテープだとちょっと厚みがあるので難しいと思います。
強引にシールド部にマニキュアとか浸透させて固定しても作れそうですが、厚みと形の維持だけは注意してください!
③:プラグにケーブルをねじ込みます。
31mm綺麗に剥けてれば綺麗に入ります。 この後収縮チューブで処理をするので、少しシールド部が見えてても使用上は問題ないですが、 耐久性を考えればシールドが見えないぐらいにぴったりにしておくと良いでしょう。 |
③:プラグとケーブルの境目を収縮チューブで固定します。
画像では接着剤付き収縮チューブでがっちり固定してます。 サイズはHSTTVA-50-Yの12mmのものを半分(約7cm)に切って使ってます。 もしくは3倍収縮のスミチューブB2 18/6を使ってもしっかり固定されます。 |
③:完成!!!!
ケーブルの被覆はないも同然なので、 マイナスのネジは殆ど締めなくても簡単に導通します。 ケーブル固定用の目的も兼ねて画像ぐらいまで締め込んでもOKです。 |
肝心な音質は前述の通りですが、、、
様々なケーブルが存在する中でも、ピッキングの反応速度と生々しさは圧倒的です。
メッキが無くなり音の曇は晴れて、ハンダがなくなったことで音のスピード感が向上。
3368のケーブル特性自体がワイドレンジではないので、
3368の持つ丁度良い帯域の中で倍音が溢れてくる印象です。
無メッキプラグ・・・おそるべし!
あ、ちなみに無メッキの表面コンディションを保つ為にこちらの研磨剤入りポリマールクロスを是非ご一緒にどうぞ!
他にもアイデア次第で使えるケーブルがあるかもしれませんよ!
例えば同じ方法でGeorgeL's 155プラグにFTVS-305も使えましたが、、、こちらはちょっとコツは要りました。
ケーブルは情報を伝達するだけなので、楽器用ケーブルは音さえ鳴れば何でもアリ!
自分なりの面白いアイデアを存分に発揮してくださいね!
もし作り方について不安などあったらお店で直接聞いちゃってくださいね。
原田でした。
シールドが不調なので、次のシールドはこの記事を参考に作ってみたいと思います!
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