2015年1月8日木曜日

SK pota laboのS(試聴)K(コーナー) ota labo

お久しぶりです、齋藤薫です。


2014年年末から、オヤイデ電気直営店では


という新たなブランドが誕生致しました。


秋葉原店舗スタッフの鈴木によるハンドメイドケーブルです。
そう、電線屋によるハンドメイドケーブルです!



リーズナブルかつ美しい編み込みの本製品、
第一弾は市場ではあまり無かったバランス接続仕様ケーブルになります。




ポータブル界でバランス接続が日の目を浴びるようになったきっかけとして
Astell & Kern社の現行AKシリーズの登場が大きい事でしょう。
そのバランス接続で一体どのような恩恵が得られるのか!




バランス接続には……

               
・アンプへの負荷を低減により、再生音の再現性向上
               
・クロストーク(LRの相互干渉による信号の混じり)の減少
   

などの利点があります。

音元出版様のオーディオ情報サイトPhile-webにてとても解かりやすいバランス駆動についての記事が掲載されておりました。
私もこの高橋敦さんの記事を拝見させて頂き理解が深まりました。
この記事の冒頭にも御座いますように、バランス駆動という名前は確かに
キャッチーさに欠けますね……


百聞は一聴にしかず、という事で
SK pota laboの試聴を行いました!

今回バランス接続用として、
ご存じAstell&Kern社現行AKシリーズに採用された2.5mm4極
そしてSK potalaboのラインナップにも御座います、
4pin角型バランス接続端子(私共はアイリスコネクタと呼んでおります。)
こちらをAK100IIと、入出力両方にアイリスコネクタが備わったCypher Labs社AlgoRhythm Duetに接続

こちらの2機種を使い、試聴してみました。




~バランス接続の印象~
音場がぐっと広くなり、かつ繊細な音の表現もしっかりとし、
ハッキリとしたアタックに加え自然なディケイでした。
さらに、試したケーブルはこちらの艶やかに編み込まれた4製品の仕様、
線材ごとのバランス接続で拝聴致しました感想をば少々……

SK-02
プラグ:   IRIS
コネクタ: MMCX
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(ブラック)
長さ:      120cm

密度のある中低域ある。再現率が高い。

さ行が刺さっていたように感じられた音が一変、包み込むような高域(さ行に包まれる)。

男性ボーカルものならより濃厚に、女性ボーカルものになると脳に語り掛けるよう。






SK-03
プラグ:   2.5mm4極
コネクタ: MMCX
ケーブル:Aug 0.3φ(クリアー)
長さ:      120cm

単線が功を奏してか、スピード感が心地良く、しっかり深く鳴らしてくれる。

刺さらないが伸びやかな高域、持ち上がるようなベースがイイっ!

ビブラートの震えも明瞭。





SK-04
プラグ:   IRIS
コネクタ: MMCX
ケーブル:銀メッキOCC 0.12SQ(クリアー)
長さ:      120cm

低域に寄りがちではあるものの跳ねるようなニュアンスとかっちりとしたレンジ感があった。

ジュンフロン線と似ている部分もあるが、分離感がよりはっきりしている印象。

同じ銀メッキでも高域の印象は強くなくピラミッドが崩れていない。





SK-m1
プラグ:   2.5mm4極→IRIS
ケーブル:ジュンフロン銀メッキ0.08SQ(クリアー)
長さ:      8cm

バランスからバランスへの接続となる本製品、ロスが少なく音に太さを感じた。

この価格で?いやいや!侮ることなかれ!






素晴らしい編み込みに自社自賛でございます。

線材のみならず撚りの細やかさも音に影響していることでしょう。



今回私、齊藤が試聴したのはMMCXコネクタが採用されているモデル!

他にも第二弾としてアンバランス(3.5ステレオミニプラグ)タイプのものが販売されています!

第二弾のMMCX型コネクタ搭載モデルSK-10SK-11に関しては、

皆様ご存じ!弊社のミジンコこと、荒川が試聴レビューを書いておりますので掲載したいと思いますよ!

それでは!オーディオみじんこ荒川の

孤独のサウンドグルメ!(比較試聴)

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SK-10(P-3.5AP 金パラジウムメッキプラグver.


比較対象のベースとなるリケーブルは、シュアーSEシリーズに各々付属している純正品。シュアー“SE215”との組み合わせでは、純正品に比べてドラムスの聞こえがドスンドスンと3割増で、215SPEを使っているかのような感覚になる。すっきり感では純正品優勢、ゴリッと一発押しの強さが欲しい人にはSK-10(AP)がうってつけ。 “SE535LTD”では、同機の持つ高域のきらびやかさが突き抜けるのではなく、適度なアクと膨らみを持って耳のまわりを包み込むような感じに変化。やっぱりこれはパラジウムメッキ特有の位相が作為的に誇張された、ある種の瞑想世界というか、サイケデリックな音世界が展開されます。トップエンドモデル“SE846”とSK-10(AP)との組み合わせは、シンバルの金属音がパシーンと強調。これを騒がしいととるか、心地よいととるかは聴いた人次第だけど、横浜家系ラーメンが大好きな、脂身と粗引きコショウたっぷりな、うま味と刺激がほしい御仁にはぜひお勧めです。ボーカルに付随する独特のエコー感、これまたパラジウムの仕業なり。
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SK-11(P-3.5PP プラチナパラジウムメッキプラグver.



プラチナと言えば金より高価な貴金属。高級感ありまくりのメッキ素材ですが実際に音もゴージャスでリッチ。 SK-11(PP)を“SE215”に組み合わせると、あっという間に846に様変わり!というのは言い過ぎかもしれないけど、一瞬そう思ったくらい音数が増えます。適度な温度感を加味しつつも、素直にゴージャスさが増した印象があります。535LTDでは、弦の艶やかさが純正品に比べて1.5割増し。元々高域過剰気味の535LTDの特長がさらに助長され、むしろ過剰なくらい。色付けには違いないので、原音再生でいうと純正品が正しいのかもしれないけど、お好み焼きを醤油で食べるかソースで食べるか、ケチャップやマヨネーズをどれだけ掛けるかは本人の気分次第なので、これはこれで楽しいんじゃないかな。SK-11(PP)は調味料でいうと、ピリッと爽やか、さしずめ柚子胡椒か。SE846と組み合わせると、壁コンセントR1や電源ケーブルTUNAMI GPX-Rなどプラチナメッキもの典型の華やかなで好まれやすい音。でも長時間では聴き疲れするので、刺激がほしい時にSK-11(PP)をっていうのが、みじんこ的お勧めかなと。なお、SK-10(AP)SK-11(PP)も、純正品に比して硬めのケーブルで、初期状態では音も硬め。本領発揮には20時間程度の鳴らし込み(エージング)が必要。
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とまぁ、見事なミジンコ節ですね!

しかし!あくまで主役はSK pota labo!


お店ではドンっとSK pota labコーナーを設置致しますのでジェヒ試聴してくだしゃい!

以上、S(試聴)K(コーナー) ota labでした!
ん?試聴コーナーってSCじゃないか!?
やっちまった~

齋藤でした☆


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