(2020/3/16更新)
L111廃盤に伴い、オヤイデ電気が技術継承を行い、L111をブラッシュアップ!
新製品「P-6.3 SuperSlimSeries」が登場!
詳しくはブログ記事にて紹介! |
日の出光機製作所の超小型L字フォンプラグ
"L111"が取り扱い開始!!
「プラグ本体」と「絶縁カバー」のパーツで構成されています。 |
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■「日の出光機製作所」とは?
日の出光機製作所は物作り最前線40余年、
品質、生産性の向上に努める姿勢を全従業員一丸となって実践している”同軸ケーブル加工”を専門としている。
社内で一貫生産を行うことで中間マージンを下げ、精度の高いMADE IN JAPAN製品を生み出しています。
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■「L111」の特徴
一番の特徴はこの「超軽量・超小型!」な構造!
こちらのプラグ、なんと重量が14.7g!!
多くの人が使っているであろう「Switchcraft #226」L型プラグは24.2g。
ストレートタイプの「Switchcraft #280」は29.2g。。。2倍重いですね。
エフェクターボードで多用してしまうと、プラグによってかなり重量差が出てしまうことでしょう。
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そして寸法自体も超小型!
細かく実寸で測ってありますので、
是非お使いのプラグと比較してみてください!
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■「L111」の構造
「チップ」と「ハンダ付け部」が"削り出し構造"になっており、
機械的強度とロスのない伝送特性を兼ね備えております。
チップ部の写真 |
ハンダ付けする箇所は下記の写真の通り!
■チップ■
真鍮のナットでチップが取り付けられているのが分かりますが、 ここにハンダ付けをします。 |
写真のように予備半田を施してみると、綺麗に半田が乗るのが分かります。 |
■コールド■
コネクターから飛び出ている「真鍮部」が コールド部の半田付け箇所になります。 |
これらを踏まえて実際の作り方を紹介したいと思います!
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■「L111」の作り方
こちら3398-SYを使用します。 L111は「Mサイズ」をご使用ください。 |
仕入れる前に色んなケーブルで試行錯誤してみましたが、
今回はオヤイデ電気の線材の中でも安定して作ることができた、
102SSC導体を使用した1芯シールド「3398-SY」を使った作り方をご紹介致します!
【1】被覆を約18mm剥きます。
102SSC導体は天然ダイアモンドで導体をピーリングをしているので、 剥いた瞬間に"銅線の輝き"が際立っております。 |
【2】シールドを軽くほぐします。
【3】絶縁体に巻き付けます。
巻き付けの長さは約5mm。 外径が4mm以下になるような意識で巻いて下さい。 |
【4】中心導体を5mm~7mm剥き、差し込みます。
中心の真鍮ナットと同じ長さだけ剥きます。 長く剥き過ぎるとマイナス部分と接触してしまいます。 |
差し込んだ際に、真鍮部にシールドが全て隠れてることを確認しましょう。 被覆が入っていれば耐久性が保てます。 |
【5】半田付けをする
中心導体を半田づけする際、銅線と真鍮部分を一緒に温めるようにします。 シールド部も同様に、銅線と真鍮部分を一緒に温めましょう。 |
また半田付け前に中心導体は予備ハンダしておくとベストです。
【6】蓋をする
黒い樹脂パーツをはめます。 樹脂自体はジャストサイズになっているので、 プラスチックハンマーなどで軽く叩くと簡単に取り付けができます。 |
画像は約5cmのパッチケーブル |
かなりコンパクトに仕上がりました!
半田付けで加工をしますので、耐久性もばっちりです。
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超小型でも高品質・高音質を兼ね備えており、
今後パッチケーブルのスタンダードプラグになっていくのではないでしょうか?
これだけ高性能なプラグが1個¥400(税別)!
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是非チェックしてみてください!
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他にもオヤイデ電気ならではの提案も用意しておりますが、
これはまたの機会にご紹介致します。
裏技的な作り方も・・・ |
以上、原田でした。
L111のLサイズの入荷時期は未定でしょうか?
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